2019年08月25日
岩手県大船渡市
バスケ
山本吉昭氏
2018年6月~2019年3月
小学生
延べ12名
■2018年6月30日(土)夢宣言イベント
・選抜12人(6年生中心)に対し、マイスター「山本吉昭氏」による指導会
・年間及び月間目標の設定・各自終了時の状態を設定
7月~3月
・週3回の通常練習(月・水・金)
・月1回、土日を利用して選抜した子どもたちの記録会及び勉強会
・10月に中間研修及び目標の確認と再設定
・遠隔ツールを利用して、課題について映像を用いた講師による月に1度の遠隔指導
■2019年3月30日 成果発表イベント
・マイスター「山本吉昭氏」による指導会(クロージング)
・子ども達による「成果発表会」
■通年課題「ドリブルスキル」(1フロントチェンジ⇒2レッグスルー⇒3バックチェンジ)ドリブルスキル1・2・3を1サイクルとして、1分間に何回できるか通年取り組んだ。当初ほとんどの子が10回~20回だったが、ほぼ全員が2~3倍の回数が出来るようになった。(計測4回)
■毎回課題1例「2ボールドリブル」(2ボールで各種ドリブルスキルを組み合わせる)2ボールドリブルに取り組み、普段の練習の合間などにも少しづつ練習した結果、多くの子供が利き手じゃないドリブルが出来るようになった。また、利き手についても格段に強く正確にドリブルできるようになった。
■マイスターの指導会を通して、特にも1人の子どもが、マイスターのアドバイスをきっかけに、スキルも意識も劇的に成長を遂げました。その子が「NBAの選手になる」と、明確に「夢」と目標を口にするようになりました。
さらに、目標に向かって取り組む普段の姿勢が変わりました。スキルアップはもちろんですが、意識を変革させることは、いつも大きな課題となっていることからも、大きな成果だと考えます。
今回初めてプロジェクトへ参加させて頂き、趣旨はもちろんのこと、被災地域の子どもの環境に対し、イベント一発の一過性な事業ではなく、トップアスリートに直接指導していただく事で、「夢」にむかって頑張ることはもちろん、本物に直接触れることで、より現実味を持った「夢」を子ども達は描くことができるのだと感じました。
今回の事業の中の成果として、事実本物に触れ、「NBAの選手になる」と決意した子どももいたことからも、このプロジェクトによって子どもたちが受ける影響は大きいのだと痛感いたしました。今後、永続的に事業が続くわけではないと思いますが、ぜひ形を変えても、日本全国の子供たちに寄り添い、「夢」を描く子どもたちへの応援をお願いいたします。