活動レポート ~活動実績のご紹介~
団体名:名取天文台
ユースアクション東北
団体名:名取天文台
自作プラネタリウムのオンライン観望会開催

団体名 | 名取天文台 |
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活動地域 | 宮城県名取市 |
団体人数 | 5名 |
活動内容 | 名取市内の小学生に「宇宙おもしろずかん」と題したパンフレットを配布。
https://www.youtube.com/channel/UCLsK29kY-iy0eUrhZcXfk7w |
活動参加人数 | 約4,900名 |
活動期間 | 2020年8月~2021年6月 |
助成額 | 180,805円 |
活動内容 | 名取市には科学館や天文台等の、理工系の体験型学習施設がなく「学ぶ→自分で確かめる」といった自らの体験を通じて学びを深める機会が不足しています。 名取市内の小学生に「宇宙おもしろずかん」と題したパンフレットを配布しました。
・2020年10月パンフレット配布オンライン観望会 ・2020年12月パンフレット配布オンライン観望会、VRゴーグル配布 ・2021年5月パンフレット配布オンライン観望会、VRゴーグル配布 |
活動風景
活動の成果・学んだこと/課題・困ったこと
【活動の成果】
コロナ禍で活動が制限される中、活動を継続していく方法について模索し、パンフレット配布やオンライン配信など、コロナ禍においても子どもたちに体験を通じた学びを提供する方法について学ぶことができました。
今回の活動はパンフレット配布やオンライン配信が主だったため、対面イベントとは違って参加者の様子を実際に見ることや、実際の声を聴くことが難しく、アンケート方法や効果測定の工夫について考えていく必要があると感じました。
【今後の課題など】
オンライン観望会について、対象が全国に広がったことにより、全国の方にサービスを提供できる一方で、当初のターゲットである名取市の子どもたちにアプローチできなくなることが懸念として挙げられました。
そのため、名取市の子どもたちに対してオンライン観望会を通じて体験を通じた学びを提供する方法として「宇宙おもしろずかん」を企画しました。
実際の名取市からの参加者は142名であり、全体の視聴者の割合としては小さく、名取市から全国に発信する意味について考えていく必要があると感じました。
オンライン観望会については引き続き継続しき、コロナ禍の状況を見て対面でのイベントも実施し、オンラインとリアルの融合によって得られる新しい価値を創ることを目指していきたいと思います。
寄付者へのメッセージ
ご支援いただきありがとうございます。
子どもたちに星空を届けたい!という想いからで始まった私たちの移動式天文台プロジェクトは、コロナ禍で活動の継続が困難になりました。
そのような中でもあきらめずに活動を継続するために、YouTube Liveでのオンライン観望会を開催しました。
人とつながることが難しいコロナ禍ですが、オンラインを通じて多くの人と星空を楽しむことができ、コロナ前は得られなかった人との繋がりも得ることができました。コロナ禍だからできないのではなく、そんななかだからこそ取り組むべきことは何か?ということを考えながら、これからも子どもたちに学びの場を提供していきたいと考えています。
当財団への寄附について
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