2012年11月12日
2012年10月11日
福島県南相馬市
南相馬市立鹿島幼稚園(園児約100人)
株式会社住ゴム産業(施工)
南相馬市では、震災後、除染のために全ての公立幼稚園、小・中学校の校庭の土を入れ替えましたが、土の質が非常に軽少で、強風や少しの運動で大量の砂塵が舞い上がり、近隣の道路や住居にまで飛散していました。2012年5月に同市内で芋煮会ワークショップ※を開催したところ、「子どもたちが飛散した砂を吸い込むのではないかと、保護者から不安の声があがっている」という話が出ました。
当財団では、成長・発達期にある子どもたちが、屋外でのびのびと運動できるよう、南相馬市立鹿島幼稚園の園庭に人工芝を導入する支援を行いました。張り替えた人工芝は、プロ野球球場でも使用され、運動に非常に適しています。今回の効果等を検証し、今後の支援に役立ててまいります。
当日は朝の時間帯はあいにくの雨だったものの、落成式の開催される時間までには綺麗な秋空が広がり、子どもたちは張り替えたばかりの人工芝の青々とした園庭で、思いっ切り体を動かしていました。