子どもサポート基金 2018年度NPO法人子育て支援コミュニティプチママン

2019年10月01日

0508野菜の苗植え体験.JPG

福島の子どもたちの未来創造活動

県内の自然や資源、伝統工芸等を見学、企業のトップの話を聞いたり、農作業をする事で福島県の魅力を認識し、自ら魅力を発信する。子ども達が多年齢層と関わりをもちリーダーシップを発揮できる人材を育成する。

基本情報

活動期間
2018年4月1日~2019年3月31日(複数年助成3年目)
活動地域
福島県
支援人数
未就学児174名、小学生20名、中学生40名、高校生19名、その他保護者など116名
活動人数
団体スタッフ8名、ボランティア5名(延べ13名)
連携団体
  • ・郡山市(事業全体の後援)
  • ・福島県中小企業家同友会(事業全体の後援)
  • ・ベスト個別学院(事業全体の後援 他

写真

  • 1014須賀川絵のぼり絵付け体験.JPG
  • 0822内視鏡の体験が楽しかった.JPG
  • 1202未来をはぐくむシンポジウム.JPG
  • 1102さつまいも掘り.JPG

活動の背景・内容

活動の背景

福島県は中通り・浜通り・会津それぞれの地域に独自の文化と歴史があり、自然豊かで農業・漁業などの第一次産業、観光業が盛んな地域であった。

震災直後、産業・観光業などがストップし、福島県内は大きな打撃を受けた。東京電力の原発事故による放射能の不安から、子どもは県外避難や週末・長期休暇保養など普通ではない生活を強いられた。

現在は普通の生活に戻りつつあるが、避難した福島の子どもたちの苦悩の状況も報じられており、子どもたちの未来を守るための活動を行っている。

活動の内容

4月の活動

畑の手入れを実施

5月の活動

8日:野菜の苗植え

21日:さつまいもの苗植え

23日:プチっこくらぶ

6月の活動

13日プチっこくらぶ

7月の活動

11日:プチっこくらぶ

22日:三春町バスツアー

24日:じゃがいも堀り

25日:プチっこくらぶ

26日:流しそうめん

8月の活動

10日:流しそうめん

22日:奥羽大・企業を巡るバスツアー

29日:プチっこくらぶ

9月の活動

17日:ぶどう狩りバスツアー

12日:プチっこくらぶ

26日:プチっこくらぶ

10月の活動

10日:プチっこくらぶ

14日:須賀川市を巡るバスツアー

24日:プチっこくらぶ

11月の活動

2日:さつまいも掘り

14日:プチっこくらぶ

12月の活動

2日:~未来をはぐくむシンポジウム~夢への道しるべ

12日:プチっこくらぶ

22日:活動振り返り

1月の活動

23日:プチっこくらぶ

2月の活動

27日:プチっこくらぶ

3月の活動

13日:プチっこくらぶ

活動の成果

定量的な成果

①(目標)畑やミニ菜園、果樹園での親子での農作業や収穫を20回体験している。子どもが延べ100名参加している。

➡(結果)農作業や収穫体験を20回実施した。子どもの参加者数延べ157名。

②(目標)県内2地区(三春・須賀川)の歴史と産業・特産物などについて学ぶツアーを2階開催し、子ども延べ60名参加している。

➡(結果)県内の歴史と産業・特産物などを学ぶツアーを三春・須賀川の2地区で実施した。子どもの参加者数延べ32名。計画通りツアーを2回開催したが、子どもの参加者数は目標には達しなかった。

③(目標)郡山で活躍している企業から話を聞くツアーを1回開催し、子ども延べ30名参加している。

➡(結果)郡山の大学・企業の見学ツアーを1回開催、子どもの参加者数は19名。郡山で活躍している企業代表から話を聞くシンポジウムを1回開催、子どもの参加者数は20名。

④(目標)郡山の大学・企業の見学ツアーを1回開催、子どもの参加者数は19名。郡山で活躍している企業代表から話を聞くシンポジウムを1回開催、子どもの参加者数は20名。

➡(結果)今年度実施事業内で協力企業・団体が19集まり、19・20年度継続しての協力企業・団体が5集まった。

※一部のみ紹介

直面している課題など

中高生が対象のツアーやイベントを企画する際、各学校の講習や考査を考慮して日程を組むことが難しく、部活動をしている学生への声かけにも苦慮しました。

学校が積極的に生徒に声をかけてくださったところもありましたので、今年度は活動の意図を理解いただき、協力が得られる学校を更に増やしていけるよう広報活動にも力を入れていきたいと考えております。

寄付者へのメッセージ

福島は他被災県とは異なる復興の歩みをたどっており、支援側も支援される側も多種多様で細やかな配慮が必要です。

私達は、みなさまからの温かい気持ちを込めて、子ども達に寄り添い、成長を見守りながら未来を紡ぐ支援をしていきたいと思っております。

今後もどうぞ福島の子ども達を温かく見守ってくださいますようお願いいたします。

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