2020年04月27日
For the future
岩手県釜石市
スタッフ9名、その他5名
ラグビーワールドカップが釜石の鵜住居復興スタジアムで開催されるため、この機会に多くの人に震災についてもう一度考えてほしいと思い、震災伝承うちわを作成。海外を含む多くの人へ配布し防災意識、震災について周知した。
3,800名以上
2019年8月~2019年11月
154,145円
9月25日と10月13日の2日間うちわを配る予定だったが、台風の影響で9月25日のみの配布となった。
しかし1日で2000人以上の人にうちわを手に取ってもらうことができ、自分の伝えたかった備えることの大切さが伝わっていたと思う。
また、台風で10月の活動が中止になってしまったこともあり、急遽釜石鵜住居復興スタジアムで行われたトップチャレンジリーグ2019釜石シーウェイブスvsコカ・コーラレッドスパークス戦で、防災に関する展示物の掲示とうちわの配布活動を行った。11月だったこともあり、うちわを手に取ってもらえるか心配だったが、多くの人に手に取ってもらうことができた。模造紙の前に立ち止まって見てくださった人もいて、興味を持ってもらうことができてよかった。
うちわを手にとってくださった方々のなかに、「テレビで見たよ」「頑張って」などと声をかけて下さる方がいて、とても励みになった。活動を通して、うちわは合計で約3800枚を配布した。
活動を通して、自分の考えを人に伝えるためにはいろいろな工夫が必要だということが分かった。
伝承する方法もいろいろあるので、伝えたい相手や目的によって工夫ができることに気付き、チラシなどではなく手元に残り、時間がたっても見たときに思い出してもらえるうちわを作ることにした。プロジェクトを始める前は不安な部分が多かったが、周りの支えもあって進めることができ、自分自身成長できたと感じる。
今までは周りの意見に合わせることが多かったが、自分の考えを形にする意思を持って、実際にやり切って自信が付き、積極的になれた。またこのプロジェクトを通して、新たな出会いがあったりして、人との繋がりがとても重要だと学んだ。
助成金をいただけたおかげでうちわを作ることができ、多くの人に震災のことや自分の思いを伝えることができました。ありがとうございました。