みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業2013年度 みやぎジュニアトップアスリートアカデミー(2013年10月)第6回育成プログラム「スポーツを楽しむ力」「スポーツから学べる力」を開催

2013年10月21日

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開催日時

2013年10月5日(土)

開催場所

大和町総合運動公園
仙台大学

参加者

みやぎゴールドジュニアアスリート92名(全102名)

主催

みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業実行委員

共催

宮城県教育委員会
公益財団法人宮城県体育協会

協賛

公益財団法人東日本大震災復興支援財団

10月5日、みやぎジュニアトップアスリートアカデミーの一環である「みやぎゴールドジュニアトップアスリートアカデミー」の第6回目が開催されました。今回は、小学4・5年生が「スポーツを楽しむ力」をコンセプトに、仙台大学でラグビーを行うことでチームワークの楽しさ・大切さを学び、小学6年生は「スポーツから学べる力」をコンセプトに、大和町総合運動公園にて自転車競技を行うことで、本格的な競技環境の中で数少ないチャンスを生かすことを学びました。

<みやぎジュニアトップアスリートアカデミーについて>

復興の原動力として、長きにわたって活躍できる人材を育成することは、被災県全体にとって非常に重要です。この取り組みは、宮城県の小学生を対象として、トップアスリートを育成するとともに宮城県の子どもたち全体の体力向上を目指しています。小学4~6年生を対象としてトップアスリートを目指す育成プログラムを実施する「みやぎジュニアトップアスリートアカデミー」と、運動能力補強プログラムを行うことで、宮城県の子どもたち全体の体力向上を目指す「未来を担うみやぎっ子 体力向上キャンペーン」を行います。スポーツを通じ、復興を支える心身ともにたくましい人材を育てるためのプログラムです。

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第6回目から、競技体験の前に全員で実施するウォーミングアップを含めた身体プログラムが実施されました。小学4・5年生は様々な動きを通して身体操作能力と全身持久力を高めるため、走る基本動作を、小学6年生はこれに加えてスタート時の適切な姿勢を学びました。また、継続的にトレーニングできるよう、家に帰ってから実施できるプログラムも学びました。

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その後、小学4・5年生、小学6年生と分かれ、小学6年生は自転車競技に、小学4・5年生はラグビーに、それぞれ移動しました。
自転車競技では、まず競技団体の方から自転車競技の解説、自転車や道具の説明がなされ、その後実際にトラックを歩いてバンクとよばれる傾斜に登ったり、プロの方の競技を実際に見たりすることで、競技環境やスピード感、音、雰囲気を掴みました。
生徒は初めこそ慣れない傾斜にびくびくしていましたが、慣れてくるとスピードを上げ、競技場を駆け回っていました。

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小学4・5年生は、アカデミーでは初めて行うチームスポーツであるラグビーを体験しました。
チームビルディングを兼ねてウォーミングアップを行った後、タグを取り合うタグラグビーを中心にプログラムが進行しました。1対1のタグ取り練習から、ボールを使いハーフコートでの練習、ボールを使いオールコートでの試合と、順を追ってラグビーの要素を楽しみました。
ラグビーのプログラムでは、同じチームのメンバーは名前で呼び合うことや、失敗をしたら皆で拳と拳を突き合わせドンマイと声がけすること、試合後は相手の選手と握手をすることなどの約束事が交わされ、生徒はチームスポーツであるラグビーの精神性を深く理解することができました。

 

活動風景

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    プログラム前にじっくり基礎動作を学びました。
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    プロのスピード感や音を体感し、その速さに驚きました。
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    バンクと呼ばれる傾斜に登り、自転車競技競技の環境を体験しました。
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    競技前には円陣を組んで大きな掛け声!これも今回の約束です。
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    プロの方を相手にタックルを練習しました。
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    チームプレイをから学んだことをチームのみんなで共有しました。

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