活動レポート ~活動実績のご紹介~
子どもサポート基金助成団体レポート
子どもサポート基金の助成先団体の活動レポートをご紹介しています。
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特定非営利活動法人ふよう土2100
- 被災地で暮らす障がい児家族サポートのため、資金調達力を強化し、持続可能な活動ができる社会的信頼を得られるNPOにしていきたい
- ・WEBの全面リニューアル ・寄付募集・会員募集案内のチラシ作成 ・寄付者の分析と寄付対象者の掘り起こし ・県内地元企業への営業強化 ・オリジナル商品の制作販売 ・寄付キャンペーンの実施 ・既存寄付企業との関係強化
基本情報
活動期間 | 2016年4月~2018年3月(複数年助成2年目) |
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活動人数 | スタッフ 12名、ボランティア延べ 22名 |
連携団体 | ・ふくしま連携復興センター(地元NPOとの情報交換) ・日本ファンドレジイング協会(ファンドレイジングの情報提供) ・日本ファンドレイジング協会東北チャプター |
写真
活動の背景/内容
原発事故から7年が経過し、仮設住宅から復興公営住宅へと新たなフレーズに移ってきたが、新たなコミュニケーションを形成しなければならないなど個別に様々な問題を抱えている。
そんな中、寄付金や助成金が減少し、震災直後から支援に駆けつけていた県外のNPOやNGOの撤退も相次ぎ、地元で活動するNPOの役割はさらに大きくなってきている。
継続的な活動支援が可能となるように資金調達力の強化が必要だ。
4月の活動
◆通年活動
・マンスリー寄付者の強化
・県内地元企業への営業
◆4月~6月
・寄付案内の法人リーフレット300部制作
・寄付募集チラシ500部制作
・寄付者の分析と寄付対象者の掘り起こし
・組織基盤診断―団体のSWOT分析による資金調達対象者の掘り起こしと寄付ピラミットの作成
・単発寄付者、マンスリー寄付者、大口寄付者の整理
5月の活動
日本ファンドレイジング協会東北チャプター主催東北チャプター年次総会参加
6月の活動
・オリジナル商品の制作販売 Tシャツ、トートバック、手ぬぐい等
【日時】15日(木)、16日(金)
【場所】中外製薬株式会社本社
・寄付者や会員、関係者に活動報告書を郵送するのと合わせて、寄付募集のチラシを郵送し、寄付を呼び掛ける。
7月の活動
7月2日(郡山市内)
日本ファンドレイジング協会東北チャプター主催ファンドレイジング世界大会参加報告会に参加
8月の活動
・ホームページ完全リニューア ル
・かざして募金チラシ作成500部
9月の活動
かざして募金チラシ配布
11月の活動
「ひかり☆みんなのアトリエ2017」開催期間の直売
12月の活動
オリジナル商品の制作販売 Tシャツ、トートバック、手ぬぐい等
【日時】13日(木)、14日(金)
【場所】中外製薬株会社小田原工場
寄付者への返礼品リンゴ発送
1月の活動
寄付キャンペーンスタート(~3月末まで) かざして募金チラシ作成500部
3月の活動
・パルシステム東京報告会でオリジナル商品販売
・株式会社大商を表敬訪問、企画提案
・ファンドレイジング2018参加
定量的な成果
・寄付額2,500万円/年
・ホームページのアクセス件数705PV/日FBページいいね!1054件など
直面している課題など
資金調達力の難しさを実感した2年間でした。
資金調達の重要度を理解し、ホームページや案内チラシを整備し、ツールはそろえたものの、最終的にはface to faceでの依頼。
寄付をお願いする、そして託されたお金がどのように活用されているのか、常時、寄付者への説明、報告ができる体制づくりなど頭では理解できていても、それぞれの事業に追われて、後回しになっている現状があった。
県外の企業や寄付者の熱い思いに応える関係づくりは、直接、中外製薬さんや大商さんを訪問して話をすると、いろいろと次の展開、商品作成のアイデアが生まれてくるので、今後はいかに限られた人員体制の中で、寄付者との関係をメールや電話を中心に密にして、継続的に支援してもらえるNPOとして、責任ある活動を継続しなければならないと感じた。
県内のNPO法人の多くが事業縮小する中、障がい児家族のサポートを継続できたのは、2014年度から助成を受けた「こどもサポート基金」のおかげです。
ご寄付いただいた皆さまへスタッフ一同、改めて感謝を申し上げます。
いまも震災起因による子供の成長に悩みを抱える保護者も少なくなく、多くの相談が寄せられています。
少しでも精神的負担を軽減するために、子どもに対する不安や悩みを打ち明け、情報交換できる場所を今後も提供し続けます。
どうぞ今後ともご支援よろしくお願いいたします。