2017年08月30日
女川ほやーず
宮城県石巻市
2人
地元のホヤの消費拡大
100人
2016年10月～2016年12月
148,100円
宮城県石巻市は、震災前は全国でも有数のホヤの養殖地でした。
震災後には大消費国である韓国への輸出が禁止されたため、生産過剰となり、廃棄処分されるなど厳しい状況に追い込まれています。そこで地元の石巻市女川町でホヤ焼きを実演販売することで消費拡大を目指しました。
2016年12月23日に石巻市虻田で開かれたいしのまき農協主催の「第23回産直市」でホヤ焼きを販売しました。
ホヤ焼きは、水で溶いた小麦粉に刻んだ石巻産ホヤを入れ、卵と一緒に表面を焼き上げるお好み焼き風の料理で、イカ焼き機を使って作りました。
当初設定した販売目標数100個を超え、111個販売することができました。いしのまき農協の方からは、「ホヤのPRになった」、「高校生が地元のホヤについて危機感を持ち、消費拡大に向けて活動してくれたことで新聞にも取り上げられ、たくさんの人に伝わった」と言っていただきました。とても良い活動なので、今後はこの場に限らずいろいろなところで活動をしてみてはどうかという心強いお言葉もいただきました。
今回の活動を終えて、自分の地元で起きている問題は、当事者である私たちが率先して解決していかなければならないこと、しかしその問題を解決していくためには、資金やいろんな方の協力が必要であることを学びました。
今後活動していく際も、支えてくださるみなさんへの感謝の心を忘れずに頑張りたいと思います。
寄付金なしでは私たちの活動を成功させることはできませんでした。本当にありがとうございました。今回活動してみて感じた反省点なども踏まえ、次の活動はもっと良いものにしていきたいです。