活動レポート ~活動実績のご紹介~

活動報告会開催のご報告と御礼

2014年11月10日

その他

活動報告会開催のご報告と御礼

日時

2014年11月9日(日)
第一部・活動報告:14:00-16:00
第二部・交流会 :16:00-17:30(参加任意)

場所

東京汐留ビルディング25階(東京都港区東新橋1-9-1)

参加者数

91名 ※関係者含む

当日式次第

1.開会あいさつ
2.これまでの当財団の支援活動のあゆみ
3.支援活動別活動報告
高校生対象給付型奨学金「まなべる基金」元奨学生からの発表
支援団体向け助成「子どもサポート基金」助成先、特定非営利活動法人アスイクからの活動報告
未来の福島を支える子どもたちの成長を支援する「福島こども力プロジェクト」参加団体、いわき志塾からの活動報告
4.今後の予定について
5.財務報告
6.おわりに

2014年11月9日(日)、設立から3年が経過した当財団のこれまでの歩みと、支援を受けた方からの声をご紹介する活動報告会を開催いたしました。 事前にお申し込みをいただいた多くの方にご来場をいただき、無事に終了することができました。 ご来場くださいました皆さま、並びに本会開催にあたり多方面にてご支援、ご協力くださいましたすべての皆さまに御礼申し上げ、開催のご報告とさせていただきます。

内容

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これまでの支援活動のあゆみ

設立から3年半、当財団がこれまでに実施してきた復興支援活動についてご報告をさせていただきました。 
「子どもたちが夢と希望を育む環境を実現する」ことを活動理念とする当財団では、復興の段階に応じて支援活動を見直しながら、我々が出来ることをするのではなく、被災地で本当に必要とされていることの実施に向け、今後も活動に取り組んでいくとご説明させていただきました。

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「まなべる基金」元奨学生からの発表

高校生対象給付型奨学金「まなべる基金」第一期生として奨学金を受給し高校を卒業した、宮城県石巻出身の鈴木利英さんに、寄附者の皆さまに向けての発表をしていただきました。利英さんは震災で小学生だった弟さんを亡くしています。弟さんを捜索してくれた消防士を追いかけて、 今年の春に消防士に合格しました。
「高校では野球部の主将を務め、引退と同時に消防士の採用試験に向けて猛勉強する充実した日々でした。 奨学金は、参考書の購入や、無料対策講座を受講するための交通費などに使わせていただきました。これからは消防士として、震災を経験した自分だからこそ伝えられることがあると思っています。」と発表してくれました。

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「子どもサポート基金」助成先からの活動報告
支援団体向け助成「子どもサポート基金」の助成先である「NPO法人アスイク」代表理事 大橋 雄介さまより、助成対象となった、仮設住宅などで暮らす子どものための居場所づくり、学習サポート活動について、その内容と実施状況をご報告いただきました。
受益者の数は震災後の2011年から毎年増えているため、助成金だけではなく行政との協働なども推進しながら、今後も活動を継続していくというお話をいただきました。
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「福島こども力プロジェクト」参加団体からの発表

さまざまな体験活動を通じ、未来の福島を支える子どもの成長を支援する「福島こども力プロジェクト」からは、参加団体の「いわき志塾」を代表して、中学3年生の石澤栞夏さんが、ご自身で用意されたパワーポイントの資料を投影して活動紹介を行いました。
いわき志塾では、復興を担う未来のリーダーを育成するために、地域で活躍する多様な職業の方や国内外の最前線で活躍する方を講師に迎えて学ぶ活動を1年を通じて9回実施します。これまでの活動に参加したことで、石澤さんが学んだことや、心がけるようになったことなどをお話しいただきました。

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今後の取り組みについて
今後当財団が取り組む支援事業についてご説明をさせていただきました。 震災からは3年半が経過し、各種統計から見ると人口は徐々に戻り、公共インフラは整いつつありますが、被災地の方から聞こえてくるのは「街を作る担い手」が不足しているという声でした。
そのため、今後は今まで継続してきた支援活動に加え、人・街づくりに重点を置いた活動を実施し、東北の復興に寄与できる人材を育成する予定であることを発表しました。
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財務報告
当財団では、2014年5月末までに支援額合計 26.6億円、支援人数合計は約63,000名・269団体の活動を実施してきました。
皆さまには、いただいたご寄附をどのように使用させていただいているのかを、1円単位で記載した財務報告書を配布してご説明をさせていただき、継続したご支援のお願いをいたしました。

 

活動風景




当財団への寄附について

東日本大震災復興支援財団は、震災被災者への長期的な支援のために、一般のみなさまからの寄附をお願いしています。おあずかりした寄附金は全て、東日本大震災復興支援の公益目的事業の財源として活用させていただきます。詳細は以下のページをご参照ください。

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