ユースアクション東北団体名:仙台高専天文部

2019年03月12日

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団体名

仙台高専天文部

活動地域

宮城県名取市

団体人数

スタッフ5名、ボランティア等12名

活動内容

既存のプラネタリウムの改良や新型プラネタリウムドームの開発を行った。

事前のイベントの広報活動として、愛島・増田・増田西小学校や公民館、駅、図書館などにもチラシを設置した。

そして、2019年1月27日に、名取市図書館のご協力のもと、新増田公民館ホールで「名取市天文台」として初めてイベントを実施した。

イベントでは、私たちが製作した移動式のプラネタリウム番組の上映のほか、天体クイズラリーや名取市図書館の宇宙の本の展示、名取市天文台の紹介パネルの設置、天体写真展、アンケートを行った。

活動参加人数

400名以上

活動期間

2018年11月26日~2019年2月22日

助成額

241,080円

活動風景

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活動の成果/学んだこと

・イベントには 400 名を超える来場があった。

・アンケートによるイベント内容の評価については、とても楽しかった/楽しかったと答えた人が95 %を超えた。特に印象に残った展示についてはプラネタリウムと答えた人は 65%を超え、天体クイズラリーと答えた人が 50%を超えた。そして、97%以上の人からこれからも名取市天文台のイベントに参加したいとの回答を得た。

・学内で行っていたイベント準備のための活動や作業の進め方について、反省点が多かった。

・今後チームで仕事をするときはそれぞれの技量ややる気なども考慮にいれて仕事配分をしていきたい。
また、ものづくりを進めていると日々改良点や問題点に遭遇するために、購入する物品が当初の予算と変わってしまうケースが多くみられた。これに対しては、企業でものづくりをしていた人の話を聞くなど、情報収集して解決方法を模索していきたい。


・今回のアンケートで天文台をより良くするための提案を数多くいただくことができた。プラネタリウムを製作しイベントを運営する側の目線だけでなく、参加者の客観的な目線で物事を考えることの重要性について学ぶことができた。


・イベントを実施してみて、ドームの入り口に段差があってお年寄りの方や子供にとって危ないこと、整理券配布の段取りが悪かったこと、会場内における人の配置など、事前準備では気づけなかった反省を多く見つけることができた。実際にやってみなければ気付くことができないことが数多くあると学んだ。

・当日イベント中にプラネタリウム投影機の部品の一部が破損してしまい、機能の一部が使用できなくなった。

・番組内容を一部変更して対応したが、今後継続してイベントを実施していくためには投影機の信頼性を向上させることが必要不可欠であると感じた。それについては、投影機のテストに十分な時間をとることや、テストによって得られた情報をもとにして必要に応じた改良を行って対処していきたい。また、そのようなトラブルにも柔軟に対応できるような余裕のあるプログラムを組むことで、当日故障があった際もプラネタリウムの上映を安定して行うことができるのではないかと考えている。

寄付者へのメッセージ

この度は、仙台高専天文部の名取市天文台を支援していただき、ありがとうございました。
今回のイベントを通して、名取市天文台として大きな一歩を踏み出すことができました。

この先も、このあゆみを一歩一歩積み重ね、市民の声に耳を傾けながら、子供たちが主体的に学べる「名取市天文台」を作り上げていきたいと思います。


今後も私たちの活動を応援していただけたら幸いです。
本当にありがとうございました。

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