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子どもサポート基金助成団体レポート

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>2013年度第4期

特定非営利活動法人 やまがた育児サークルランド

長期避難家庭への子ども・子育て応援プロジェクト
避難家庭の子どもとその保護者の子育てを支援するため、気がねなく集まって交流できる場を設置した。一時保育、親子サロン、子ども向けプログラム、就業支援等、長期化する避難生活に伴って出てくるニーズに迅速に対応できる地域での子育て支援体制を整えるため、各地の子育て支援団体との情報交換を行った。避難元に帰る家庭のための支援のため、現地の子育て支援者との連絡調整体制づくりを行った。

基本情報

活動期間 2013年4月~2013年9月 計123日間
活動地域 山形県山形市  
支援人数 山形でのサロン、ひろばの活動参加者1,027名
活動人数 スタッフ15名、ボランティア46名
連携団体 NPO法人ビーンズふくしま
NPO法人せたがや子育てネット、新宿区子育てひろば「ゆったりーの」(以上東京都)
NPO法人マミーズ・ネット

写真

  • 福島の支援者との研修交流会
  • 除染情報プラザ視察

活動の背景/内容

活動の内容

大震災後2年半が経過したが、山形県内には依然として7,171人の避難者がいる(9/25現在)。山形・米沢では福島市からの自主避難者が多く、東京都、新潟県、北海道他全国にわたって避難家庭が存在している。特徴的なのは、仕事を持つ父親を福島に残してきた母子世帯が多いことだ。山形ではピーク時の約13,000人から半数になり、時間が経つにつれもとの居住地に戻る人が多くなってきている。一方、避難生活が長期化し、家族を避難先に呼び寄せる人、避難先で就職する人、離婚家庭等もみられる。孤立している家庭の存在や重篤なケースも現れている。

慣れない土地で幼い子を抱える生活では、孤立や経済的不安、夫婦の別居による不安定な家族関係によって今後児童虐待につながる危険性をはらむ。このため、孤立や虐待を予防し、悩みに寄り添う子育て支援を目指して活動している。

さらに、避難前の元のコミュニティとの関係はたいへん難しく、福島に戻るかどうかという悩みは深刻である。戻った子育て家庭の支援を視野に入れ、避難元の子育て支援者との連携が必要である。

活動の内容

山形県内での避難家庭支援については、震災後から現在に至るまで、子育てサロン開催、当事者サークルの立ち上げと運営支援、グループワーク、常設の子育てひろばの運営(居場所づくり)他を継続して行ってきた。

サポート基金4期では、旅費をいただいて、情報交換、視察研修、全国各地との連携体制づくりを行い、支援者同士の情報交換会議を開催し、今後の避難家庭へのより良い支援の在り方を検討し、ノウハウの共有と災害においての避難家庭支援への活動モデル作成に努めた。福島県内、北海道札幌市、山形市、米沢市、新潟県新潟市、上越市、東京都新宿区、福島県内各団体等の団体と連携を図った。

(1)ままカフェ@東京

東京での支援者のネットワークを形成するため、1、2か月に一回程度、情報交換や連絡調整、支援内容の検討会に参加した。(4/15  6/24 7/24  8/20  9/9)

(2)ヒアリング、情報収集等

4/7 福島 ワークショップ参加

5/26 特定非営利活動法人ホームスタート・ジャパン

7/9  東京都内子ども家庭支援センター、埼玉県内の支援の現状

東京都・福島県の活動者の視察受け入れ

(3)Fumiyaねっと

福島県、宮城県、山形県の子育て支援者のネットワークを形成し、2~3か月に一回定例会を開催し、山形県の団体として参画した。  7/3

活動の成果

山形県は被災3県を除き避難家庭を一番受け入れたが、避難元に戻る人も出てきており、現在では東京都に次いで2番目の数となっている。避難家庭は、山形県でも山形市、米沢市に集中していたため、この地で長く活動をしてきた当団体が、ノウハウを生かして子育て支援に取り組むこととなった。この活動について、各地の子育て支援団体や活動者に報告することで、下記のような声があった。

・様々な種類の活動をきめこまやかに行っていて参考になった。

・避難家庭の実情については、報道などで知る以外に何も情報がなかった。直接親子に接している人に話を聞くことができて、現状がわかった。

・長期間、家族と離れている子どもの様子が心配であり、今後の支援が非常に大切だ。

・避難しないで地元に残っている親子に接してきた。避難先ではのびのびと暮らしているのだと思っていたので、様々な悩みを抱えていると聞いてショックを受けた。

避難者数の減少により、活動のための予算が削られてきております。そんな中、この助成金を頂戴できたことで、子育て支援者と有益な情報交換をすることができました。福島県内の子育て支援者とは、平成25年度内に3回の研修交流会をもつこととなっています。今後もこれまでのご寄付に感謝しつつ努めていきたいと考えております。ほんとうにありがとうございました。

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