東北「夢」応援プログラム団体名:株式会社MPandC(野球)
2020年08月29日
- 開催地
福島県いわき市
- 種目
野球
- 夢応援マイスター
マック鈴木氏
- 支援期間
2018年7月~2019年3月
- 支援対象者
小学生
- 支援人数
延べ100名
いわき市を含め東北の被災エリアでは、ハード面での復旧はおおむね進んでいるものの、被災住民の暮らしの再建という部分ではまだまだ課題が残っています。また。農業や観光業といった産業も、未だに厳しい風評の影響を受けています。その影響もあり、飲食・宿泊業などのダメージが大きく、他県へ移住せざるを得ない事業者もいます。それに伴い、都心や他県に出て行く若者も数多くいます。地域の子どもにスポーツを通して夢を持ってもらうことを目的として実施・企画。
活動内容
- ■活動日時
- 7月31日、9月20日、11月21日、1月17日、3月28日の5回
- ■参加人数
- 20名
- ・7月イベント内容
- マック鈴木氏がメジャーリーグで経験してきた本場アメリカのベースボールと英語を交えながらバイリンガルな指導を実施。単なる野球の技術だけでなく、野球が出来る環境の有難さ、親への感謝の気持ち、仲間への想いやりなど、今後の東北を担う子ども達が立派な大人として成長出来るように指導を実施。
- ・遠隔指導内容
- 一人一人に対して細かく丁寧にフィードバックを実施。特にスローイングや視野を広く持つなど、実践を想定して練習するポイントを重点的に指導。それぞれのクセなども見抜き、一人一人に合った指導を実施。
- ・成果発表会内容
- 課題動画3つの確認をゲーム形式で行う。基本的な技術が習得できていない子ども達には一つ一つ丁寧に、またある程度習得できている子ども達には褒めてモチベーションを上げるなどそれぞれにあった指導方法にて対応。子ども達の生き生きとしたプレーに充実感と達成感を確認することができた。
活動の成果
野球に対する姿勢や1つ1つのプレーに対する姿勢、意識改革ができた。
また、野球の練習やこの取り組みを通じて、親や周りの支えていただいている方々への感謝や、住んでいる町を大切にすることなど、一人の人間として立派に成長してほしいこともマイスターより指導を受け、子ども達とその保護者達は感銘を受けていた。
また、自分が頑張ってきた姿を遠隔指導や直接指導を通してマイスターに見てもらい、評価してもらえることが大きな目標になっている生徒も多いとのことである。実際に元メジャーリーガーと一緒に野球ができたことで、さらに頑張る気持ちが高まったという声も子ども達から多く挙がっていた。
寄付者への御礼メッセージ
多くの方々からのご支援があり、2017年よりこのプログラムに取り組ませていただいております。東日本大震災から7年。まだまだ復旧、復興できていない現実があるかと思います。そんな中でも、未来を担う子ども達には、明るく前向きに夢・希望に向かって進んでもらいたいと思っています。東北がさらに元気になる為にも、このプログラムを通して、子ども達が夢・希望を持ち、輝き続けられるよう一緒に活動していきますので、引き続き応援をお願いします。
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