HAMADOORIフェニックスプロジェクト活動報告:ぷくぷく醸造(三期生)2025年3月~2025年9月の活動(半月ごとのレポート報告)

2025年11月11日

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体制

ぷくぷく醸造
代表取締役 立川 哲之

活動地域

南相馬市小高区

支援期間

2023年06月01日~2026年05月31日

事業内容

「浜通りに田畑を増やす」ことを目指し、南相馬市小高区に「日本酒×クラフトビール」の醸造所を立ち上げ、地域の農作物を活用した酒造りを行う

起業背景および解決したい課題

旧避難区域では、田畑がなかなか増えない現状(特に圃場整備されていない圃場)。稲を中心とした地域の農作物を使用した酒造りを実施し、「お酒を通して、浜通りに田畑を増やす」ことを目標に起業。

浜通り地域の農家数の増加、耕作放棄地の減少、農作物の高付加価値化を目指す。

地域へ寄与できること

・地域の農作物を活用し、高付加価値の醸造酒を製造
・販路を全国に拡大し、見学やイベントなどで誘客し、関係人口を増やす
・醸造所併設の飲食店を開業し、地域全体を活性化

協力団体、企業等

・南相馬市
・株式会社小高ワーカーズベース
・一般社団法人Next Commons Lab
・一般社団法人 東の食の会
・marutt株式会社

活動内容 ※2025年10月時点

※2025年3月~2025年8月の活動

これまでの活動

昨期に完成した酒蔵にて、醸造事業・飲食事業ともに継続して営業しています。9月以降人員を増やしていく予定です。引き続きよろしくお願いいたします。
・2025年3月~7月:どぶろく、クラフ

【酒造り】
・2025年3月~7月:どぶろく、クラフトサケの製造継続
・2025年8月:真夏は酒造りに向かないため、1カ月休造
・醸造所 拡張工事

【販売】
・全国の特約店 約40店に販売継続
・新定番「ぷくぷくホップ」シリーズ発売

【角打ち(飲食営業)】
・週3日間の角打ち(立ち飲み)営業継続

目標と達成状況

(目標)醸造開始
➡継続は問題なくできていますが、醸造量が想定の6-7割ほどになっています。人員不足で未達のため、今後採用し、教育していきたいと思っています。

(目標)新定番酒の発売
➡6月に定番シリーズ「ぷくぷくホップ」を全国リリースしました。

(目標)飲食営業継続
➡順調に継続

SNSなどのオウンドメディア

メディア露出状況

活動風景

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    大阪万博にて登壇(5月)
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    小高区にて約70年ぶりに栽培されたお米「愛国」を使用しての酒造り。
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    「ICC SAKE AWARD」にて優勝

寄付者へのメッセージ

いつもご支援ありがとうございます。
お蔭さまをもちまして、南相馬市小高区の古民家を改装した酒蔵での醸造を継続できています。継続的に販売していく定番酒シリーズも無事にリリースでき、多くの反響をいただいています。
また、9月に行われた日本最大級のビジネスカンファレンス「ICCサミット」にて開催された「SAKE AWARD」にて、念願の優勝を果たすことができました。ひとえに支えてくださるみなさんのお蔭です。
小高区は夜営業している飲食店が少ないため、木曜~土曜に立飲み営業もしていますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

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