子どもサポート基金 2017年度NPO法人にじいろクレヨン

活動の背景

震災から6年を迎え（2017年提出時点）、石巻市・仙台市では復興公営住宅、戸建て住宅の建設、移転が進んでいる。

新たな環境でのコミュニティ構築に向けて自治体、地域団体、市民活動団体が支援活動を行っているが、現状として子ども・大人のコミュニティ作りに対する意識は低く、子どもを見守るコミュニティはまだ形成されていないことを受け、活動を実施している。

活動の内容

4月の活動

【新立野】

・お茶会サロン4月30日（日）

・おにぎりや味噌汁作りを住民と子どもたちで行い交流を図る

・室内遊び（寸劇、卓球、こいのぼり作り等）

・遊びのひろば 4月5日（水）、4月12日（水）

【田子西】

・遊びのひろば 4月23日（日）

・外遊び、こいのぼり作り（工作）

5月の活動

【新立野】

・お茶会サロン5月14日（日）

・ごはん作り（おにぎり、味噌汁）

・お茶会・室内遊び（こま回し、オセロ等）

・遊びのひろば 5月10日（水）、5月17日（水）

【田子西】

・遊びのひろば5月28日（日）

6月の活動

【新立野】

・お茶会サロン　6月11日（日）

・ごはん作り

・屋外でのお茶会

・室外遊び（縄跳び等）

・遊びのひろば 6月7日（水）、6月14日（水）

【田子西】

・遊びのひろば6月25日（日）

7月の活動

【新立野】

・お茶会サロン7月9日（日）

・ごはん作り、お茶会

【田子西】

・遊びのひろば　7月23日（日）

8月の活動

【新立野】

・遊びのひろば　8月2日（水）

・ハンドベルの演奏、水遊び、大学生ボランティアとの遊び 8月9日（水）

【田子西】

・地域イベント手伝い　8月12日（日）

・遊びのひろば　8月27日（日）

9月の活動

【新立野】

・お茶会サロン　9月17日（日）

・ごはんつくり（おにぎり、豚汁、焼き芋、七輪を使用して屋外での調理）

・あそびのひろば　9月6日（水）、9月13日（水）【田子西】 9月24日（日）

10月の活動

【新立野】

・お茶会サロン　10月29日（日）

・ごはんつくり（カレー）

・ボランティアによる演奏会 野外型茶会サロン　10月18日（水）

・災害時用の釜戸ベンチを使い公園でお茶会を開催 遊びのひろば　10月25日（水） 【田子西】 10月22日（日）

11月の活動

【新立野】

・お茶会サロン　11月19日（日）

・ごはんつくり（おにぎり、豚汁、七輪を使用して屋外での調理）

・クリスマスツリー、リース作り 遊びのひろば　11月１日（水）

・ハロウイン遊び11月18日（水）【田子西】 11月26日（日）

12月の活動

【新立野】

クリスマス会　12月17日（日）

・ケーキ、クッキー作り

・クリスマスツリー、リース作り

・ゲーム大会 遊びのひろば 12月6日（水）、12月13日（水） 【田子西】 12月24日（日）

1月の活動

【新立野】

お茶会サロン　1月28日（日）

・ごはんつくり（おにぎり、豚汁）

・犬の置物作り（寄木細工）

・室内遊び（なんじゃもんじゃ）

遊びのひろば 1月10日（水）、1月17日（水）

【田子西】

遊びのひろば　1月28日（日

2月の活動

【新立野】

・お茶会サロン　2月11日（日）

・ごはんつくり（おにぎり、豚汁）

・陶芸の絵付け 遊びのひろば 2月14日（水）

【田子西】

遊びのひろば 2月4日（日）、2月25日（日）

3月の活動

【新立野】

・お茶会　3月21日（水）10:00～

・ごはんつくり（おにぎり、豚汁）

・陶芸のアクセサリー作り

・住民さん手作りの料理持ち込み 遊びのひろば　3月21日（水）15:00～

・公園、集会所を使っての外遊び

【田子西】

・遊びのひろば 3月4日（日）、3月25日（日）

活動の成果

定量的な成果

・助成期間内に新立野地区において遊びのひろば、お茶会サロンを31回開催してのべ780名が参加した

・新立野地区の復興住宅において子どもを見守るネットワークなどが30組構築される。

・団地会、自治連会、関係団体との打合せを24回、交流会・懇親会を4回実施した。

・田子西地区で遊び活動を15回、振り返り

・打合せを15回、計30回の活動実施した。子ども４１１名の参加があった。

・子どもの見守りや、遊びの肯定、おしゃべりするなど子どもと関わる大人が6名出来た。

・子どもを主としたワークショップ形式での実施には至らなかったが、「〇〇をしたい」などこの地域でやりたいことなど子どもが発言できる場となった。

直面している課題など

子どもを見守る存在となる大人自身が、まずは子どもと一緒にいることに負担なく、楽しんで居心地のよい場と感じられる環境づくりの工夫が必要と考えています。（それにより、子どもとの交流が増えると考えています）

寄付者へのメッセージ

今年度もご支援ありがとうございます。

震災から8年、多くの方が新しい土地での生活をはじめています。

まだまだ安定した生活の実現には至っていません。

この活動を通し、子どもがのびのびと地域で育ち、安心して過ごせる環境となるようお手伝いをしていきます。

また、我々の取り組みは単に被災地だけの問題ではないと考えています。

将来の日本社会を豊かに明るくするための試みとして社会に還元できるよう日々活動をしていきます。