2026年03月09日
撮影スタジオ写真館 コススタ
代表取締役 手塚 純教
富岡町
2023年2月1日~2026年1月31日
当スタジオは、家族写真やポートレート撮影を中心に、コスプレ体験や水撮影など、特別な撮影体験を提供する写真スタジオです。写真館としての役割を持ちながら、多様な撮影ニーズに対応できるオールインワン型のスタジオを目指しています。
また、オリジナルのバッジ制作サービスやイベント撮影など、撮影を通じた新たな価値提供にも注力。地域に根ざしたスタジオとして、単なる写真撮影の場ではなく、思い出を形にする空間を提供します。
私は15年間にわたり、趣味として写真撮影を楽しんできました。その経験を活かし、写真館と撮影スタジオを融合させた事業を立ち上げることを決意しました。大手の写真館と同じ形態では競争が難しいため、差別化を図り、独自性のある写真館を目指しています。
【地域の写真館・撮影スタジオ不足】
福島県浜通り地域には、南相馬市やいわき市を除いて写真館がほとんどなく、特に当スタジオの活動エリアでは撮影サービスが不足しています。地域住民が気軽にプロの撮影を利用できる環境を整えることが求められています。
【若い世代の来訪と地域の活性化】
写真撮影を通じて若い世代が訪れるきっかけを作り、地域全体の活性化につなげることを目指します。特にコスプレ撮影や水撮影といった体験型のサービスを通じて、従来の写真館とは異なる魅力を発信します。
・人生の節目の記録
家族写真やイベント撮影を通じて、地域住民の人生の大切な瞬間を写真に残す機会を提供。
・帰還者への思い出作りの場
避難先から戻ってきた住民に、故郷での新たな思い出を作る場を提供し、地域に定着するきっかけを生み出す。
・地域外からの集客による活性化
コスプレ撮影や特殊撮影(アクリルボードを使った水撮影など)を通じて、県内外の撮影愛好者を呼び込み、地域経済への波及効果を狙う。
・写真を通じた地域の魅力発信
地元企業や観光事業者と連携し、撮影サービスを活用した地域のPRを行う。
富岡町観光協会/富岡町商工会/株式会社ニココ/夜ノ森デニム/Rain Coast Studio/株式会社カラフルスペース/さつき美容室/ホームキャリア/貸衣装マーチ
【商品開発】
・2025年9月~:・卒業式撮影
・2025年12月:選挙写真
・2026年1月:成人式撮影
【マーケティング戦略】
・Instagramでの広報実施
・近隣市町村へ広告宣伝
【イベント事業】
・2025年10月20日:イベント開催
・2025年11月22日:イベント出展
・2025年12月20日:イベント開催
(目標)魅力的な商品開発
➡半分達成
犬撮影、成人式、生前撮影など複数の商品を開発できた一方、継続的な需要が見込めるウェディング分野等は未着手であり、今後は収益性と再現性の高い商品設計を進める必要がある。
(目標)安定収益
➡半分達成
イベント撮影や商品撮影など単発案件による売上は確保できたが、月次で安定する継続契約が十分に構築できておらず、今後は定額制・継続契約型サービスの導入により収益の平準化を図る。
(目標)月来客人数30人以上
➡半分達成
イベント撮影や商品撮影など単発案件による売上は確保できたが、月次で安定する継続契約が十分に構築できておらず、今後は定額制・継続契約型サービスの導入により収益の平準化を図る。
(目標)安定収益
➡一部達成
地域イベントや出張撮影を通じて実績と認知は着実に積み上げられたが、単発案件が中心となり、継続的な事業成長には至っていない。今後は主催型イベントや定期開催の仕組みを構築し、リピート性の高い事業モデルへの転換を進める。
(目標)家族写真用のHPを作る
➡達成
Q.一番心に残った体験・経験は何ですか?
「起業をすること」そのものが、私にとって最も心に残る体験でした。
それまで普通のサラリーマンとして働いた経験しかなく、いきなり商売を始めたため、大変なことや失敗の連続でしたが、それも含めて非常に貴重で素晴らしい経験だったと感じています。写真業を通じて、自分が撮影した写真で喜んでもらえたとき「ありがとう」と感謝の言葉をいただき、対価としてお金を受け取った瞬間に、誰かの役に立てたと実感しました。
また、スタジオやコスプレイベントを主催し、自分がつくった場所で人と人が交流し、「楽しかった」と笑顔で帰ってもらえたことは、お金には換えられない経験だったと思います。
Q.最も大変だったことを教えてください。
最初から最後まで、不動産(物件)に関する悩みが最も大変でした。 写真館を開業するにあたり、場所の確保が必要で、自分で土地を購入して建物を建てるか、賃貸で始めるかを悩んだ結果、賃貸を選択しました。しかし写真館という業種の特性上、天井の高い物件が必要で、条件に合う物件がなかなか見つかりませんでした。ようやく見つかった物件も老朽化が進んでおり、修繕費や工事費が想定以上にかかり、結果的に大きな負担となりました。 その後も雨漏りや家賃の大幅な値上げなど、固定費に関するトラブルが続き、今振り返ると、土地を購入して建物を建てたほうが結果的に安く済んだ可能性もあったと感じています。最初は、もっとスモールスタートで始めるべきだったと反省しています。
Q.もしこの起業家応援を活用していなかった場合、どのように起業していましたか?もしくは起業していなかった場合、どのような方法で浜通りに関わっていたと思いますか?
自己資金があまりなかったため、別の事業所で働きながら、IT系のホームページ制作など、初期投資の少ない事業から小規模に起業していたと思います。
その場合、浜通りとの関わりは限定的になっていた可能性が高く、今のような形で地域と関わることは難しかったと思います。
Q.今後の課題に感じていることなどあれば教えてください。
生活していけるかどうかという、お金に関する不安は常にあります。ただし、これは多くの人が抱えている不安でもあると感じています。それ以外では、法令面や税務面への不安があります。脱税などの問題を起こさないよう、法を守る意識は持っていますが、税務については専門知識が十分ではないため、不安を感じることがあります。
Q.財団に伝えたいことがあれば自由に記入ください。
私は経営に関しては素人で、決して上手にできていたとは思っていません。寄付してくださった皆さま、財団の皆さま、本当にありがとうございました。3年間にわたるご支援のおかげで、私は起業という挑戦をすることができました。心より感謝申し上げます。
寄付してくださった皆さま、本当にありがとうございました。3年間にわたるご支援のおかげで、私は起業という挑戦をすることができました。「起業すること」そのものが、私にとって心に残る大きな経験でした。サラリーマン経験しかない状態から商売を始め、失敗や苦労も多くありましたが、それも含めて得難い学びでした。
写真を通して人に喜んでもらい、「ありがとう」と感謝され、対価をいただいたとき、誰かの役に立てたと実感しました。地元の方々を撮影し、この地域へ少しでも恩返しができたと感じています。ご支援いただいた分は必ずお返しします。スタジオやイベントを通じ、人が集い笑顔で帰っていく光景は、お金では換えられない経験でした。心より感謝申し上げます。
HAMADOORIフェニックスプロジェクト 活動レポート一覧 活動レポート トップページ HAMADOORIフェニックスプロジェクト 活動紹介