活動レポート ~活動実績のご紹介~

子どもサポート基金助成団体レポート

子どもサポート基金の助成先団体の活動レポートをご紹介しています。
>子どもサポート基金について

>2012年度第3期

特定非営利活動法人にじいろクレヨン

『ずんだ会』を通しての住民主体コミュニティ形成事業
石巻市の仮設住宅団地集会所(蛇田北部2号公園仮設住宅[23世帯]・旭化成パワーデバイス仮設住宅[200世帯])において、子どもを軸としたコミュニティ形成のサポートを行うことを目的とし、『ずんだ会(お茶会)』を全24回、仮設住民主体のイベントを6回、企画・開催する。石巻市の仮設住宅団地集会所(蛇田北部2号公園仮設住宅[23世帯]・旭化成パワーデバイス仮設住宅[200世帯])において、子どもを軸としたコミュニティ形成のサポートを行うことを目的とし、『ずんだ会(お茶会)』を全24回、仮設住民主体のイベントを6回、企画・開催する。

基本情報

活動地域 宮城県石巻市  
活動人数 297名

写真

活動の背景/内容

活動の内容

【活動の背景】
現在、石巻市では、被災した人々の多くは仮設住宅で生活しており、その中には子どもたちも含まれている。石巻市の被災地域は、沿岸部全域におよび(7,000世帯が仮設住宅)、既存のコミュニティを崩して仮設住宅に入居した。そのため、すべての仮設住宅団地で自治会組織があるわけではなく、さらに子ども会などの子どもを見守り、地域で育てるという機能・役割を果たす組織も現状では皆無である。

今後、子どもたちの健全育成をはかるために、子どもたちが安心して安全に過ごせる居場所を、地域に住む人々と共に作っていくことが必要である。

【活動の内容】
蛇田1号公園仮設住宅(ずんだ会) 全5回 (子供総計 12人 大人総計 15人) 総計27人
蛇田2号公園仮設住宅(ずんだ会) 全8回 (子供総計 44人 大人総計 88人) 総計132人
旭化成パワーデバイス(ずんだ会) 全10回 (子供総計75人  大人総計63人)  総計138人

* 蛇田北部2号公園仮設住宅クリスマス会: 参加人数 子供9人 大人2名
* 蛇田北部f2号公園仮設住宅忘年会 :   参加人数 子供2人  大人26人

平成24年~
10月13日 旭化成パワーデバイス(ずんだ会):  増やし鬼・四葉クローバー探し・ビーズ・粘土・おりがみ
10月14日 蛇田北部2号公園仮設住宅(ずんだ秋祭り): サンマ塩焼き・豚汁・雑談・ボール遊び・鬼ごっこ・縄跳び

10月20日 旭化成パワーデバイス(ずんだ会):  シャボン玉・粘土・風船
10月21日 蛇田北部1号公園仮設住宅(ずんだ会): 茶飲み会
11月11日 蛇田北部2号公園仮設住宅(ずんだ会):  ミサンガ作り・しりとりキャッチボール・グラグラハム太郎・ パズル
11月24日 旭化成パワーデバイス(ずんだ会):クリスマスカード作り・絵手紙・名刺作り・風船バレー・ドッジボール
11月25日 蛇田北部2号公園仮設住宅(ずんだ会):  ランチ・手紙教室・ボール遊び・ドッジボール
11月25日 蛇田北部1号公園仮設住宅(ずんだ会):  ヒヤリング・手づくりカレンダー打ち合わせ
12月 2日 蛇田北部2号公園仮設住宅(ずんだ会):  忘年会の話し合い
12月 2日 蛇田北部1号公園仮設住宅(ずんだ会):  お茶飲み・自己紹介・スパゲッティー作り・カレンダー作り・
12月 8日 旭化成パワーデバイス(ずんだ会):  つむつむももじり・心理テスト・年賀状作り・風船バレー・ビーズ
12月16日 蛇田北部2号公園仮設住宅(ずんだ会):  大人忘年会
12月22日 旭化成パワーデバイス(ずんだ会):  クリスマスリース作り・カルタ
12月23日 蛇田北部2号公園仮設住宅(ずんだ会) こどもクリスマス会:  ダンス・クイズ・カレーライス・クッキー作り・ビンゴ大会・

平成25年~
1月 12日 旭化成パワーデバイス(ずんだ会):  カルタ・トランプ・ボール・粘土・色鬼・かけっこ
1月 20日 蛇田北部2号公園仮設住宅(ずんだ会):  ヒヤリング・ランチ
1月 26日 旭化成パワーデバイス(ずんだ会):  カルタ・トランプ・ボール・粘土・色鬼・かけっこ
2月  3日 蛇田北部1号公園仮設住宅(ずんだ会):  お茶飲み・おりがみ雛作り
2月  3日 蛇田北部2号公園仮設住宅(ずんだ会):  カルタ・サッカー・ドッジボール・お絵描き
2月  9日 旭化成パワーデバイス(ずんだ会):  風船バレー・雛作り・目隠し鬼
3月 16日 旭化成パワーデバイス(ずんだ会): サッカー・ジュース作り・かくれんぼ・トランプ・お絵描き・鬼ごっこ
3月 17日 蛇田北部2号公園(ずんだ会):  カルタ・サッカー・ドッジボール・お絵描き

活動の成果

活動を定期的にすることで仮設住宅に住む方々、また近隣住民の認知度が高まり、活動時間になると仮設住宅から出て来てくれる方が増えた。また、集会所や談話室まで子供を送迎してくださる保護者が増え、活動の回数を重ねるうちに子どもたちの個性や得意分野が見え、その子に適した遊びを提供することができるようになった。曜日ごとの定期活動のため、参加するメンバーは、同じ子どもたちと触れ合うことになり、そのため、参加するメンバーのことを子どもたちが覚えてくれるようになり、信頼関係ができ、子どもたちは、安心して遊ぶことができるようになった。同様に仮設住宅に住む方の話し相手になることで、地域の人々とのコミュニケーションの機会が増え、仮設住宅に住むストレスの捌け口となり、悩みや苦悩の相談を受けたこともあった。

【寄付者へのメッセージ】
お陰様で、仮設住宅の方々と子供達との関係も良くなり、見守りのある環境が少しずつできてきました。我々にじいろクレヨンは10年間活動を続けていきます。今後とも「にじいろクレヨン」を末永くご支援いただきますようよろしくお願い申し上げます。

年度別 助成団体活動レポート一覧

お問い合わせ
〒105-7535 東京都港区海岸1丁目7番1号
東京ポートシティ竹芝オフィスタワー


メールでのお問い合わせ

このサイトについて個人情報の取り扱いについて免責事項よくあるご質問財団についてお問い合わせサイトマップ