2018年12月26日
福島県相馬市
水泳
前田康輔氏
2017年6月~2018年6月
小中高校生
17名
●夢宣言イベント2017年6月3日
・開催場所:スポーツアカデミー相馬。参加人数は17名。
マイスターによる水泳教室を実施し、受講生の方々のキャラクターとスキルの把握、水泳の基礎を学んで頂きました。
実技の後は、10ヶ月の成果発表会に向けて夢宣言シートを記載し、マイスターの前で個々に発表して頂きました。
財団様よりプログラムの主旨をご説明頂き、現地の方へ激励と改めてのご理解を頂きました。
●2017年7月〜5月まで遠隔指導夢宣言イベント時に貰った課題のクリアから遠隔指導をスタート。
受講生から送られてきた水泳動画をマイスターが言葉と動画にて指導。
遠隔指導期間中はメルマガにて競技者として日常気を付けた方がよい点や生活習慣などについて発行。内容はマイスター、トレーナー等の言葉を送信いたしました。
●成果発表会イベント2018年6月3日
・開催場所:スポーツアカデミー相馬。参加人数は13名
水泳教室を実施し、自分たちの目標としている課題のおさらいと遠隔指導で分からなかった点などをマイスターより指導頂きました。
水泳教室後は1人1人成果発表を実施。目標達成シート(姿勢、キックの使い方、水の捉え方、スピードの上げ方、レースペース調整力、スタートなど)を5段階で評価。
目標を数字で見える形にして成長を実感して頂きました。
最期は修了書をマイスターよりお渡し頂き、今後の課題等を熱く語って頂きました。
また、財団様より受講生の方々へプログラムの主旨を改めてお伝え頂き現地への激励を頂きました。
夢宣言イベントの際には質問など積極的にできなかった受講生の方々が最終日の成果発表会の際にはイベント終了後にもスタッフやマイスターへ質問をし、自主的に動く事や、積極性が出て来た事は彼らの自信に繋がると思いました。
また、成果発表会の後、受講生の方にプログラムに参加してみてどうだったか?との質問をしたところ、「自分が目標にしていた泳ぎができる様になった」「がんばって練習ができた」「自分で成長したと実感できた」などの前向きな声を頂きました。
1点、夢宣言ノートの継続した記載に関しては、受講生全員が上手く活用できなかったとの事で、その部分のケアが不足していたと反省点があります。
この度は東北夢応援プログラム水泳@相馬へご協力を頂きまして誠にありがとうございました。
相馬市のある双相エリアは、東日本大震災直後より現地に拠点を構え、地域の方々との恊働により子そもたちの7年間を見守って来た場所です。
施設や環境、コミュニティが崩壊し、スポーツが出来なかった時期を過ぎ、思い切り仲間たちとスポーツを楽しみ、夢に向かって進む学びの場をご提供いただけた事、その姿を見る事ができた事を大変嬉しく思います。
このプログラムでの経験を生かし、広い世界を目指し大きく羽ばたいて欲しいと思います!
ありがとうございました。