みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業2014年度みやぎジュニアトップアスリートアカデミー 第3回競技体験プログラム
2014年07月31日
- 講座名
第3回競技体験プログラム
- 日時
6月21日(土)8:30~15:45、22日(日)8:15~12:45
- 場所
ボート:船岡白石川 (柴田郡柴田町上名生神明堂105)
剣道:仙台大学 (柴田郡柴田町船岡南二丁目2-18)
自転車:大和町総合運動公園 (黒川郡大和町宮床字松倉92)
- 参加生徒数
6月21日:30名、6月22日:29名 (4年生/30名中)
6月21、22日、みやぎジュニアトップアスリートアカデミーの一環である、「みやぎゴールドジュニアトップアスリートアカデミー」の第3回競技体験プログラムを実施しました。2日間でボート・剣道・自転車の競技体験を行い、充実した2日間にすることができました。子どもたちも当プログラムで集まるのも3回目となり、大分打ち解けてきた様子でした。これから時に競いあい、励まし合う仲間としてもっとお互いを高め合う関係に成長していくことの期待を感じさせてくれました。
<みやぎジュニアトップアスリートアカデミーについて>
復興の原動力として、長きにわたって活躍できる人材を育成することは、被災県全体にとって非常に重要です。この取り組みは、宮城県の小学生を対象として、トップアスリートを育成するとともに宮城県の子どもたち全体の体力向上を目指しています。小学4~6年生を対象としてトップアスリートを目指す育成プログラムを実施する「みやぎジュニアトップアスリートアカデミー」と、運動能力補強プログラムを行うことで、宮城県の子どもたち全体の体力向上を目指す「未来を担うみやぎっ子 体力向上キャンペーン」を行います。
実施プログラム
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ボート
はじめに、ボートの櫂の使い方と力の込め方、身体の動かし方などのテクニックを正確に習得しなければ、船を効率よく進めることはできないと指導を受けることからスタートし、その後、2チームに分かれて体験練習を行いました。エルゴマシンを使った100mタイムトライアルでは、はじめは力任せにコードを引っ張ってもなかなか思うように進まず、すぐに息があがってしまっていましたが、講師から「手だけでなく、身体が前傾姿勢から元の姿勢へ戻る際の力を利用すると、身体全体の力を効率よく使うことができる」と教わり、もう一度挑戦。
すると、無駄な力を使わないため、最後までペースが保持できるようになり、1回目よりタイムを伸ばせた子が多くいました。子どもたちも技術を学ぶの大切さについて、身をもって理解できたる機会となりました。
実走練習では、2人1組でボートに乗り、タイミングや声掛けを合わせ、協力し合いながらボートを前に進めていました。
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剣道
最初に剣道の始まり・歴史、そして心得等について説明をしてもらい、その後、竹刀を持っての実技練習をスタートしました。初めての動作ばかりで子どもたちの動きはぎこちなく、特に素振りの際、竹刀を頭の上まで振り上げて垂直に振り下ろす、その動作が小さくなってしまう子が多く見受けられました。基本動作を一通り練習した後は実戦に移り、剣道連盟から参加してくれた子どもたちを相手に、面・籠手・胴打ちを行いました。
最初は、遠慮がちに竹刀で打っていた子どもたちも、途中から徐々にタイミングやコツが分かってきたようで、最後は面から籠手、面から胴の連続打ちにも挑戦できました。
しかし打つ際の発声を恥ずかしがってしまい、大きい声を出せなかったことが反省点。相手をしてくれた剣道連盟の子どもたち(小中学生3名)は、講師の顔を真っ直ぐに見て話しを聞く、そして大きな声で返事する、テキパキ動くなどの態度が立派で、本アカデミーに参加する子どもたちも刺激を受けた様子でした。
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自転車
子どもたちは、競技用自転車の乗車姿勢に少し戸惑いながらも、自分の体に合わせたセッティングを学びました。続いて、傾斜のあるバンクを歩いて周ってみました。バンクの傾斜角は非常に急で、これを自転車で走ることに子どもたちは驚いていました。競輪選手による模擬レース見学では、駆け抜けるスピード、ラストスパートの駆け引きなど、レースの迫力に圧倒された様子でした。
自転車に乗っての走行練習では、通常の自転車と異なるハンドルポジションに少し苦戦しつつ、前傾姿勢でペダルの踏込をすることを教えてもらい、風の抵抗を少なくすることを意識して練習しました。子どもたちはバンクの傾斜も怖がることなく、しっかりした姿勢を意識しながら走行できていました。
走行練習で競技用自転車にも慣れてきたところでタイムチャレンジを実施。子どもたちは誰が一番速く走れるかを競い合っていました。
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活動風景
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