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子どもサポート基金助成団体レポート

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一般社団法人南三陸町復興推進ネットワーク

南三陸町の子どもと保護者のためのふるさと体験学習活動
南三陸町内において、町内の小学生を対象とし、月2〜3回程度地域の仕事・歴史・文化・自然等を学ぶ、ふるさと体験学習会を町民や町外の専門家を招聘し開催する。

基本情報

活動期間 2014年4月~2014年9月
活動地域 宮城県南三陸町  
支援人数 304名
活動人数 スタッフ11名、ボランティア71名
連携団体 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
南三陸ネイチャーセンター友の会
南三陸ボランティアサークルぶらんこ

写真

  • 山頂でお昼ご飯
  • 大昔の地球のお話を聞く子どもたち
  • 結構大きいの釣れたよ
  • 船で養殖場に向かう

活動の背景/内容

活動の内容

・震災により活動に制限のある子ども達に、地域の魅力を伝承し、次世代の育成を行う。

・同じ地域に暮らす他学校の年代の異なる児童とコミュニケーションをはかり、共通の体験により同じ地域に暮らす仲間意識を醸成する。

活動の内容

2012年より継続して行っている、南三陸町での地域の仕事・歴史・文化・自然等を学ぶ体験学習会に助成を受け、2014年4月より9月まで行った。期間中に15回の企画、内13回(1回は雨天中止、1回は児童の行事のため中止)の運営を行った。開催した講座内容を以下に記す。

4月:ホテルでの職場体験。サケのぼりを用いた子どものまちづくり構想。前年度活動報告会。

5月:シロウオ漁を通じた川と生きものの学習。磯観察。

6月:釣りを通した自然理解となりわいの体験。

7月:ギンザケ養殖場見学と地域産業の理解。磯観察。トマト農家で農業体験。釣り。山間部の伝承と自然の営みを学ぶ。

8月:南三陸町で発掘された化石、ウタツギョリュウについて学ぶ。

9月:登山を通じて、山岳信仰と地域の伝承、自然を学ぶ。シニアと子どもの世代間交流。

 

以上の講座期間において、児童の参加者はのべ304名、町民講師として32名、町内ボランティア18名、町外ボランティア53名の参加があった。

活動の成果

活動への町民参加

目標として掲げていた、活動への町民参加は、中学生から講師であるシニア世代まで幅広く50名の参加があった。町外からのボランティアを含めると103名の参加が得られた。しかし、町内在住の中高生のボランティア参加が学校行事や部活動等などの影響で思わしくなかったため、今後は密に連絡をとり、活動の理解が深められるよう努力する。また、活動開始から2年が経過しているため、小学校を卒業したわらすこOBOGに声がけをしていきたい。

 

講座を通した児童の成長

参加した児童の中には、初めは緊張し、周りの友達とうまく調和することができなかったが、講座中の様々な体験を通し、途中からは自分の持っている知識を友達に教えたり、率先して役割を担うようになったりできるようになった。さらに参加回数を重ねることで、初めて参加する他の児童へのケアをしようとする姿勢が見られ、リーダーシップの一端が垣間見られた。

 

家庭からのフィードバック

保護者や祖父母から、参加した児童が講座後、家庭で楽しそうに地域について学んだことを話してくれるようになり、震災後の環境の変化は多少あれども、地域のことを伝えられ、共有できることがうれしいとの言葉を頂いている。

我々スタッフは南三陸の出身ですが、進学や就職のため一時町を離れておりました。震災後、ふるさとへ戻り活動を始めたのは「ふるさとの良さ」、自らのルーツを思い出させるような地域の魅力を幼少期に先人によって教わっていたことがきっかけではないかと考えています。そのことからのちのち郷愁感が生まれました。震災によって、ふるさとの姿が変貌し、これからのまちの未来づくりを見据えるとき、自分たちが地域の大人に教えられたように、子ども達に地域の伝統や知恵を伝えることによって、復興の先、未来をつくる一助となるのではないかとの思いで活動を継続していきます。

南三陸わらすこ探険隊は直近の復旧復興にはつながらないかもしれません。しかし、地域の未来を担う人材(子ども達)に地域の魅力や文化を伝えることで地域理解を深め、サケのようにたとえ一旦まちの外へ出ても戻ってきたくなる、ここにいたいと思える場所として子ども達の心の中の種に水をあげたいと思います。

みなさんのご支援により、今回の活動を行うことができました。継続して活動していきますので、今後ともご支援、ご声援をお願い申し上げます。

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