HAMADOORIフェニックスプロジェクト活動報告:株式会社Beyond Lab(一期生)2024年9月~2024年12月の活動(最終報告)

2025年02月13日

Beyond Lab_1.jpg
体制

株式会社Beyond Lab
代表取締役 野地雄太 

活動地域

浪江町および中通り・浜通り地域

支援期間

2021年12月1日~2024年11月30日

事業内容

地方の学校に通う子どもたちが多様な背景を持つメンターとの交流を通じて、世界の文化や価値観を学び、多様性への理解と、世界への想像力を育む体験型キャンプです。海外留学で得られるような、「異文化交流」や「自己理解」の機会を提供することで、地方にいながら広い視野を持って多様な仲間と協力し合えるマインドを育てることを目指しています。

起業背景および解決したい課題

中高時代の自分はどちらかいうと引っ込み思案で、自分のことをはっきり伝えたりする性格ではありませんでしたが、高校卒業後アメリカに留学をしたことで、固定観念に縛られずに行動できるようになったり、違う価値観を持つ相手を受け入れられるようになりました。
一方、自分の周りの人では、留学したかったが経済的な事情で行けなかった友人や、英語力が足りず交換留学できなかった友人も多くいることに気づきました。
また、閉鎖的で同質性の高い環境の中では、「こうあるべき」という同調圧力や、周りの人と違うことを恐れてしまう人が多く、特に地方では都市部と比べて多様な人と関わる機会が少なく、教育機会格差が生じると思われます。
もっと多くの人たちに海外留学だけではなく、世界を体感し、視野を広げるきっかけを掴んでほしいと思い、日本にいながら留学で得られる価値を届けたいと思い、起業しました。

地域へ寄与できること

多様な人と接する機会を提供することで、子どもたちの学習意欲を高め、地域全体の教育水準を高めます。また、浪江町では近年F-REI立地が決まるなど、今後留学生や外国人研究者の受け入れが見込まれています。地域の子どもたちが外国人との交流を通じて英語や異文化、習慣に関心を持つことで、多様な人が関わり合う地域コミュニティの創造にも貢献します。

協力企業等

・marutt株式会社(デザイン)
・福島大学
・in the Rye株式会社
・浪江町役場市街地整備課

活動内容
※2024年9月~2024年12月の活動(最終報告)

(これまでの活動)

■2024年10月2日 オンライン留学相談会開催

(今後の活動予定)

Online Beyond Campは、10月に開始を予定していたが、コンセプトや内容が定まらなかったため延期、2025年2月28日にプレイベントを開催する予定

目標と達成状況

(目標)プログラム提供者200名
➡31名。
・募集期間の短さ→募集開始を早める
・認知度の低さ→説明会をより多く開催する、英語塾に広報する

(目標)アンケートで「Beyond Campを友達にオススメしたいか?の質問に対する「とてもそう思う」「そう思う」の合計が9割以上」
➡ポジティブな回答95%

(目標)リピート率 40%(全参加者のうちの過去参加者の割合)
➡リピート率 42%(3年目)

SNSなどのオウンドメディア

メディア露出状況

活動風景

  • Beyond Lab_1.jpg
  • Beyond Lab_2.png

寄付者へのメッセージ

この度は、私たちの活動にご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。皆様の温かいご寄付のおかげで、福島浜通りの子どもたちに「世界とつながる」特別な体験を届けることができました。
キャンプを通じて、子どもたちは多様な背景を持つメンターたちと交流し、異文化に触れ、新しい価値観を学びました。目を輝かせながら世界への想像力を広げていく姿に、私たちも胸が熱くなりました。この経験は、ただの学びに留まらず、彼らの未来を形づくる大切な一歩になると確信しています。
また、浪江町で進む新たな挑戦に向け、地域全体が多様性を受け入れる準備を進める上でも、この活動は大きな意義を持つと考えています。
皆様のご支援が、子どもたちの未来を照らす光そのものです。本当にありがとうございました。これからも地域とともに成長し続けられるよう、全力を尽くしてまいりますので、どうか引き続き温かい応援をお願いいたします。

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