2025年04月28日
wind&soil
代表 根本 李安奈
南相馬市小高区
2023年06月01日~2026年05月31日
エンタメ、学び、食などを企画するイベント事業
私は「都市に依存する若者」が増えていると感じます。
地方で若者が生きられないと思うことは、農業、漁業、畜産など、一次産業の維持が難しくなります。しかし、私はUターンしたことで、東京で働いていた時よりも、時間や金銭的にゆとりがあり、新たな友人も増え、豊かな生活を送っています。
実は、面白い仕事も、興味深い人も地方にはあり、それを知らないだけではないか。
さらには、地方では楽しいことも自分で生み出すこともできます。
都市では体験できないコンテンツを地方で生み出したいと考えています。
都市でしか暮らせない若者を減らし、地方でのライフスタイルやコミュニティに憧れを生み出すことで、災害などの都市への一極集中のリスクや、地方の人口減少に伴う問題(一次産業の担い手不足)を解決します。
地域の人たちが喜び、都市の若者が羨ましいと思うようなコンテンツを提供する。
それで、地域の人を元気にすることができます。地域を支える人々をコンテンツを通じてサポートすることで、地域が今よりも良い状態にすることができると思います。
・小高ワーカーズベース
・秋風舎
・図図倉庫
・アウトクロップ
・南極ゴジラ
・haccoba
・marutt、
※2024年9月~2025年2月の活動
共創コンテンツ事業
【シネポッケ】
・2024年9月21日 ズットフィルム@図図倉庫『ムーンライズ・キングダム』
・2024年11月2日 ズットフィルム@図図倉庫『グースFly Away home』
・2025年4月~ 共同上映事業「シネポッケ」開始
【シネポッケ】
・2024年7月~9月 シェフ・イン・レジデンス『インスピレーション⇄キッチン』
(目標)<配給事業>2024年:配給会社のリサーチと関係会社へのアプローチ
➡配給会社が、事業の価値を理解し、こちらの条件を踏まえて連携を行ってくれた。4月〜5月で第1回の実施に向けて、3地域の日程が確定。地域側からは確実にニーズをとらえている。
今後はサービスとしての基盤や広報に関して体制構築を図っていく必要がある。
(目標)2024年:広報や運営チームの組成をし、安定して運営へ
➡「インスピレーション⇄キッチン」については、一定の売上を確保しながら実施することができた。ただお店を開く以上の地域との繋がりや、食文化の継承を行うことができ、よりブラッシュアップすることで、他の地域にも波及できる可能性がある。
演劇については、単発で収益を確保することが難しいため、子ども向けのコンテンツに変化させターゲットを変えることで、収益の確保を狙う。
この度は当団体への心温まるご支援、誠にありがとうございました。
皆様からの貴重なご寄付により、消滅可能性のある地域でも、地域を存続させることに寄与するような事業を生み出すチャレンジができております。
原子力災害で発生した避難地域は、長い期間人が住むことができなかったエリアであり、消滅する予定だった場所です。
だからここでこそ、日本各地の人口減少が進む地域を支える事業を生み出すことができると信じています。
学生時代に日本各地を旅した際、各地の食の豊かさ、文化の多様性に心を奪われました。この景色が無くなることはとても寂しいです。
自分の故郷が人が住めなくなったところを見ているからこそ、日本各地でそんな風景にしないために、事業という形でチャレンジしていきます。
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