活動レポート ~活動実績のご紹介~
子どもサポート基金助成団体レポート
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一般社団法人Bridge for Fukushima
- 福島県出身大学生リーダー人材育成事業
- 福島県内から首都圏に進学した学生らを対象に、進学後も継続的に復興や地域課題に関わりを持ち続け活動の場を提供し続けると共に、地域人材として必要な知識を身に付けるプラットフォームを構築します。
最終的には大学卒業後、復興や福島の発展を担う人材を育成します。
基本情報
活動期間 | 2016年4月1日~2017年3月31日 |
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活動地域 | 福島県福島市 |
支援人数 | 50名 |
活動人数 | スタッフ7名、ボランティアのべ27名 |
連携団体 | 福島県立福島高等学校(各事業/高校生への周知) NPO法人コースター(各事業/高校生への周知、事業サポート) NPO法人相馬はらがま朝市クラブ(各事業/高校生への周知、事業サポート) |
写真
活動の背景/内容
進学校から関東圏の大学に進み首都圏に就職し頭脳流失が起こっていた構造から、震災以降福島に関心を持つ高校生が急増してきたことを機とし、大学進学後も後輩の高校生にメンター的な伴走者の役割を果たしつつ、自ら活動を継続し、就職後も復興や地域人材として活躍出来るプラットフォームを構築します。
最終的には、大学卒業後福島に戻り何らかの事業を立ち上げるような人材となるような継続的な研修プログラムを提供します。
4月の活動
- High School Pitch合宿
High School Pitchに向けて合宿を行う。 - 大学生チーム結成
4月時点での大学生チームをリストとして作成。2015年度卒業生を中心とした4名がコアメンバーとなる。
5月の活動
- 大学生によるメンタリング
大学生1名が事務所にて高校生1名に対して進路についてメンタリングを実施。 - 大学生作戦会議
大学生3名により作戦会議の実施。今年度の活動について打ち合わせ。
6月の活動
- 浪江ツアー第1回・浪江ツアー第2回
浪江町出身の大学生5~6名がそれぞれ参加し、浪江町の視察を行った。 - High School Pitch実施
7月の活動
- 大学生によるメンタリング・高校生プロジェクト「あいでみ」サポート
高校生プロジェクト活動に対して、2名の大学生がメンタリング、活動サポートを行う。
8月の活動
- イイダテ大学生チーム打ち合わせ
- 大学生によるメンタリング
夏休みを利用しての、大学生による進路・プロジェクト活動のメンタリングを行う。
9月の活動
- 大学生によるメンタリング
大学生によるプロジェクト実施したことにより、県内から12名の高校生の参加があった。 - 大学生作戦会議
Y-Planというワークショップを通して課題解決の手法を学んだ。 - 「もっとTOMODACHIプロジェクト」開催
10月の活動
- 大学生によるメンタリング
大学生によるメンタリングを行う。 - 評価指標作成打ち合わせ第1回
評価指標について、専門家との打ち合わせを行い、設問、評価指標についてアドバイスをいただく。
11月の活動
- 評価指標作成打ち合わせ第2回
評価指標作成し、実施後の分析について打ち合わせを行う。 - 大学生によるメンタリング
- 「ガチなおせちをDIYする会」打ち合わせ
12月の活動
- ロジックモデル研修
- 大学生作戦会議
ロジックモデル、パブリックスピーキング研修へそれぞれ6名、4名が参加した。また同時に大学生作戦会議を行い、高校生へのメンタリングについてディスカッションを行う。 - 留学生による留学フェローシップ開催
- パブリックスピーキング研修開催
- 「ガチなおせちをDIYする会」開催
大学生によるプロジェクト実施。4日間行い、8名~10名の高校生・大学生により実施された。来年度継続して活動していく予定。
1月の活動
- 傾聴スキル研修参加
傾聴スキル研修へ大学生2名参加。 - 評価指標実施フォロー
評価指標について分析、評価の留意点について専門家と打ち合わせ後、高校生へフィードバックを行う。
2月の活動
- 大学生によるメンタリング
大学生による進路メンタリング実施。 - ファシリテーション研修参加
- SROI研修参加
ファシリテーション研修へ1名参加、SROI研修へ2名参加。 - 大学生による海外研修合宿の実施
海外研修合宿に大学生4名が参加し、カンボジアの視察を行った。
3月の活動
- 「高校生スキルアッププロジェクト」フィールドワーク実施
大学生によるプロジェクト実施。関西国際学園へのフィールドワークを実施し、高校生に必要なスキル・新しい学習方法を学ぶ。 - 「高校生スキルアッププロジェクト」打ち合わせ
- 「もっとTOMODACHIプロジェクト第2回」開催
大学生によるプロジェクト第2回を実施。8名の高校生の参加、3名の大学生がメンターまたは参加者として参加。 - 大学生によるメンタリング
- 大学生チームとして30名からなる参加がある。Facebookでは参加人数がわからないため、非公開グループとして作成し、人数管理を行った。
- 評価指標を作成し、高校生に1度の調査が行われた。定期的に調査を行うため年度を区切りとして4月に大学生向けに調査を行う。
- 高校生合宿・イベントでのメンター経験、研修参加により、スタッフの指示なしに行動が可能な大学生が10名程度いる。また、大学生による福島でのプロジェクトが3つ立ち上がり高校生を巻き込んだ活動が行われた。
- 大学生が行ったプロジェクトにより、新たに参加した大学生が増えたこと、またその大学生が高校生合宿を通して、大学生チームのコアメンバーとして活動を行うようになった。また、合宿やイベントを大学生が企画運営したことにより、これまでかかわりのなかった学校の生徒が参加するようになった。
- 福島出身の大学生を中心として、福島大学、東京大学の県外出身大学生委弊団体の活動に興味を持った学生が、高校生向け合宿にメンターとして参加している。
- 大学生メンバーのメンタリングや、活動のサポートを受けてきた高校生が、卒業後に後輩の活動のメンタリングを活動的に行う仕組みが作られてきた。
日頃より、ご支援いただき誠にありがとうございます。
お陰様で大学生・高校生もより活発に活動をすることが出来ています。
高校生だった子たちが、進学し大学生として高校生の活動をサポートしていく循環も徐々に大きくなってきました。
福島を離れてもなお、思いを持ちかかわり続けてくれる学生たちが増えること、そして学生たちが自由に学び成長していくことをサポートしていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。