活動レポート ~活動実績のご紹介~

子どもサポート基金助成団体レポート

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一般社団法人Bridge for Fukushima

福島県出身大学生リーダー人材育成事業
福島県内から首都圏、他県から福島県内に進学した学生らを対象に、進学後も継続的に復興や地域課題にかかわりを持ち続け活動の場を提供し続け、地域人材として必要な知識を身に付けるプラットフォームを構築します

基本情報

活動期間 2018年4月1日~2019年3月31日(複数年助成3年目)
活動地域 福島県福島市  
支援人数 高校生50名、大学生110名
活動人数 団体スタッフ5名、ボランティア20名(延べ25名)

写真

活動の背景/内容

活動の内容

大学卒業後も福島の復興や地域課題に関わりたいとの結果が出ているものの、これらの事業を行っている団体は少なく、福島の活動に関わりたい大学生が活動できていないという声が大学生メンバーからありました。

高校生時代に活発に活動していた活動が途切れることなくできるよう、また活動している高校生の伴走ができるような場が必要とされています。

活動の内容

4月の活動

・大学生継続事業「花想い」実施・大学に進学した新1年生を含めたBFF大学生チームの結成

・年間活動についての打ち合わせ

・第1回大学生作戦会議(4月26日)@東京

5月の活動

・第1回大学生メンター研修(5月24日@東京)

6月の活動

・大学生による高校生向けメンタリング開始

・大学生による新規事業「あすびと×BFFキャンプ」開始

7月の活動

・大学生による高校生向けメンタリング

・大学生向けメンタリング相談会

・大学生新規事業「岡山水害ボランティア」開始

8月の活動

・第2回大学生メンター研修(8月2日)@東京

・大学生新規事業「あすびと×BFFキャンプ」実施(8月17日~18日)@福島

・大学生新規事業「岡山水害ボランティア」実施

9月の活動

・大学生による新規事業「教育関係者向け課題検討会」の企画開始

・大学生による高校生向けメンタリング

10月の活動

・大学生による高校生向けメンタリング

・大学生向けメンタリング相談会

11月の活動

・大学生による高校生向けメンタリング

・大学生向けメンタリング相談会

12月の活動

・ガチなお節をDIYする会(12月29日~30日)

・ギャザリング合宿の実施(12月30日~31日)

・大学生による高校生向けメンタリング

1月の活動

・大学生による高校生向けメンタリング

・大学生向けメンタリング相談会

2月の活動

・プロジェクトプランニング研修(SWOT分析、PEST分析)

・地域外研修(参加型視察プログラム@石垣)実施

・大学生、高校生インターン3名(前半)

3月の活動

・地域外研修(参加型視察プログラム@津和野)実施

・大学生、高校生インターン3名(後半)

・MostLikelytoSucceed第2回実施。

活動の成果

定量的な成果

①(目標)90名の大学生の参加

➡(結果)全体で110名程度の大学生が参加している。(Facebookのグループでの参加は90名、その他直接関りのある大学生が20名程度いる)大学生の中でもコミュニティができ、紹介という形で新規の大学生メンバーが参加するようになり、計画通りの結果といえる。

②(目標)3名の社会課題解決関連のゲストの招聘

➡(結果)現地にて3名の方に来ていただき社会課題をどのように捉え活動しているのか、また福島にてどのような活動が今後行っていけるのかについてアドバイスをいただくことができた。また、ゲストと継続的な関係が続き、次年度の活動の広がりが伺える。

③(目標)人材育成の評価指標が明確になっており、年度初めと年 度 終わりに実施し、比較を行っている。

➡(結果)2年目で目標を達成していることから、現行の第1弾の評価指標を基に、より実情に即した評価指標へ細かい点でバージョンアップをっていめ、計画ったといえる。

④(目標)15名の大学生が活動をする。大学生チーム35名に「高 校 生 メ ン ターとしての当事者意識」が身についている。

➡(結果)目標人数を達成し、計画通りだったといえる。特にメンター活動については、大学生メンバーが増えたことにより進学先が多様になり、高校生からも大学の話を聞きたいという要望が増え、メンター活動が活発になっている。

直面している課題など

高校生時代に大学生にメンタリングをしてもらった学生が、大学生になりメンターとなるという循環ができてきている一方、高校生事業が始まってから継続的に関わっている大学生が卒業を迎え、メンターのノウハウの蓄積が課題となっている。

高校生のニーズに合わせて行ってきたことから、統一されたメンタリングの形を作ることが難しいこと、言語化できない感情や雰囲気での高校生の把握等があり、個人のメンタリングスキルとしては向上していくが、共有しにくいという課題が残った。

今年度メンター研修として現状の整理をしていただいたが、今後はノウハウの共有という観点でメンタリング活動を質の高いものにしていけるようにしたい。

日頃よりご支援いただき誠にありがとうございます。

3年継続の3年目を終え、大学生の活動の質の向上、またメンタリングをしてもらっていた高校生から大学生メンターへのステップアップなど大きな循環が生まれました。

3月には初めての卒業生を送り出し、彼らの新しいチャレンジを見守り、引き続き次の世代の応援をしていきたいと思います。

ご支援いただきました皆さまに厚く御礼申し上げます。

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