2026年03月09日
代表者名:渡邉 優翔
役職:代表取締役
富岡町
2023年2月1日~2026年1月31日
地域資源である花から酵⺟を抽出する技術を⽤いて、お酒(⽇本酒・焼酎・リキュール)の製造販売を⾏う。
花酵⺟は地域性・希少性・学術性を持ち新たな技術で花をお酒に変えることで花を嗜むという経験を提案。
我々はあくまで花を花として扱うのではなく、花をお酒にすることで花というものを捉え直す、地域資源を捉え直すという 花業界を1°(いちど)変える事業。
私は福島県須賀川市出身で家業は600年続く大桑原つつじ園を営んでおり私で26代目になります。家業を手伝っている中花業界の苦悩や課題を感じていた中で1300年花を愛でるという文化がある中で、花の新たな価値と文化を作り出したいということを想い、花酵母に出会い花をお酒にすることで花業界を1°(いちど)変えられるのではないかと事業しました。
また、夜ノ森駅のツツジの再生を家業の技術を借り4年行っていたことで富岡町を花で溢れる場所へと使命を感じ富岡へ移住。花業界は年々生産額が減少している中で、我々は花からお酒を作ることで花を嗜むという経験を販売しています。
そのお酒は、飲み終わった後に瓶が花瓶となり家のインテリアとなる。その事で自然と花を嗜むという行動へ落とし込むことができ花を買うという習慣を地道に販売され利用されることで花が売れる。この習慣によって花農家への生産額を1°でも貢献できれと考えています。
地域資源である花から酵⺟を採取することで地域の花を使⽤し、お酒が売れることで地域の名前が⾒え町が注⽬され⾜を運 ぶという観光の循環が⽣まれる。
また、お酒の売上全体1%は百花繚乱プロジェクトを立ち上げ、地域で花を増やす取り組みや生産者の活動支援になると考えます。
酒類製造:合同会社ねっか
研究:東京農業大学、福島県ハイテクプラザ
■酒蔵の建設準備
2026年度から正式に酒蔵の着工を行うこととなり、様々な施設を作れるように設計や人や売り先など全てを整わせていきながら今年度は進めております。
・2025年9月~10月:企業立地補助金申請
・2025年10月~:交付申請準備(酒蔵の基本設計・器具の選定・資金調達)
■酒類製造
・2025年9月~:リキュール製造、販売増版
・2025年11月~:リキュール製造、販売増版
・2026年1月~:リキュール製造、販売増版
■営業
・2025年9月~:春先に向けた営業提案、複数件獲得
・2025年10月~:母の日に向けた試作提案
・2026年2月~:●企業様PB商品の開発
(目標)酒蔵の補助金採択
➡採択結果があり来年度より酒蔵の着工を開始することとなった。メーカとしての存在へ一歩進んでいる。
(目標)製造と販売強化(月1,000本製造)
➡月1製造を行い、より1日あたりの本数を増やすように営業と連携していく。
(目標)事業としての確立
➡製造・営業・お金・全体の循環をしっかりと回すことで事業の安定性を少しずつ保つことができた。
(目標)PB商品の受託(1~2社)
➡東京建物へのPB商品の開発を行うことができ、花に関しての新たな連携を図ることができた。
(目標)花酵母の研究
➡新たな採取確立や酵母の独特の泡をなくすための結果を研究機関と連携をしている。物理的な時間がかかるため結果待ち。
Q.一番心に残った体験・経験は何ですか?
商品を世の中に初めて販売し始めた時のことは、今でも鮮明に記憶に残っております。
どこまで売れるのか、消費者の皆様に受け入れていただけるのか――不安と期待が入り混じる中で販売を開始いたしました。
その後、卸先の店舗様からお言葉をいただき、実際に商品を複数本抱えて買いに来てくださる方や、「友人や家族に渡したい」と新聞記事を見て楽しみに足を運んでくださった方々と出会いました。その光景を目の当たりにした時、この商品を世に送り出して本当に良かったと、心から実感いたしました。
販路は徐々に広がっておりますが、今でも一つひとつのご購入が、私にとって何よりの喜びであり幸せでございます。
Q.最も大変だったことを教えてください。
事業が少しずつ拡大していく中で、従業員数も増え、マネジメントや経営者としての責任の重さが大きくなっていったことを強く実感いたしました。
組織を率いる難しさに直面し、戸惑いやストレスを抱える場面も多く、自身の未熟さを痛感する日々でもありました。
しかしその都度、会社をどのように運営し、どのように人を育て、組織をマネジメントしていくべきかと真摯に向き合い、学び、実行を重ねてまいりました。その過程そのものが、自分自身を成長させていただいた貴重な経験であったと感じております。
Q.もしこの起業家応援を活用していなかった場合、どのように起業していましたか?もしくは起業していなかった場合、どのような方法で浜通りに関わっていたと思いますか?
起業そのものは実行していたとは思いますが、起業家応援によるご支援があったからこそ、事業の推進スピードは格段に高まったと実感しております。
資金面のみならず、様々なご助言や機会をいただいたことで、事業をより円滑に遂行することができました。
もしこれらのご支援がなければ、現在のような形で事業を継続・発展させていくことは容易ではなかったと感じております。
事業を前へ進めるうえで、資金的基盤の重要性を強く認識しているからこそ、皆さまから賜りましたご支援に対し、改めて深い感謝の念を抱いております。
Q.今後の課題に感じていることなどあれば教えてください。
酒蔵を構え、メーカとして進めていく中でたくさんを不安はあります。事業規模としての巨額な投資を回収するためにより頑張らないといけないと毎日思い、空回りすることも多々ありますが、なんとか頑張っていきたいと思います。
Q.財団に伝えたいことがあれば自由に記入ください。
この3年間にわたり賜りました多大なるご支援に、心より深く感謝申し上げます。
創業間もない未熟な私たちを信じ、資金面のみならず精神的にも支え続けてくださったこと、その一つひとつが今日の弊社を形づくっております。順風満帆とは言えない道のりの中で、皆様の存在がどれほど大きな支えであったか、言葉では言い尽くせません。
事業として歩み続けることができている今、その背景には必ず皆さまのご支援があります。
本当にありがとうございました。
いただいたご恩を決して忘れることなく、今後は成果と成長という形でお返ししてまいります。
今期も変わらぬご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
皆さまのお力添えにより、弊社は新たな年度を迎え、これまで積み重ねてきた取り組みをさらに具体化させる段階へと歩みを進めております。
今期は、念願であった酒蔵建設計画を本格的に推進し、メーカーとしての体制整備とブランド確立に向けた実行フェーズへ移行してまいります。
その責任の重みを真摯に受け止め、酒造りを通じて地域資源の価値を高め、産業と文化の両面から持続的な発展に寄与してまいります。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
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