2019年09月27日
宮城県石巻市及び仙台市の復興住宅4地区での子どもを中心としたコミュニティ作り活動
復興住宅へ移転した地域住民と子どもたちが互いに見守り合う「子どもを中心においたコミュニティ」作りを行う。 子どもたちが安心して遊べる「遊びのひろば」とアートを活用したワークショップやお茶会を通して参加者の交流を深める。 活動は、初年度1か所から始め、5年後には4か所で行う予定。
震災から7年が過ぎ、(2018年度申請時点)石巻市・仙台市では復興公営住宅、戸建て住宅の建設、移転が進んでいる。新たな環境でのコミュニティ構築に向けて自治体、地域団体、市民活動団体が支援活動を行っているが、現状として子ども・大人のコミュニティ作りに対する意識は低く、子どもを見守るコミュニティはまだ形成おらず解決するために活動。
・仙台田子西地区 活動2回
・新立野地区 活動5回
【活動一例】
お花見会を実施。集会所で地域住民、子ども達とサンドイッチ作りを行い、神社の境内で新立野隣の地区、沖地区住民と交流しながら花見に参加した。
・仙台田子西地区 活動2回
・新立野地区 活動5回
【活動一例】
地域住民と外遊びを行う。集会所内でおにぎりづくりを行い、皆で外でおにぎりを食べながら交流を楽しむことができた
・仙台田子西地区 活動2回
・新立野地区 活動5回
【活動一例】
6月30日実施予定の流しそうめん用の竹割りを行う。余った竹で筒をつくり、公園内の水場で水の生き物を捕まえて入れて楽しむ姿が見られた。
・仙台田子西地区 活動2回
・新立野地区 活動5回
【活動一例】
縫物の活動を行う。地域住民が子どもに縫物の仕方を伝えながらやりとりを楽しむことができた。
・仙台田子西地区 活動4回
・新立野地区 活動3回
【活動一例】
8月24日開催予定ののぞみ野盆踊り大会で使用するどじょうを捕まえに、地域住民と子どもが一緒に近隣の田んぼ脇側溝へ行く。どじょう取りを地域住民と一緒に楽しむことができた。
・仙台田子西地区 活動2回
・新立野地区 活動4回
【活動一例】
地域食堂に参加。
・仙台田子西地区 活動2回
・新立野地区 活動6回
・上釜地区 活動5回
【活動一例】
集会所でさつま芋はんこ作りの制作活動を行った。
・仙台田子西地区 活動2回
・新立野地区 活動5回
・上釜地区 活動4回
【活動一例】
のぞみ野秋祭りにおいてにじいろクレヨンブース(焼き芋販売及び子ども出店)を出す。
焼き芋販売、子ども出店の活動を通じて地域住民同士をつなげることができた。
・仙台田子西地区 活動3回
・新立野地区 活動5回
・上釜地区 活動4回
【活動一例】
学校で紙飛行機大会1位になった子の提案で紙飛行機大会が始まった。地域の大人たちも本気になって紙飛行機をつくり、飛ばして楽しんでいた
・仙台田子西地区 活動2回
・新立野地区 活動5回
・上釜地区 活動4回
【活動一例】
もちを焼き、きなこもちや海苔もちを作って食べることを楽しんだ。
・仙台田子西地区 活動1回
・新立野地区 活動5回
・上釜地区 活動4回
【活動一例】
地域の方から豆菓子を頂いた。鬼を作った後に皆で豆まきを楽しんだ。その後に、地域の方と一緒にお茶を飲みながらおやつタイムをした。
・新立野地区 活動5回
【活動一例】
新型コロナウイルスの影響で本日より参加する子どもに同意書を保護者に記載してもらい事前の検温などをお願いし、活動時に手を消毒してもらう。集会所内においては活動前に事前に室内の消毒を行い、一時間ごとに換気を行う。活動後は家庭においてうがい・手洗いを徹底することを呼びかけた。
①パンフレット、ホームページのリニューアル
②地元新聞・広報紙への掲載
③プロモーションビデオの作成
④クラウドファンディング挑戦
①ノベルティグッズ作成
②イベント・ギャラリーでの販売
③ネットショップ立ち上げ
①(目標)4地区の復興住宅において遊びのひろばを44回開催し、820人以上が参加。
➡(結果)4地区において、遊びの広場を103回実施、2,379人参加した。
②(目標)4地区の復興住宅において子どもを見守るネットワークなどが50組構築される。
➡(結果)4地区において子どもを見守る大人や関わりが(新立野:20人、田子西こだま:18人、田子西中央:10人、上釜5人)構築された。
③(目標)団地会、自治連合会、関係団体との打合せを24回、連携団体との交流会を年5回開催する。
➡(結果)団地会、自治連合会、関係団体との打合せを45回実施した。連携団体との話す機会を年間5回設けることができた。
・HPにボランティア、募金案内ページ追加
・新デザイン名刺作成
・HPにクレジット決済導入
・にじいろステッカー作成(100枚)
・会報カラー200部、白黒780部送付
・みやぎチャレンジチラシ郵送200部
・寄付は件数、金額とも目標を大きく上回った
・ノベルティグッズの販売、ワークショップ開催は、回数を増やしたこともあり、目標金額を大幅に上回った。
・継続して活動に参加する子どもから「毎日やってほしい」という声があった。遊び場や集う場の価値(良さ)について再度子ども達や参加する大人の声をまとめていきたい。
・販売は資金調達だけでなく団体広報の側面を持つこと、また外部との連携が多かったため、それらが団体の活動や理念を広める機会へと繋がり、支援者が増えた。
・3月に活動を予定していた地域では、新型コロナウイルスの影響により活動を縮小、自粛している。当初の予定では、報告会(1年を子どもと大人が一緒に写真を見るなどして振り返る時間)や交流の機会を予定していたが実施には至らなかった。
4、5月も地域とのやりとり(電話、石巻市は訪問等)は行っているが、顔を合わせた形での実施は見合わせている状態。活動地域の学校休止中の子どもの様子などの情報を収集し、今年度の活動方法の見直しを図る必要性を感じている。
・賛助会員、寄付者についてはこれまでの支援者に頼っている部分もあるため、新規支援者、当事者意識を持った活動参加者・仲間を増やしていきたい。
今年度も、皆さまのご協力や応援もあり活動を継続することができました。今年度は特に、子ども達が地域活動を協力する一員になったりと、子ども達の成長とまわりの大人の子どもを見守る肯定的な姿を多く見られる一年となりました。2020年度も、遊び場活動として当初の形での実施は難しいスタートとなりましたが、柔軟に子ども達の安心安全の場づくりを考えていきたいと思います。ありがとうございました。
子どもサポート基金 2019年度 活動レポート一覧 子どもサポート基金 活動レポート一覧 活動レポート トップページ 子どもサポート基金 活動紹介