HAMADOORIフェニックスプロジェクト活動報告:株式会社 rita japan(三期生)2025年3月~2025年9月の活動(半月ごとのレポート報告)

2025年11月11日

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体制

株式会社 rita japan
代表取締役  山崎 健太

活動地域

双葉町

支援期間

2023年06月01日~2026年05月31日

事業内容

飲食ブランドを通した双葉、浜通りのPR事業
・双葉駅前での店舗運営
・催事出店
・EC販売

起業背景

震災後10年以上の時が経ち、ようやく住民の帰還が可能になった双葉町に大きな魅力と未来を感じて移住を決意しました。これまで地元の福井県で飲食店を経営していた経験を生かし、ここ双葉町に人々の営みや活気を与えられるような場所を作ることを目指します。流行に乗るのではなく、文化としてその土地に根付いていく場所をたくさんの方と共に作り上げたいと思います。

解決したい課題

・まだまだ双葉町に飲食店が少ない
・伝承館など町外からの集客できる施設はあるがその観光客に対する食事の機会を取りこぼしている
・双葉、浜通りの認知拡大

地域へ寄与できること

かつての町の賑わいや人々の営みを取り戻すために、飲食店の存在は必要不可欠であると考えています。その中で移住してきた人間がお店を開くことは町の活性化以上に1つのロールモデルにもなりえると思います。双葉の皆さまや観光客の方まで幅広い層の方に喜んでもらえる場所を作り地域へ寄与したいと考えています。

協力団体、企業等

双葉町役場、独立行政法人都市再生機構、コトラボ合同会社、株式会社MiKS、合同会社Hidane、がとーどちか、高瀬物産株式会社、今野畜産

活動内容 ※2025年10月時点

※2025年3月~2025年8月の活動

これまでの活動

【店舗営業】
・店舗営業中
・2025年4月~ メニュー開発・店舗営業スタイルの確立
・2025年7月~ チラシのポスティング

【EC販売】
・商品開発・製造・発送
・2025年4月~ 販売に向けた営業活動

【イベント出店 (4月19、20日)】
・2025年3月~4月 イベント出店に向けたポップ作成
・2025年4月 イベント出店に向けた製造

目標と達成状況

(目標)双葉店オープン
➡2025年3月オープン、営業中

(目標)EC販売
➡順次販売中(累計50万円以上販売)、商品開発を継続する

(目標)イベント出店
➡関東イベント出店(4月)

SNSなどのオウンドメディア

メディア掲載

活動風景

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    営業風景 2025年5月
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    福島牛と赤ワインソース 2025年6月
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    イベント用ケータリング 2025年6月
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    福島牛の極み丼 2025年8月

寄付者へのメッセージ

震災後初となる双葉での定期営業を行う夜の飲食店をオープンすることができました。ここまでの活動でようやくひとつ形を作れた気がします。
近所に飲みに行き食事をして歩いて帰る。この当たり前の日常を14年ぶりに双葉に取り戻せたことはとても誇りに思いますし、お店に食べに来てくれた住民の方々の笑顔を見ると、苦しい2年間でしたがここまで頑張ってきてよかったなと心から思います。しかし本当の意味でのスタートはここからだと思っています。双葉の住民のみなさまの生活に寄り添いつつも、他のエリアの方々や観光で訪れる方にも双葉の魅力が伝わるようなお店作りを進めていきます。
また、店名の由来でもある利他の精神を大切にしながら、来ていただいた方が、他の誰かに贈りたくなるようなギフト商品の開発も進めていき、より双葉の魅力を広め、たくさんの方に選んでもらえるように精進してまいります。
改めてこのチャレンジにお力添えをいただいた皆さま、本当にありがとうございます。ぜひ双葉に、そしてritaに足を運んでいただけたら嬉しいです。今後の活動もぜひ注目してください。

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