プレスリリース宮城県の小学生向けトップアスリート育成プログラム みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業を実施~240 名を対象に 2013 年度から 2018 年度までの 6 年間実施~

2013年01月25日

宮城県教育委員会および公益財団法人宮城県体育協会が共催するみやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業実行委員会(会長:松坂 孝)と公益財団法人東日本大震災復興支援財団(代表理事:立石 勝義、以下「東日本復興支援財団」)は、共同で、2013年度から2018年度までの6年間、宮城県の小学生合計240人を対象として、体力、運動能力等に優れた児童を選抜し、トップアスリートを育成するとともに宮城県の子どもたち全体の体力向上を目指す、『みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業』を開始しますので、お知らせします。

東日本大震災発生以降、宮城県に住む子どもたちは、のびのびと成長する環境が奪われ、体力低下が懸念されています。その一方で、昨年開催されたロンドンオリンピックでは、宮城県ゆかりの選手がメダルを獲得し、子どもたちに夢を与えました。また、宮城県の次期スポーツ計画では、ジュニア層からトップアスリートを発掘・育成し、さらにその選手が高い技術を持つ指導者として、宮城県のスポーツをけん引するような環境構築も求められています。これらの背景を踏まえ、子どもたちの力をパワーアップさせる事業を宮城県内外のスポーツ関係団体が一体となって推進することにより、宮城県の方々の夢や希望を育み、復興の原動力の一助となることを目指し、このたび両者は共同でみやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業として、「みやぎジュニアトップアスリートアカデミー」および「みやぎ子ども体力向上事業(仮称)」を実施します。

「みやぎジュニアトップアスリートアカデミー」は宮城県内の小学生を対象に体力、運動能力等に優れた子どもを選抜し、身体能力を高めるための学習や、アスリートとして必要な知識など、トップアスリートになるために必要な知識・情報を習得させるプログラムです。中学校に進学後は、認定ジュニアアスリートとして継続指導を行います。宮城県内外のスポーツ関連団体と連携し、トップアスリートを排出することを目指すとともに、その選手が宮城県のスポーツ指導者となることで、次世代の人材育成を行う環境構築につなげていきます。「みやぎ子ども体力向上事業(仮称)」は宮城県内の小学生を対象に宮城県が実施する子ども体力向上事業と連携し、運動能力補強プログラムの提供や表彰を実施し、宮城県の子どもたち全体の体力向上を目指すプログラムです。

概要

主催

みやぎ「夢・復興」 ジュニアスポーツパワーアップ事業実行委員会

共催

宮城県教育委員会
公益財団法人宮城県体育協会

協賛 公益財団法人東日本大震災復興支援財団
実施期間 2013年4月1日~2019年3月31日
対象 宮城県内在住の小学4~6年生
募集人数 各学年30名程度(6年間で合計240名程度)
年間指導日数 のべ18日間
プログラム内容

身体プログラム(身体能力を高める学習)
知的プログラム(スポーツに関する知識やアスリートとして必要な知識の学習)
食育プログラム(栄養管理やトレーニング効果を高める摂取物の学習など)
保護者プログラム(アスリートの親として必要な知識の学習)
競技選択プログラム(競技種目を決定するための学習)

アドバイザー 日本スポーツ振興センター(JSC)
お問い合わせ先 みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業実行委員会事務局

TEL: 022-721-4224

※2013年度は4~6年生を募集、2014年度以降は4年生を募集。

東日本復興支援財団は、今後も子どもたちが夢と希望を育む環境の実現を目指し、引き続き支援活動を行ってまいります。

みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業について

被災した宮城県の子どもたちを、スポーツや運動を通じてパワーアップさせるとともに、それを通して復興に向かう県民の夢や希望を広げる原動力になることを目指す事業です。小学生中・高学年を対象にしたトップアスリート養成事業および小学校を対象とした体力向上事業を事業概要として実施しています。

本件に関する報道関係のお問い合わせ先

みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業実行委員会事務局 022-721-4224 (月~金 8:30~17:15)
公益財団法人 東日本大震災復興支援財団 広報担当 03-6889-1561(月~金 9:00~21:00)

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