HAMADOORIフェニックスプロジェクト活動報告:Parakeet株式会社(三期生)2024年2月~2024年8月の活動

2024年09月25日

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体制

Parakeet株式会社

代表取締役CEO  中村 泰貴

活動地域

広野町

支援期間

2023年06月01日~2026年05月31日

事業内容

・リアルタイム音声変換ソフトウェア ParakeetVC の研究開発および全国販売
・ParakeetVCによる市政業務を一部代替可能なAIコンシェルジュの開発

起業背景および解決したい課題

VRChatやREALITYなどのライブ配信で活躍するVTuberが増えている。
コールセンター等で女性のオペレータのセクハラ被害&迷惑電話率がとても高い。
従来の技術では、自分の顔を匿名化する技術は存在していたが、自分の声を変える技術が存在しなかった。自分の声をリアルタイムにプロ声優の声色に変換することで好きな声で配信したり、男性の声で応対することができる。

地域へ寄与できること

ChatGPTと弊社AI技術を組み合わせることにより、市役所の入り口に、来場者(視覚障害者&聴覚障害者も含む)への館内案内、一部の市政業務の対応が可能。

協力団体、企業等

・AX株式会社(業務提携)

活動内容 ※2024年9月時点

※2024年2月~2024年8月の活動

これまでの活動

【リアルタイム音声変換の開発】
・2023年12月25日 ソフトウェアα版をリリース
・2024年5月~ 5/1に課金版であるソフトウェアβ版をリリース
・リリースから2日で10,000インストール、現在5万人近い利用者
・小林幸子60周年記念での10歳の小林幸子氏をAIで再現するプロジェクトに技術提供

【広野町への事業提案】
・事業提案書作成
・2024年7月 提出完了/開発開始

目標と達成状況

(目標)リアルタイム音声変換、ソフトウェアParavoのβ版リリース
➡2024年5月1日にリリース。累計利用者数4万人突破。現在、5万人近い方に利用されている。法人への販売が伸び悩んでいるため、今後営業を強化し、対法人への販売強化予定。

(目標)広野町への「AIコンシェルジュサービス」の仕様書提出
➡8月に昨年末に提出済みであった事業提案書を改訂し、最終版の仕様書を提出(市政業務を一部代替可能なAIコンシェルジュの提案)。広野町だけでなく幅広く福島県の市町村へ導入する活動を行う予定。

SNSなどのオウンドメディア

メディア露出状況

活動風景

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    2024年6月、声優音声の権利保護を目的とするAILAS記者会見に登壇
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    日本音響学会ビギナーズセミナーにて登壇 事業内容を説明
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    ヒューマンネットワーク高専 32周年イベントにて登壇 事業内容を説明

寄付者へのメッセージ

昨年6月頭からのご支援していただいた資金をもとに、弊社の基盤技術であるリアルタイム音声変換技術を確立することができました(業界最速)。
十分な資金をいただくことができたため、受託開発をたくさん受ける必要がなく、手持ち資金で開発ができたため、スピード感がある開発ができました。
5月頭に誰でも100名のプロ声優から好きな声をえらんでリアルタイムに音声変換できるソフトウェアのβ版を公開することができ、おかげさまで非常に多くの方に利用されております。
より一層の販売マーケティングを行い、多言語対応し、世界に販売していくつもりです。今後とも何卒、よろしくお願いいたします。

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