2012年11月08日
福島県内に暮らす子どもたちのための学校の休みを利用した、放射能からの避難・保養および復興活動
2012年7月31日(火)~8月22日(水)の間、福島で被災し、今もそこで暮らす高校生7名(引率者1名)を招待し、ロサンゼルス、メキシコ、ピースボート地球一周の船旅にて音楽交流プログラムを行う。船内では、語学・文化交流に加え、世界的に注目される青少年オーケストラシステムを持つベネズエラの若者たちと共同練習を行い、帰国後、被災した方々を招待するコンサートを開催する。
8月1日
ロサンゼルス訪問 現地で活動中の青少年オーケストラ2団を訪問。日本人が音響を手がけたディズニーコンサートホールを訪問
8月2日
メキシコ・エンセナーダ港より乗船。地元青少年オーケストラ「ベニン・アカデミー」楽団と共演。
8月3~16日
第76回ピースボート地球一周の船旅に参加(洋上14日間)
船内では、コンサート、ワークショップ、語学研修などを含む交流プログラムに参加
8月17日 横浜港帰港 記者会見に参加
8月18日
ふくしま・うた語りスペシャル 帰国コンサートに参加 (加藤登紀子さん、鎌田實さんと共演)
ロサンゼルス、メキシコ、およびともに旅をしたベネズエラの若者たちと深い交流をすることができ、福島の子どもたちにも新しい目標や希望が生まれた。8月18日のコンサートでは、被災した家族のみならず、未だ自宅に帰れず避難生活を続けている福島の方々を元気づけた。
子どもたちからは、「また会いにいくために、オーケストラを頑張る」「最高のともだちができた」との声があり、保護者からは、「震災以来あまり外に出ることができなかったけれど、今回海外に出た上に素晴らしい経験ができてよかった」「子どもの表現力が豊かになった」との声をいただいている。
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