子どもサポート基金(令和6年能登半島地震への支援)小松市こども&地域食堂ネットワーク協議会活動期間:2024年5月29日~2025年4月30日

2026年01月29日

7月マナー講座.jpg
活動の概要

小松市内でこども食堂を開催する団体等間の連携・情報交換等を図る事で、地域食堂として障がい・高齢者・子どもを見守り育み、こども食堂の更なる普及・定着を目指すことを目的としています

活動地域

石川県小松市

活動人数

スタッフ6名、ボランティア延べ3,250名

支援人数

3,279名(うち、被災者1,725名)

連携団体
  • 小松市こども家庭部
  • 小松市健康福祉部
  • 小松市社会福祉協議会

活動の内容

5月の活動

・5月31日:弁当配布60名

6月の活動

・6月1日:パントリー50名
・6月22日:食堂&パントリー30名
・6月23日:食堂&パントリー80名
・6月28日:食堂&パントリー35名
・6月30日:パントリー120名
・6月30日:パントリー130名

7月の活動

・7月6日:弁当配布&交流会50名
・7月8日:弁当配布50名
・7月13日:パントリー68名
・7月14日:パントリー80名
・7月26日:食堂&パントリー13名
・7月27日:学習支援&食堂&パントリー39名
・7月27日・学習支援&パントリー30名

8月の活動

・8月3日:弁当配布&交流会(夏まつり)80名
・8月5日:パントリー50名
・8月7日:会食会&マナー講座30名
・8月8日:パントリー50名
・8月9日:パントリー50名
・8月11日:パントリー80名
・8月25日:会食会&夏祭り76名
・8月25日:パントリー120名

9月の活動

・9月1日:食堂&パントリー25名
・9月7日:弁当配布会30名
・9月15日:食堂&パントリー50名

10月の活動

・10月6日:パントリー100名
・10月12日:弁当配布&パントリー45名
・10月13日:パントリー80名

11月の活動

・11月9日:パントリー30名
・11月10日:パントリー60名
・11月17日:パントリー110名
・11月23日:パントリー&食堂30名

12月の活動

・12月8日:食堂&パントリー80名
・12月14日:クリスマス会80名
・12月21日:食堂&パントリー50名

1月の活動

・1月11日:パントリー45名
・1月19日:パントリー120名
・1月25日:食堂&パントリー40名
・1月26日:食堂&パントリー80名

2月の活動

・2月1日:パントリー60名
・2月2日:パントリー120名
・2月22日:食堂&パントリー40名
・2月23日:食堂&パントリー48名
・2月23日:パントリー120名

3月の活動

・3月1日:パントリー45名
・3月9日:食堂&パントリー80名
・3月22日:食堂&パントリー40名
・3月23日:食堂&パントリー120名
・3月29日:食堂&パントリー50名

4月の活動

・4月12日:パントリー50名
・4月13日:食堂&パントリー50名
・4月26日:パントリー40名

活動の成果

本事業により、小松市内の5つの子ども食堂が連携し、能登半島地震により避難してきた子どもたちに向けて、温かい食事と安心できる居場所を提供することができました。参加した子どもたちの延べ人数は3,000名強にのぼり、子どもたちは食事を楽しむだけでなく、スタッフや地域の人たちとの交流を通じて笑顔を取り戻していく様子が見られました。
特に、避難先での不安や孤立感を抱えていた子どもたちにとって、「誰かと一緒に過ごせる」「気軽に話せる」空間は、心の支えになっていたことが子どもや保護者の声からも明らかになりました。
また、支援を受けた各団体では、食事の提供にとどまらず、絵本の読み聞かせや遊びの時間、学習支援など、独自の工夫を取り入れており、子どもたちが自発的に関わる姿勢が育まれていきました。
地域ボランティアの参加も徐々に増え、子ども食堂を軸とした「支える側」と「支えられる側」の関係を超えた、温かい交流が生まれたことも大きな成果です。支援をきっかけにして、地域全体が被災された方々を受け入れる土壌を育てる一歩となりました。

被災者の現状・課題

小松市内には現在、避難者家族20世帯・子ども40名が生活しています。避難生活は長期化し、慣れない土地での就労、学校生活、人間関係づくりなど、家庭ごとにさまざまな困難を抱えています。子どもたちもまた、心身の不安定さや孤立感を抱える中で、居場所づくりの重要性が増しています。
➡すでに一部の避難者家庭では、保護者が子ども食堂のボランティアとして活動に関わる例もあり、「支援される側」から「共につくる側」への移行が始まっています。このような関係性を大切にしながら、地域に根ざした共生の場としての子ども食堂の役割をより深めていきたいと考えています。

今後の運営における課題およびそれらへの対応案

最も大きな課題の一つは、情報の周知不足です。避難してきた子どものいる家庭全てに支援の情報を届けることができず、本来支援が届くべき家庭にアプローチしきれなかった現状があります。特に一時的な滞在や公的登録のない家庭に情報が届かず、支援の「空白地帯」が生まれてしまいました。
➡今後は、行政・学校・民間支援団体などとの連携をより強化し、住民基本台帳の情報や学校等を通じた間接的な情報提供なども含め、対象家庭への確実な周知・案内を進めていく必要があります。

活動風景

  • 12月あんずの木クリスマス会①.jpg
  • 7月思いっきりアート①.JPG

活動の振り返り(年間を通じての総括)

本事業は、令和6年1月の能登半島地震を受け、小松市内に避難してきた子どもたちとそのご家族を対象に、安心できる居場所と食の提供を目的として、地域内の子ども食堂を運営する5つの団体に対して支援を行いました。
各団体は、それぞれの地域性や特色を生かしながら、温かい食事と見守りを提供し、避難生活を送る子どもたちの心の安定と交流の場をつくりました。子どもたちからは「楽しかった」「また来たい」といった声が寄せられ、保護者の方々からも感謝の言葉を多数いただきました。
また、食堂を通じて地元住民やボランティアとの交流が生まれ、被災者と地域とのつながりが育まれたことは、地域コミュニティの活性化にもつながる大きな成果となりました。
一方で、避難してきたご家庭へ確実に情報を届ける難しさや、運営側の人的・資金的な課題も明らかとなりました。今後は、こうした課題の整理と対応を図りながら、より持続可能な形で活動を続けていけるよう取り組んでいく必要があります。
このたびのご支援を通じて、子どもたちにとって「食」と「つながり」がもたらす力の大きさを再認識いたしました。心より感謝申し上げます。

寄付者へ御礼メッセージ

島地震の避難者支援にご支援いただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、子どもたちに安心できる居場所と温かい食事を提供することができました。皆様のご支援が、避難生活を送る子どもたちにとって心の支えとなり、地域全体のつながりを育む力となっています。今後とも、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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