2021年07月09日
チームPBL
岩手県釜石市
7名
釜石市の魅力について、小学生のうちから気づいてもらえるようなイベントを開催。
小学生に地域の魅力を発見してもらい、そこから身近な人々へ広めてもらうことで地域全体に根付く活動を目指したい。
39名
2020年11月~2021年3月
117,733円
週に1回のペースでミーティングを行いながら活動。
2020年11月:作戦会議(発起人メンバーや地域の大人と、活動に向けてブレインストーミング)
2021年1月:活動の具体化に向けた話し合い(活動の目的の整理、イベントのゴール設定、内容などを詰める)
2021年2月:イベント内容確定(日程・場所)、参加者募集チラシ作成、アンケート作成
2021年3月:イベント物品買出、打ち合わせ会場下見、最終ミーティング
2021年3月24日:
イベント内容
①アイスブレイク(ネイチャーゲーム)
②火起こし体験
③焼き芋
④星空観察
【活動の成果】
今回のイベントにはメンバー、スタッフ含め約40名が参加しました。
今回のイベントでは、小学生との関わり方を学ぶことができました。具体的には、小学生への声のかけ方や補助の仕方などです。
イベントの運営面では、ミーティングを重ねながら入念な準備を行うことができました。また、各プログラムに関わる方々と繋がることができ、人脈も広がりました。普段知っているつもりでも知らなかった地域の魅力を、イベントにすることで改めて気づいたり学んだりするきっかけを提供することができたと思います。
また、イベントを計画したときに、「子どもたちが地域の新たな魅力を発見し、イベント終了時に『今まで知らなかったことが知れてよかった』と感じて保護者や友達にイベントのことを話すなどのアクションを起こしてほしい」と考えていましたが、帰宅途中や帰宅後に、実際に保護者などにイベントを通しての経験を話してくれたということも後日複数の方から聞くことができたことも収穫だったと思います。
(参加者アンケートから一部抜粋)
・動物の特徴をよく知れた
・釜石が自然豊かなことに気づいた
・星がとても綺麗に見れた
・自分自身でできることが増えた
・またイベントを開催してほしい 等
【課題・困ったこと】
困ったことは、事前準備で、より実践のことを考えた準備をする必要があったことです。不足の事態が起きた場合の対処法や、イベント中の人員の配置、タイムキーパーを設置し時間に余裕を思った行動が出来るよう改善が必要であることを学びました。また、さまざまな方からの意見を聞く事で、抜かりない準備ができると学びました。
課題として、スケジュールの設定時期です。開催したのは春休み期間でしたが、5・6年生をターゲットにした事で新中学1年生となる生徒の参加が0人でした。また、対象年齢を絞り過ぎたため、最初は申し込みが少なかったです。時間帯も保護者の仕事の都合もあり、送迎バスがないと参加が難しい参加者もいたため要望も考慮しながら参加対象の幅を広げ参加者を増やし、プログラムもメンバーで話し合いながら参加者全員が楽しめるように工夫しました。その他にも、プログラムの途中で児童の集中力が途切れてしまい、プログラムの進行に支障が出てしまいました。この2つの課題はイベント中にスタッフが臨機応変に対応することで無事にイベントを終えることが出来たと感じています。
ご支援いただけたおかげで無事にイベントを成功させチームのレベルアップにつなげることができました。ありがとうございました。
今後は、教育学部内で参加メンバーを募って説明会を開き、メンバーを増やし活動していきたいと思っています。それぞれのメンバーの出身地でイベントを企画するなどメンバーそれぞれが地域でやりたい事を考え意見を出し合いより良い活動を目指していきたいと思います。