2019年02月15日
学校ではできない社会体験の場をつくり、地元愛を深め、将来の石巻を担う人材を育成
様々な社会体験プログラムを通して石巻に戻りたい、残りたいと思えるように高校生世代の地元に対する意識を高める。
震災前より石巻の人口流出の問題はあったが、あまり深刻には捉えられていなかった。
震災以降、以前よりあった人口流出に拍車がかかり、さらに復興に必要な若い人材の流出が問題視されるようになった(高校生世代の75%が大学進学と同時に市外へ)。
石巻の若者の人口流出の課題に対して、学校ではできない社会体験の場をつくり、現在課題となっている地域活動における教員のマンパワー不足や学校と地域との繋がりの希薄化などを解消する。
また、地域の大人との繋がりや高校生自身が地域に対してできることを理解していく中で、地元愛を深め将来の石巻を担う人材を育成する。
・高校生の募集(パンフレットの配布・説明会の実施)
・大学向けプログラムの構築
・地元企業・生産者ヒアリング
・学校への営業(市内高校、県内大学へのヒアリング)
・大学生対象プログラムの企画に向けた情報収集
・カフェ、高校生百貨店実施内容詳細の決定
・大学向けプログラムの構築
・大学生インターンの募集
・カフェ、高校生百貨店前期のプログラム実施 開始
・大学生研修プログラムの構築
・高校生百貨店前期のプログラム実施
・仕事みち図鑑の実施を行い参加高校生の募集に繋げる
・函館での仕事みち図鑑実施
・高校生百貨店フィールドワーク
・前期高校生百貨店販売会
大学生研修プログラム実施
・大学生研修プログラム実施
・KAERU CAMPプログラム構築
・後期高校生百貨店の企画、プログラム構築
・高校生カフェが宮城水産高校とコラボし活動開始
・大学生インターンの募集
・KAERU CAMPの実施
・高校生百貨店後期プログラム実施開始
・高校生百貨店フィールドワーク
・インターン開始
・後半高校生百貨店販売会
・高校生百貨店フィールドワーク
・後半高校生百貨店販売会
・カフェプログラム成果発表、活動報告
・大学・企業に対するプログラム提案3件と実施1件
・各事業を通じて150人の生徒が参加する
学校へのアプローチが弱く、参加人数が多く確保できる学校内での授業の実施ができなかった。
2017年度に宮城県水産高校との繋がりができたので、そこから実績をつくり、今後の協働に繋げていく。
2017年度は高校生から「将来石巻で働きたい」「石巻のことを自慢できるようになった」など、とても嬉しい声が聞けました。
この助成金のおかげで、このような活動を続けられることが本当に嬉しいです。
ありがとうございます!!
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