2024年09月25日
wind&soil
代表 根本 李安奈
南相馬市小高区
2023年06月01日~2026年05月31日
エンタメ、学び、食などを企画するイベント事業
昔は、固定化された集落という組織で冠婚葬祭から祭りまで、生活を相互補助で成り立たせていました。部落や集落という組織が機能を果たさなくなった現代において、近所の世話焼きのおばさんに育児の相談することや、年の近いお兄さんに美味しい居酒屋を聞くこともできない。本人が心から楽しいと思える場を通して、ちっちゃな心の悩みを話せる人と出会えるようにすること。そして、「まーぜーて!」とちょっとだけ気になる人も足を踏み入れられるようにすること。そんな過ごしやすい風土ができればと、社名をwind(風)とsoil(土)を組み合わせた言葉にし起業しました。
気軽に遊びに行ったり悩みを相談できる人と出会い、良好な関係を築き、地域で「住む」のではなく、安心して「暮らす」ことができるようにしたい。
エンタメやイベントを純粋に楽しめる場を提供して、地域の移住者やUターンをしてきた方が地域のコミュニティに接続できるきっかけを作りたい
・小高ワーカーズベース
・秋風舎
・図図倉庫
・アウトクロップ
・南極ゴジラ
・haccoba
・marutt
※2024年2月~2024年8月の活動
【エンタメ事業】
・2024年4月20日 haccoba yoiyoi前夜祭
・2024年7月 シェフインレジデンス@haccoba
【配給事業】
・2024年3月23日 ズットフィルム@図図倉庫『南極料理人』
・2024年6月8日 ズットフィルム@図図倉庫『ニューシネマパラダイス』
(目標)<配給事業>上映と集客の経験を積む、配給会社のリサーチと関係会社へのアプローチ
➡配給会社や同事業のサービスのリサーチを取り組みに着手ができている。コミュニティシネマセンターや配給会社などへネットワークを作り、さらに事業構想に対してフィードバックを貰う作業を進める。
(目標)地域で求められているコンテンツの検証、広報や運営チームの組成をし、安定して運営へ
➡回数を重ねることに、自分がやった方がいいと思うイベントの形ではなく、地域のイベントのニーズを反映させたイベントの形にアップデートされてきた。しかし、人手不足により運営体制が安定していないため、広報、運営、企画のチームをそれぞれ組成し、より安定的に運営できるように改善する。
この度は当団体への心温まるご支援、誠にありがとうございました。
皆様からの貴重なご寄付により、消滅可能性のある地域でも、地域を存続させることに寄与するような事業を生み出すチャレンジができております。
原子力災害で発生した避難地域は、長い期間人が住むことができなかったエリアであり、消滅する予定だった場所です。
だからここで、日本各地の人口減少が進む地域を支える事業を生み出すことができると信じています。
学生時代に日本各地を旅した際、各地の食の豊かさ、文化の多様性に心を奪われました。この景色が無くなることはとても寂しいです。
自分の故郷が人が住めなくなったところを見ているからこそ、日本各地でそんな風景にしないために、事業という形でチャレンジしていきます。
HAMADOORIフェニックスプロジェクト 活動レポート一覧 活動レポート トップページ HAMADOORIフェニックスプロジェクト 活動紹介