活動レポート ~活動実績のご紹介~

2013年度 みやぎジュニアトップアスリートアカデミー(2013年7月)

2013年10月21日

みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業

2013年度 みやぎジュニアトップアスリートアカデミー(2013年7月)

第3回育成プログラム「スポーツを楽しむ力」を開催

開催日時

2013年7月13日(土)

開催場所

宮城県総合運動公園(グランディ21)サブアリーナ
加美町「成瀬川カヌーレーシング競技場」

参加者

みやぎゴールドジュニアアスリート88名(全102名)

主催

みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業実行委員

共催

宮城県教育委員会
公益財団法人宮城県体育協会

協賛

公益財団法人東日本大震災復興支援財団

7月13日、みやぎジュニアトップアスリートアカデミーの一環である「みやぎゴールドジュニアトップアスリートアカデミー」の第3回目が開催されました。今回の狙いは「スポーツを楽しむ力」の獲得。バトミントン・カヌーの競技体験を通じ、スポーツを楽しむためには仲間や対戦相手への敬意と配慮が大切なこと。道具を大切に扱うこと、ルールに則って競技を行うこと、自ら考え主体的に行動すること等に重点におきながらプログラムを進めました。

<みやぎジュニアトップアスリートアカデミーについて>

復興の原動力として、長きにわたって活躍できる人材を育成することは、被災県全体にとって非常に重要です。この取り組みは、宮城県の小学生を対象として、トップアスリートを育成するとともに宮城県の子どもたち全体の体力向上を目指しています。小学4~6年生を対象としてトップアスリートを目指す育成プログラムを実施する「みやぎジュニアトップアスリートアカデミー」と、運動能力補強プログラムを行うことで、宮城県の子どもたち全体の体力向上を目指す「みやぎ子ども体力向上事業(仮)」を行います。スポーツを通じ、復興を支える心身ともにたくましい人材を育てるためのプログラムです。

report_20130713_02.jpg 小学6年生は宮城県総合運動公園でバドミントンを体験しました。大半の生徒が体験したことがあり、年齢や性別を問わずプレーできるバトミントンを通じ、「スポーツを楽しむ力」の獲得を目標に講義・トレーニングを行いました。
講義の冒頭では、スポーツはどんな時に楽しいと感じるか、スポーツを楽しむ状態へ至るまでにどんな準備が必要かを考えることで講義への理解を深めました。
report_20130713_03.jpg 実践プログラムでは、前半で基礎体力の向上メニュー、後半にバドミントンスキルの向上メニューを実施しました。バドミントンが楽しい!ということを感じるだけの構成ではなく、基礎練習の積み重ねがいかに大切か感じられたこと、家に帰ってからも練習できるメニューを学んだことは、生徒たちにとって大きな収穫となりました。
report_20130713_04.JPG 小学4,5年生は加美町カヌーレーシング競技場でカヌー競技のプログラムを行いました。
カヌー競技に関しては、ほぼ全員が初めてだったため、カヌー競技とはどういうものか、ルール、道具、乗り方などの基本的な内容から教わり、実際に乗ることによって水上でのバランス感覚などを体感しました。また、知的プログラムの講義では、目標設定の大切さについて講義を受けました。
一日の振り返りでは、「カヌーはメンバーと息を合わせることが重要なため、仲間と積極的に協力できたことが嬉しかった」という感想が印象的でした。

「目標設定」の大切さを学ぶ講義では、“何のために競技を行うのか、何のために練習するのか”を考える場面があり、競技指導者もそれを意識して指導されていました。生徒たちは目標設定や意義、課題を意識しながら取り組んだ結果、目標設定や課題への織り組み方を、トップアスリートへ具体的に質問する姿が見られました。回を重ねることで、このような生徒の変化が見られ、アカデミーのプログラムが充実してきたことを感じています。

活動風景




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