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子どもサポート基金助成団体レポート

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北上プレーパーク有志の会

石巻市北上町の子どもたちのための冒険遊び場づくり活動
震災前から子どもたちは危ないから・汚くなるから・うるさいからと、子どもらしい面を見せずに遊んでいたのではないか。畳み掛けるように被災地における遊び場所・時間が減少。 子どもらしく自由にのびのび遊ぶこと、その環境が身近にあることが必要であると考え、避難場所にもなっている学校の裏山で冒険遊び場を開催する。

基本情報

活動期間 2014年4月~2014年9月
活動地域 宮城県石巻市  
支援人数 300名
活動人数 スタッフ5名
連携団体 NPO法人日本遊び場づくり協会
石巻市立北上小学校
亀が森地元有志の会

写真

  • 滑り台の柱にノミで溝を掘る
  • 釘差しの様子
  • 滑り台上棟式

活動の背景/内容

活動の内容

【状況】震災から3年半経ち、仮設住宅から引越し転校により児童数が減少。去年は130名を超える児童数だったが、今年は111名。来年には100名を割ってしまう。

不登校児の増加、保健室で集う子どもが増えている。元気のない子どもが保健室に行くのかと思いきや、授業を普通に受けられ、大人や友だちとも普通に接せられる子どもでも行く。

【課題】今後動き出すまちづくりのなかでも子どもたちが活き活きと暮らしていけるように、大人が子どもの目線に立って「まちづくり計画のなかに子どもの居場所を確保すること」、「地域が抱える子どもの環境について考えること」が課題である。

活動の内容

4月~9月「うらやまでプレーパーク」を計92回、開催した。平均して子ども10名が参加。

月・水・金曜日、放課後2~3時間 、 土曜日・祝日・夏休み、10:00~16:00

プレーリーダーに見守られる中で、ロープ・ネット遊び、手作りブランコ、手作りすべり台、ターザン、工作、森の探検、草花や昆虫採集、プール遊び、七輪を囲んで昼食やおやつ作りなど、子どもがやりたいと思った遊びを自由に行った。今年度はいつものうらやまから活動場所を広げ、学校の周りや沢、海、隣町へと遊び場所を広げていった。

4月 子どもたちの手作りすべり台、上棟式。全校生徒111名のうち60名がうらやまに来て上棟式を祝った。

8月 近所で沢遊びをした。

震災後閉鎖している白浜海水浴場が二日間だけの臨時開催。海で出張プレーパーク開催。

法政大学の学生が授業の一環で「うらやまでプレーパーク」を視察。勉強会を行った。

隣町雄勝町のお祭りに子どもたちと遊びに行った。

9月 隣町河北町の「亀が森冒険遊び場」に子どもたちと遊びに行った。

小学校の祖父母参観にて、「うらやまでプレーパーク」を広報した。

活動の成果

保護者からは「遊び場が近くにあることで、子どもを安心して行かせてあげることができる。」「家で子どもがうるさくしているとすぐ怒っちゃうけど、外にいると自由に遊んでいいよっておおらかに見ていられる。」、祖父母からは「子どもの目線に立ってまちづくりを考えること、孫のために何ができるのか考えたい。」、子どもたちからは「家ではうるさくしていると怒られちゃうけど、うらやまでは何をしても自由。だから楽しい。」との声が聞こえた。

うらやまでプレーパークではなるべく子どもの自主性にまかせて遊ばせているので、大人から「あれしちゃだめ」「これしちゃだめ」とは言わない。だから子どもたちは大人の顔色を見ることなく、のびのびと遊べるのかもしれない。活動を始めたときは小学校6年生だった子は中学2年生になり、部活の合間をみてたまに顔を出してくれる。プレーリーダーや子どもたちに声をかけ、少し遊んで帰っていく。その子が「違う歳の子と遊べるのが楽しい」と言っていた。年齢によって分けるのではなく、みんなと遊ぶ。子どもも大人も一緒くたになって遊ぶ、それが楽しいのかもしれない。

助成金を頂けることで安定した開催日数で行えました。避難場所=遊び場=うらやまでプレーパークが子どもたちや地域の方に浸透しました。遊び場に必要な工具や木材、遊び道具をそろえることができました。今年から山の整備をしてくれていた団体の方が来なくなったため、山を整備するための道具もそろえることが出来ました。お陰様で台風で木が倒れたときにもすぐに対処できました。子どもたちの遊び場であることはもちろん、近隣の方々の避難場所であることを踏まえ、山を整備しておくことも重要であると思いました。

 

子どもの遊びは子どもの成長に欠かせないものだと思います。例えば、虫が触れないお母さんの子は、虫が触れない子になるのか。汚くなるからダメよってお母さんに言われたら、その子は、汚い遊びをしている子を汚いと思ってしまう子になるのか。一方的な大人の価値観の中で子どもを育てていくのは危険なのだなと日々思っております。だから「遊び」なのかな。と思います。いろんな子と関われる遊びが子どもの成長にはどんなに必要なことなのかを日々感じております。私が子どもを産み育てていく上で、いっぱい外で遊ばせたい。とは思っていました。
虫が触れないお母さんの子は、虫が触れない子になる?
汚くなるからダメよってお母さんに言われたら、その子は、汚い遊びをしている子を汚いと思ってしまう子になる?
私の価値観の中で子どもを育てていくのは危険なのだな~と日々思っております。
だから「遊び」なのかな~。と思います。いろんな子と関われる遊びが子どもの成長にはどんなに必要なことなのかを日々感じております。そんな私が会を立ち上げつくってきた遊び場です。
来月で2周年です。
これまで支えてくださったみなさま、ご寄付をくださったみなさま、ご助成いただいたみなさま、本当にありがとうございます。

「うらやまでプレーパーク」はイベントを行わない、日常の遊び場です。子どもたちの生活の中に普通にある場所です。子どもたちの生活の一部である遊ぶ時間を今後も持たせてあげたいと願っております。

これまで支えて下さったみなさま、ご寄付をくださったみなさま、助成いただいたみなさま、本当にありがとうございます。今後とも子どもたちの遊び場づくり活動にご支援いただけますようよろしくお願いいたします。

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