2012年11月08日
宮城県気仙沼市を中心とした要支援乳児及び幼児への個別支援物資配送活動
主に宮城県気仙沼市、宮城県本吉郡南三陸町、岩手県陸前高田市を中心に1軒1軒自宅や仮設住宅のニーズ調査を行い、必要な支援物資を全国、海外から募集。要支援乳児及び幼児へ全国や海外の支援者から集まった支援物資を手渡す活動を行っている。
1. 要支援乳児・幼児の居所の把握とニーズ変化聞き込み調査の継続
活動している地域は行政機能が失われ、乳児・幼児の個人情報がほとんど無い状態であったため弊団体スタッフが1軒1軒足を運び要支援乳児・幼児の居所把握と日々変化する支援ニーズ調査を行った。その情報は各市町村行政へ提供を行った。
2.要支援乳児・幼児へ必要支援物資の配送の継続
1の活動で発掘した要支援乳児・幼児の中でも、支援物資が行き届かない世帯へ必要な支援物資を必要な数量分、配送を行い、継続支援が必要な要支援乳児・幼児リピーターとの連絡を密に行い支援漏れのないように努めた。
3.WEB構築後の運営
7/20に開設したWEBの運営し、物資マッチングやボランティア募集、励ましの声など更新。新たにチャリティグッズ販売のページを設け寄付を募った。
4.ボランティアの受け入れ
3のWEB内にてボランティア募集を行い、数時間や1日という短期間であっても受け入れを行った。
5.マスコミへの取材協力
活動開始以降、気仙沼市の被災者である個人が始めた支援活動が共感をよび仙台放送、河北新報、NHKラジオ第一、テレビclubジャパン、TBCラジオ、時事通信、北海道新聞の取材を受けた。今後もマスコミの取材協力を行い、支援の輪を広げた。
助成期間内に約4500世帯へ個別訪問を行い、そのうちの約400世帯への支援を行った。支援物資は全て全国や海外の支援者様からいただいた心のこもった物資である。震災当初は命にかかわる支援物資のニーズが多かったが、雇用の受け皿が少なく定職に就けず自立した生活が難しい世帯への支援にシフトし、継続した支援物資の配送を行うことで、子育てを負担に感じることのないよう努めた。
子どもサポート基金 子どもサポート基金 活動レポート一覧 子どもサポート基金 活動レポート一覧 活動レポート トップページ 子どもサポート基金 活動紹介