2020年09月20日
震災後に増加をつづける不登校の子どもたちの居場所づくり
被災地域の不登校や高校中退に陥った子どもたちが、家以外に時間を過ごせる場所、人との関わりの中で一歩踏み出す場所としてフリースクールを運営し、助成期間中に自治体との協働事業へ移行することで継続性のある事業となることを目指す。
宮城県では、震災後に不登校の子どもが増加し続けている。当団体が2015年に開設したフリースクール(不登校の子どもの居場所)でも、震災によって生活困窮に陥った子ども、沿岸部から通ってくる子どもが増えている。不登校の子どもたちの居場所作りや社会的な負担が増加する状況を解決する。
・避難訓練
・活動回数23回
・棚作り
・活動回数22回
・ゲーム大会
・活動回数25回
・ペットボトル風鈴作り
・話合い活動
・活動回数26回
・ゲーム大会
・フットサル大会
・話合い活動
・活動回数20回
・ボードゲーム大会
・活動回数26回
・だるまの絵付け体験
・ハロウィンパーティー
・活動回数27回
・名取サイクルスポーツセンター
・活動回数23回
・漫才体験
・クリスマスパーティー
・手作りお化け屋敷
・活動回数24回
・初詣
・正月遊び
・活動回数24回
・節分
・活動回数22回
・卒業・進級旅行
・分散会
・活動回数27回
①(目標)子どもの登録者数:60名
➡(結果)登録者数75
②(目標)居場所としての認知、自己肯定感、自己実現に関して、アンケートの肯定的な回答割合が70%以上
➡(結果)
・居場所としての認知 96.5%
・自己肯定感の向上 93.1%
・自己実現 75.8%
①延べ利用者数3000人の目標は未達に終わった。コロナ禍の4、5月の学校休校期間の利用者数が少なく、また、新規の登録者も年度の前半は伸び悩んだことが要因だと考えられる。
➡宮城県ではコロナウイルス感染者が増加しており、今後の展開も想像することは難しい状況ではあるが、これまでどおり消毒、検温、換気など感染対策に努めて運営していきたい。
当法人の活動をご寄付で支えていただきありがとうございます。震災との因果関係は明確ではありませんが、震災以降県内の不登校者数は増加しています。また、当法人が実施しているアンケートではコロナウイルスの影響で、不登校・行き渋りが増加しているという結果が出ています。いずれも見えにくさのある中での支援ではありますが、ご寄付のおかげで存続しているこの事業を、これからも子どもたちのために継続していきたいと思います。
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