2024年09月20日
代表取締役 佐藤 太亮
浪江町
2021年12月1日~2024年11月30日
生産者さんなどが原材料やレシピを持ち込み、クラフトビール、クラフトサケ、ナチュラルワインなどを自由に小ロットで委託醸造できるような地域でシェアする新しいスタイルのブルワリーをつくる
2021年2月より隣町の南相馬市小高区にて酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」をスタートしました。
徐々に地域内外の方々が集う場所にもなりつつあり、コミュニティや文化を再構築していく拠点の1つとして、今後も活動を続けています。また、「お酒」というコンテンツの力により、海外も含めた地域外のファン獲得も少しずつ進めることができているため、長期的に農作物のリブランディングにも寄与していくと考えています。
これらの活動に加え、浪江町ではより挑戦的なブルワリーをつくることで、全国的に見ても先進的な文化づくりをしていき、浜通り地域の課題である風評被害や地域コミュニティの再建などにも貢献していきたいと考えています。
・コミュニティや文化を再構築していく拠点づくり
・農作物のリブランディングを生産者さんと一緒に推進
・東の食の会
・小高ワーカーズベース
※2024年2月~2024年8月の活動
【お酒の製造・販売】
・本格製造および販売
※月あたり約2種類のペースでリリース
・2024年7月~ 蔵のメンテナンス
【地域でのフェス「YoiYoi」開催】
・2024年4月20日 フェス「YoiYoi」開催
【職員採用活動】
・~2024年4月 採用活動
・2024年4月~ 新メンバー参画
(目標)製造・販売ペースの維持(月2種類リリースを維持)
➡4月以降新メンバーも入り、当初予定より多いペースで製造・販売できた(実績:2.5種類/ 月)。当初より多く製造できていることにより、販路の開拓が必要になってきたため、今後は営業活動にリソースを集中する予定。
(目標)地域でのフェス開催(満員)
➡おかげさまで満員御礼となり大盛況だったが、当初より多く予算がかかり赤字だったため、来年以降は資金計画を見直して実施予定。
(目標)メンバー追加採用
➡1名採用済。当初想定よりメンバーが増え、販管費が上がっているため、製造ペースをもう少し上げていきたい。
3年目も引き続きご支援いただき、本当にありがとうございます。
今年はさらに心強いメンバーも増え、事業として少しずつ安定感が増してきました。今年は地域に根差した酒蔵になっていくため、藤橋不動尊の「不動市」というお祭りが実施されていた地域で、自分たちなりの「お祭り」を実施することをスタートしました。それにより地域の方々との連携も少しずつ深められているのではないかと感じております。とはいえ事業規模が大きくなるごとにマーケティングや営業の課題が見えてくるなど、まだまだ不安定な状態です。
ここからさらに多くの方々に関わっていただける酒蔵となり、地域の文化とともに、100年200年と続く酒蔵を目指してまいります。引き続きあたたかい応援をいただけますと幸いです。
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