2019年09月25日
震災後に増加をつづける不登校の子どもたちの居場所づくり
被災地の不登校の子どもたちが、家以外に時間を過ごせる場所、人との関わりの中で一歩踏み出す場所としてフリースクールを運営し、助成期間中に自治体との協働事業へ移行することで継続性のある事業となることを目指す。
宮城県では、震災後に不登校の子どもが増加し続けている。
当団体が2015年に開設したフリースクール(不登校の子どもの居場所)でも、震災によって生活困窮に陥った子ども、沿岸部から通ってくる子どもが増えている。
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:19回、延参加者数:87人
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:20回、延参加者数:85人
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:20回、延参加者数:73人
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:20回、延参加者数:79人
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:18回、延参加者数:91人
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:17回、延参加者数:102人
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:21回、延参加者数:117人
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:20回、延参加者数:130人
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:17回、延参加者数:138人
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:17回、延参加者数:147人
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:18回、延参加者数:151人
・フリースクールの運営(月~金)
・カンファレンス
活動回数:19回、延参加者数:179人
①(目標)子どもの参加者数30名以上
➡(結果)参加者人数35人目標達成
②(目標)各アンケートの肯定的な回答割合が60%以上
➡(結果)
・居場所としての認知(来るのが楽しみに感じた:61.5%、自分にとっての居場所だと感じた:69.2%)
・自己肯定感の向上(自分のことを否定せずに受け止めてもらえた:76.9%、自分のことが前より好きになった:38.5%)
・自己実現(自分が興味関心を持てることを考えるきっかけをつくってもらえた:61.5%、興味関心を持てることの実現をサポートしてもらえた:61.5%)
③(目標)自治体との協働事業化に向けた提案書ができている。
➡(結果)2019年度より、仙台市市民協働事業提案制度を活用し、協働することが決定。
④(目標)本助成以外からの当事業に係る資金調達額:3,953,000円
➡(結果)2018年度において、本助成の他に650万円を調達。
当法人の活動を寄付でお支えいただき、ありがとうございます。
震災との因果関係は必ずしも明確ではありませんが、仙台ではここ5年で不登校の児童数が1.5倍近くに急増しています。
私たちが関わっている中には、避難所の頃からの付き合いの子どももいます。
震災の影響はますます見えにくくなっている一方、確実に今の子どもたちにのしかかっていると感じます。
そういった見えにくさに対峙しながら、ご寄付のおかげで存続している子どもたちの居場所をこれからも続ける道筋を作っていきます。
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