HAMADOORIフェニックスプロジェクト活動報告:株式会社Beyond Lab(一期生)2023年8月~2024年1月の活動

2024年02月27日

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体制

株式会社Beyond Lab
代表取締役 野地雄太 

活動地域

浪江町および中通り・浜通り地域

支援期間

2021年12月1日~2024年11月30日

事業内容

地方の学校に通う子どもたちが多様な背景を持つメンターとの交流を通じて、世界の文化や価値観を学び、多様性への理解と、世界への想像力を育む体験型キャンプです。海外留学で得られるような、「異文化交流」や「自己理解」の機会を提供することで、地方にいながら広い視野を持って多様な仲間と協力し合えるマインドを育てることを目指しています。

起業背景および解決したい課題

中高時代の自分はどちらかいうと引っ込み思案で、自分のことをはっきり伝えたりする性格ではありませんでしたが、高校卒業後アメリカに留学をしたことで、固定観念に縛られずに行動できるようになったり、違う価値観を持つ相手を受け入れられるようになりました。
一方、自分の周りの人では、留学したかったが経済的な事情で行けなかった友人や、英語力が足りず交換留学できなかった友人も多くいることに気づきました。
また、閉鎖的で同質性の高い環境の中では、「こうあるべき」という同調圧力や、周りの人と違うことを恐れてしまう人が多く、特に地方では都市部と比べて多様な人と関わる機会が少なく、教育機会格差が生じると思われます。
もっと多くの人たちに海外留学だけではなく、世界を体感し、視野を広げるきっかけを掴んでほしいと思い、日本にいながら留学で得られる価値を届けたいと思い、起業しました。

地域へ寄与できること

多様な人と接する機会を提供することで、子どもたちの学習意欲を高め、地域全体の教育水準を高めます。また、浪江町では近年F-REI立地が決まるなど、今後留学生や外国人研究者の受け入れが見込まれています。地域の子どもたちが外国人との交流を通じて英語や異文化、習慣に関心を持つことで、多様な人が関わり合う地域コミュニティの創造にも貢献します。

協力企業等

・marutt株式会社(デザイン)

活動内容 ※2024年2月27日時点

※2023年8月~2024年1月の活動

(これまでの活動)
■2023年8月7日、8日 Beyond Camp in いわき2023開催
■2024年2月25日 Beyond Camp in いわき開催

(今後の活動予定)
■2024年3月23、24日 Beyond Camp in いわき開催予定

目標と達成状況

(目標)実施回数3回
➡実施回数1回。
マンパワー不足、予算管理不足
(改善策)運営メンバーの採用を図る

(目標)集客人数39名
➡開催数の未達により集客人数33名。

SNSなどのオウンドメディア

公式HP

Facebook

X(旧:Twitter)

Instagram

メディア露出状況

浜通りから世界とつながる経験を 子供たちに提供したい

分断と対立の社会から、分かり合う社会へ。居住人口約2,100人の浪江町で、野地雄太さんが中高生に「世界とつながるきっかけ」をつくる理由

活動風景

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    Beyond Camp in いわき2023の1日目に 行われた大学生による留学体験プレゼンの様子
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    Beyond Camp in いわき2023の最終日に 行われたプレゼン発表会の様子
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    Beyond Camp in いわき2023の最終日に 行われた振り返り会の様子

寄付者へのメッセージ

これまで多大なる応援をしてくださり、誠にありがとうございます。おかげさまで着実に参加者数とともに満足度も向上しており、質量ともに成長しているフェーズに入っています。3年目も初心を忘れずに、着実に結果を出し、福島の子ども・若者に、希望を与えられる存在になりたいと思います。ここまで続けてこれたのも、皆様のご支援のおかげです。本当にありがとうございます。ぜひ今後とも応援のほどよろしくお願い申し上げます。

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