2021年03月01日
公益財団法人東日本大震災復興支援財団(所在地:東京都港区、代表理事:立石 勝義、以下「当財団」)は、被災した子どもたちへの支援活動を行う団体に助成する「子どもサポート基金」(2021年度)の助成先を決定しましたので、お知らせします。
2020年9月7日から10月6日まで行った「子どもサポート基金」(2021年度)への募集に対して、合計26件の申請があり、選定委員会が慎重な審査を行った結果、合計17件の活動に対して総額1億9,282万円の助成を決定しました。助成団体名、活動概要、助成額などの詳細は別表の通りです。
募集区分やその他詳細については以下URLをご覧ください。
http://minnade-ganbaro.jp/katsudou/project/kodomo_support/2021_josei.html
団体名 | 助成区分 | 助成額 (万円) | 助成 年数 | 事業概要 | 主な支援 対象県 |
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気仙沼子育てコレクティブ インパクトプラットフォーム 「コソダテノミカタ」 |
区分①※ | 4,359 | 3 | 宮城県気仙沼地区の子育てコミュニティ復興、および 遊び場づくりのための協働事業 |
宮城県 |
公益社団法人 3.11みらいサポート |
区分① | 2,240 | 3 | 宮城県石巻市の伝承施設「MEET門脇」を通じた 次世代への継承 |
宮城県 |
ARTS for HOPE | 区分① | 1,762 | 2 | 被災地の障がい児と家族の心の支援と居場所の運営 | 宮城県 |
一般社団法人 気仙沼あそびーばーの会 |
区分① | 1,346 | 3 | 宮城県気仙沼市大谷地区の子どものための遊び場・居場所づくり活動 | 宮城県 |
特定非営利活動法人 冒険あそび場 ‐せんだい・みやぎネットワーク |
区分① | 1,334 | 3 | 宮城県仙台市内の集団移転地域及び現地再建地域における子育て・孫育て世代・子どもの居場所づくり | 宮城県 |
特定非営利活動法人 未来図書館 |
区分① | 1,300 | 2 | 学生が軸となる多様な応援団を巻き込む未来の担い手育成プロジェクト | 岩手県 |
特定非営利活動法人 こども∞感ぱにー |
区分① | 1,197 | 3 | 宮城県と石巻市の子どもが安心して暮らすための拠点づくりとネットワーク構築事業 | 宮城県 |
菊池記念こども保健医学研究所 | 区分① | 1,082 | 2 | 福島県の子どもと地域の暮らしが健やかに続いていくための活動 | 福島県 |
特定非営利活動法人 にじいろクレヨン |
区分① | 875 | 3 | 宮城県石巻市釜大街道地区の子どもと地域がつながる居場所づくり活動 | 宮城県 |
特定非営利活動法人 浜わらす |
区分① | 850 | 3 | 津波がきたまちで子どもたちの生きる力を育む活動 | 宮城県 |
認定特定非営利活動法人 カタリバ(大槌町) |
区分① | 574 | 2 | 岩手県大槌町の中高生の主体性を地域ぐるみで育む活動 | 岩手県 |
株式会社チャイルド工房 | 区分① | 420 | 2 | 訪問型保育事業所開設と在宅ワークの保護者が利用できる託児所運営 | 宮城県 |
認定特定非営利活動法人 カタリバ(女川町) |
区分① | 276 | 2 | 宮城県女川町の学校と連携して小中高生の学ぶ力を育む仕組みを地域に移管する活動 | 宮城県 |
特定非営利活動法人 未来図書館 |
区分② | 360 | 2 | 岩手県内で実施する子どもと大人の学びあいを、大学生が軸となり持続可能に展開するしくみの構築 | 岩手県 |
特定非営利活動法人 浜わらす |
区分② | 499 | 3 | 津波がきた町で子どもたちが地域の自然や人、暮らしに関わりながら、本来もっている「生きる力」が引き出され、逞しく育つことを目指し、防災キャンプや漁業体験等、子どもたちへ浜の暮らし文化や知識を伝える活動 | 宮城県 |
特定非営利活動法人 放課後こどもクラブ Bremen |
区分② | 489 | 2 | 家庭や児童本人に起因する事情をもつ児童を受け入れ、個々に応じたケアをしながら安心安全な居場所の提供、及び様々な体験や学習支援を通じた子育て支援 | 宮城県 |
特定非営利活動法人 チームふくしま |
区分② | 319 | 2 | 福島と全国との絆を深める「福島ひまわり里親プロジェクト」を中心とした、学校・教育団体との連携による、道徳教育や防災教育、震災及び原発事故の伝承伝達 | 福島県 |
http://minnade-ganbaro.jp/katsudou/project/kodomo_support/
東日本大震災復興支援財団は、「子どもサポート基金」を通じて、東日本大震災で被災した子どもたちが出来るだけ早く日常の生活を取り戻し、心身の健康を回復し、主体性を発揮し希望を持ってたくましく成長できるよう、サポートしています。
公益財団法人東日本大震災復興支援財団 広報担当 03-4360-3766(月~金 10:00~12:00 / 13:00~17:00)