活動レポート ~活動実績のご紹介~

団体名:株式会社MPandC(サッカー フリーキック)

2018年12月26日

東北「夢」応援プログラム

団体名:株式会社MPandC(サッカー フリーキック)

開催地

福島県郡山市

種目

サッカー(フリーキック)

夢応援マイスター

三浦淳寛氏

支援期間

2017年7月~2018年3月

支援対象者

小学生

支援人数

延べ76名

郡山市は東日本大震災で被災した福島第1原発から約55キロ離れた場所にあります。 郡山市の子ども達は放射能を恐れて、屋内での活動が増え、外で遊ぶ事がどんどん少なくなって来ております。 郡山市は事故後間もなく、子どもの屋外活動時間について、2歳までは1日15分、3─5歳までは30分までという制限を設けました。 この制限は人体への影響が低くなったレベルに落ち着いたことを受けて、すでに解除されましたが、多くの幼稚園や保育園では、放射能をなお懸念する親の要請で制限を継続しています。

活動内容

活動日時:2017年7月9日、2018年4月4日の2回

参加人数:全活動において38名イベント内容:三浦氏が共同開発した無回転フリーキック専用ボールを使用し、子どもたちのフリーキックを直接指導。

フリーキック対決も実施し、子どもたちのモチベーションや競争心の向上を創出。

また成果発表イベントでは、フリーキックの検定試験を行い、ボールセット、助走、踏み込み、インパクトポイント、振り足、体のバランスの各項目を5段階評価で採点。

フリーキックに特化したプログラムの中で、更に1つ1つの動きを分解して評価・フィードバックを実施。

子ども達が自分自身で出来ている部分、出来ていない部分を理解するきっかけづくりをするとともに、フリーキックの技術向上に向けて、練習方法等のアドバイスも実施。

遠隔指導内容:一人一人の動画に対してマイスターの三浦氏が細かく丁寧にフィードバックを実施。全体的に助走のスタート位置、踏み込み位置に課題がある子ども達が多かったので、そのポイントを重点的に指導。その他、それぞれのクセなども見抜き、一人一人に合った指導を実施。

活動風景

活動の成果

2016年度初回実施時のフリーキックのパフォーマンスと比較し、ボールスピード、インパクトポイント、スピン数など、フリーキックの技術レベルがさらに向上し、フリーキックの精度が高まっている事が確認出来た。

自分が頑張ってきた姿を遠隔指導や直接指導を通して三浦氏に見てもらい評価してもらえることが大きな目標になっており、実際に元日本代表選手と一緒にサッカーができたことで、日本代表を夢見て、さらに頑張る気持ちが高まったという声も子ども達から多く挙がっていた。

指導者からも、「このプログラムをきっかけに子ども達がフリーキックへの興味が非常に高くなり、毎回のように自分達で練習を行っていた。フリーキックを楽しんでいた」という声もいただいた。

寄付者への御礼メッセージ

遠隔ツールを使用することで物理的な距離という問題を解決し、アスリートと現地の子どもたちが定期的につながれるので、スポット実施となる他の復興支援イベントとは一線を画しているため、非常に意義深い活動であると感じています。

これからも多くのアスリートにこの活動に賛同いただき、東北の夢応援をサポートしていきたいと考えております。




当財団への寄附について

東日本大震災復興支援財団は、震災被災者への長期的な支援のために、一般のみなさまからの寄附をお願いしています。おあずかりした寄附金は全て、東日本大震災復興支援の公益目的事業の財源として活用させていただきます。詳細は以下のページをご参照ください。

寄附でのご支援

お問い合わせ
〒105-7535 東京都港区海岸1丁目7番1号
東京ポートシティ竹芝オフィスタワー


メールでのお問い合わせ

このサイトについて個人情報の取り扱いについて免責事項よくあるご質問財団についてお問い合わせサイトマップ