プレスリリース福島こども力プロジェクトが「2014年度グッドデザイン賞」を受賞

2014年10月01日

公益財団法人東日本大震災復興支援財団(代表理事:立石 勝義、以下「当財団」)が、福島県の将来を支える人材の育成を目的に実施している「福島こども力プロジェクト」が、このたび2014年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しましたので、お知らせいたします。
 
本プロジェクトは、福島県の未就学児から高校生を対象として、自然体験やスポーツ、音楽、国際交流、リーダー育成、キャリア教育などの幅広い分野において、子どもが本来持つ力を引き出すプログラムを行うさまざまな団体のプログラムを支援することで、福島県の将来を担う人材の育成を目指すもので、2013年6月から開始されました。今回の審査では、「参画団体・企業・NPO・国・自治体などが連携し、単発のプログラム提供にとどまらず、福島こども力会議や福島こども力調査などを通じて、活動が継続的に実施される仕組みになっている点」が高く評価されました。今後も、本プロジェクトが、昨年以上に人材育成事業として発展的かつ持続的なものとなるよう、さまざまな団体や行政などとの連携を強化していきます。
 
 
「2014年度 福島こども力プロジェクト」概要
  1. 実施期間:2014年4月1日~2015年3月31日 
  2. 支援プログラム数:13プログラム
  3. 寄附予定金額:約1.2億円
  4. 支援予定人数:9,925人
  5. ビジョン・ミッション
ビジョン
さまざまな人々の考え方や立場を乗り越えた連携を作りだし、福島の将来を支える人材の育成に寄与する。
 
ミッション:
・さまざまな体験活動を通じて、以下の3つのこども力を引き出すこと
①考えを整理し、表現する力
②心身ともに健康で、自律的に行動する力
③多様な価値観を認め、感謝の心を持ち、協働・協創する力
・こども力を引き出す活動を支える、地域の連携力を創り出すこと
 
6. 後援:福島民報社、福島民友新聞社
 
 
 
「2014年度 福島こども力プロジェクト」今後の予定
2014年4月から、13のプログラムが順次実施されています。今後も、さまざまなプログラムを実施すると共に、福島の子どもたちと保護者の方々、NPO・団体・自治体などと、福島の「こども力」を伸ばすプログラムがどうあるべきかを考える「福島こども力会議」を2014年11月3日(祝)に福島市内で実施し、その中で出た意見を反映したプログラムを2015年度に計画・実施します。また、2014年度の各プログラムが本プロジェクトの目指す「こども力」を伸ばすことができたかを調査し、その結果を2015年3月に発表する予定です。
 

グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は39,000件以上にのぼります。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞です。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。

東日本大震災復興支援財団について

東日本大震災復興支援財団は、東日本大震災で被災した子どもたちとその家族の支援を行うために、2011年6月に、ソフトバンク株式会社 社長 孫 正義によって設立されました。高校生向け奨学金「まなべる基金」や、NPO等団体への助成「子どもサポート基金」、福島県の子どもたちの力を引き出す活動を行う団体を支援する「福島こども力プロジェクト」をはじめとした助成事業を中心に活動を行っています。東北の子どもたちの、夢と希望を育む環境を実現するために、「みんなでがんばろう日本」をスローガンに、継続的な支援を続けてまいります。

◎ホームページ
http://minnade-ganbaro.jp/

◎Facebbok:
http://www.facebook.com/ganbarojp

本件に関する報道関係のお問い合わせ先

公益財団法人東日本大震災復興支援財団 広報担当 TEL: 03-6889-1560 (月~金 10:00~12:00/13:00~17:45)

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