支援活動のご紹介

はじめに
はじめに
公益財団法人東日本大震災復興支援財団(代表理事:立石 勝義、以下「当財団」)と一般社団法人HAMADOORI13(代表理事:吉田学、以下「「HAMADOORI13」)は、福島県浜通り地域での新しい産業創出と移住・雇用の創出を図ることを目的に起業家応援事業「HAMADOORIフェニックスプロジェクト」を8月12日に発足させ、同時に起業者の募集を開始しましたので、お知らせいたします。
東日本大震災から10年が経ち、岩手県・宮城県・福島県のハード面における復興はほぼ終了しました。しかし、地震と津波、そして福島第一原子力発電所事故という多重災害により甚大な被害を受け、復興に時間を要している福島県の海沿いの地域では人口流出が激しく、避難解除がされたものの新しい「まちづくり」にはまだまだ時間がかかる現状です。
これらの課題解決の一つとして、独自の産業や事業を浜通り地域にて創出・再建するための起業家を支援するための事業を立ち上げることとしました。支援の対象は、震災を経験し、今度は自分たちが地域の子どもたちのため積極的に活動したいと考える若い世代です。
また、本事業は、浜通り地域における地域発信事業やイベント事業、若者支援事業などを運営するHAMADOORI13が募集受付や交付決定者および団体への伴走などを主体となり実施します。
本事業を通して、浜通り地域での起業が活発となり、立ち上げた事業が帰還者や移住者の後押しとなることで、ひいてはこの将来の子どもたちの未来の発展に寄与することを期待します。
「HAMADOORIフェニックスプロジェクト」概要
1.事業概要
福島県浜通り地域の復興、発展に向けて若者が行う取り組み(起業および新規事業活動)を募集し、その実施に係る必要な経費に対し補助金の支給および伴走支援を実施予定
2.募集期間
2021年8月12日~9月30日
3.募集対象者概要
対象者
福島県浜通りにて新規起業および新規事業活動を行う個人、事業者、連携団体
- 若者(代表者が1989年4月2日以降生まれの32才未満であること)
※事業者の場合、代表者 が32才未満であること - 福島県浜通り13市町村(新地町、相馬市、飯舘村、南相馬市、浪江町、葛尾村、双葉町、大熊町、富岡町、川内村、楢葉町、広野町およびいわき市)に事務所を有する事業者もしくは移転する事業者もしくは住所を有する個人であること
※現在の住所地は問わない
※対象事業に該当する事業であれば拡大事業でも可能とする - 中小企業基本法に定める中小企業者又はそれらにより構成するグループ、中小企業者が組織する組合等、特定非営利活動促進法に規定する特定非営利活動法人
対象となる事業
- 革新的なアイディアや技術を用いて新しいビジネスを展開する事業
- 浜通りの社会的な課題についてビジネスを通じて解決することを主とする事業
- 事業展開の中で経済性のみならず社会性を追求する事業
※以下の事業は、補助対象事業から除きます。
- フランチャイズ加盟や特定企業の商品取引をするためのもの
- 公益な資金の使途として社会通念上、不適切であると判断されるもの
4.支援内容
支援の交付決定を受けた補助対象事業(以下、「補助事業」という。)に要する経費の一部を補助します。補助上限額は年間1,000万円未満、最大3年間(1年毎に事業計画を提出し、1年単位で補助、精算を行う)。なお、補助金交付は、公益財団法人東日本大震災復興支援財団との契約となります。
補助事業者 | 補助率 | 補助金額の上限 |
---|---|---|
区分A (双葉町、大熊町、浪江町、葛尾村、富岡町、川内村、楢葉町、広野町、飯舘村にて起業・新規事業活動を始める場合) |
補助対象経費の100%以内 | 1,000万円未満 |
区分B (新地町、相馬市、南相馬市、いわき市にて起業・新規事業活動を始める場合) |
補助対象経費の40%以内 | 400万円未満 |
※補助対象期間は認定後、補助開始日から最大3年間とします
5.応募方法
一般社団法人HAMADOORI13の公式ホームページに掲載の応募要項を確認、ダウンロードの上、申請書および必要書類を以下メールアドレスに申請
応募書類ダウンロード先
応募書類提出先
6.募集期間
2021年8月12日~9月30日
7.交付決定の発表
後日、当財団ホームページおよびHAMADOORI13ホームページにて発表予定
8.お問い合わせ先
一般社団法人HAMADOORI13事務局
E-mail:hamadoori13@gmail.com
9.HAMADOORIフェニックスプロジェクト
http://minnade-ganbaro.jp/katsudou/project/hamadoori_phoenix/