2025年04月17日
代表者名:渡邉 優翔
役職:代表取締役
富岡町
2023年2月1日~2026年1月31日
地域資源である花から酵⺟を抽出する技術を⽤いて、お酒(⽇本酒・焼酎・リキュール)の製造販売を⾏う。
花酵⺟は地域性・希少性・学術性を持ち新たな技術で花をお酒に変えることで花を嗜むという経験を提案。
我々はあくまで花を花として扱うのではなく、花をお酒にすることで花というものを捉え直す、地域資源を捉え直すという 花業界を1°(いちど)変える事業。
もともと花の観光地および生産を家業として行なっており、廃棄の増加や購入率が低下する産業を変えていきたい。また、花というものが人を笑顔にする魔法であると思い、花を用いて地域を活性化させたく起業しました。
起業前から夜ノ森駅のツツジの再生を2020年から行なっています。そのご縁もあり、この地域を花あふれる場所したいという使命を感じ、この地域でスタートさせました。
花は観るだけ。愛でるだけ。そのような文化と価値を、まだ世界にはないその先の価値と文化を創り出したいです。
地域資源である花から酵⺟を採取することで地域の花を使⽤し、お酒が売れることで地域の名前が⾒え町が注⽬され⾜を運 ぶという観光の循環が⽣まれる。
また、お酒の売上全体1%は百花繚乱プロジェクトを立ち上げ、地域で花を増やす取り組みや生産者の活動支援になると考えます。
・合同会社ねっか
・独立行政法人都市再生機構
・日本酒類販売株式会社
・福島県酒類卸株式会社
・蔦屋書店
・三越伊勢丹
※2024年9月~2025年2月の活動
■Enju製造/販売
・2024年11月:第2ロッド製造
・Enjuの第2ロットの製造と第1ロットの完売
■商標登録
・弁理士との顧問契約
・商標登録の手続き
・Enjuのブランドロゴや酵母の商標を進めながら、商標の管轄省庁への申請、2月登録完了
■花酵母採取
・公募の研究
・バラ、トルコキキョウ、カーネーションなどの酵母の採取と抽出を目指しながら研究
※双葉町のバラや富岡町のトルコキキョウで研究
(目標)お酒の製造(Enju)
➡各種2ロットの製造を半年で進めることができた。2~3ヶ月で1ロットを売りながら計画的に製造を行なった。
(目標)花酵母のブランド商標登録
➡2025年2月に半年間かかった商標登録が完了。花酵母が法的に守れる体制となった。
(目標)花酵母の研究
➡今年度の花酵母の抽出は0件。天候に恵まれず採取確率が下がってしまった。
(目標)取引先の拡大
➡現在20社との取引を進めており、より毎月の製造を増やしながら継続的な取引を進める。
(目標)地域に花を増やす
➡大熊町に確実に花を増やす活動を実施。毎月15人が関わってくださり日常の景観の維持を行なっていただいています。
いつも弊社をご支援いただき誠にありがとうございます。
2期目にしてなんとか商品が完成いたしました。販売ではとても苦戦し、どのように販路を開拓するか悩む時期もありましたが、徐々に販路を開拓することができ、安定期に向かっていると感じています。
多くのメディアにも取り上げていただけるようになり、商品を通じて富岡町や花について広げることができ、相乗効果を図れる状況となっています。
これからEnju以外にも米焼酎の開発を進め、大きなプロジェクトとして酒蔵建設も2027年に向けて進めています。
さまざまなお酒の展開を進めており、今後皆様にとって、いつかどこかで見たことがある当たり前となる商品となるように、そして富岡町に花をたくさん増やせるように引き続き精進してまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
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