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子どもサポート基金助成団体レポート

子どもサポート基金の助成先団体の活動レポートをご紹介しています。
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公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン

東日本大震災で被災した宮城県の不登校児のための学校外教育支援モデル事業
東日本大震災での被災により、不登校、発達障害等の課題が生じた子どもたちを対象に個別支援を行い、本事業をモデルに学校外教育費補助の制度化を目指す

基本情報

活動期間 2020年4月1日~2021年3月31日(複数年助成3年目)
活動地域 宮城県仙台市  
支援人数 合計24名(中学生24名)
活動人数 スタッフ4名、ボランティア延べ10名
連携団体 仙台市適応指導センター
仙台市児童相談所
特定非営利活動法人 アスイク 他

活動の背景/内容

活動の内容

学校外教育には公費負担がなく、低所得世帯かつ不登校の子どもは十分な教育を享受できていない。当法人による被災地調査では、震災後の困窮世帯の増加が確認されたほか、所得と不登校経験の負の連関も確認しており、貧困は不登校発生要因の1つになっている。このような状況が続くと子どもの将来にも影響を与え、貧困の再生産につながる危険性が高いと考えられるため、教育機会の保障が必要と考え支援。

活動の内容

4月の活動

4/1(月)2020年度クーポンでの利用開始
4/6(月)~4/30(木)初回面談調整期間
4/27(月)、4/29(水)、4/30(木)オンライン面談実施に向けた学生ボランティア向け事前練習会を実施

5月の活動

5/8(金)オンライン面談開始
5/13(水)アドバイザー会議を実施
5/21(木)学生ボランティア月次ケース会議を実施

6月の活動

6/3(水)アドバイザー会議を実施
6/18(木)学生ボランティア月次ケース会議を実施
6/24(水)、6/28(日)学生ボランティア定期研修を実施

7月の活動

7/5(日)学生ボランティア養成研修を実施
7/11(土)南会津町教育委員会スクールソーシャルワーカー(SSW)より利用申請書到着
7/15(水)NPO法人TEDICより利用申請書到着
7/16(木)学生ボランティア月次ケース会議を実施
7/28(火)南会津町教育委員会SSWより利用申請書到着

8月の活動

8/5(水)アドバイザー会議を実施
8/7(金)NPO法人アスイクより利用申請書到着
8/9(日)学生ボランティア定期研修を実施
8/13(木)仙台市適応指導センター経由で利用申請書到着
8/27(木)学生ボランティア月次ケース会議を実施

9月の活動

9/2(水)アドバイザー会議を実施
9/11(金)フリースクールビーンズふくしまより利用申請書到着
9/15(木)学生ボランティア月次ケース会議を実施
9/24(木)NPO法人TEDICより利用申請書到着
9/26(土)学生ボランティア定期研修を実施
9/30(水)NPO法人TEDICより利用申請書到着

10月の活動

10/1(木)南会津町教育委員会SSWより利用申請書到着
10/6(火)調査内容について検討①
10/7(水)仙台市児童相談所より利用申請書到着
10/12(月)NPO法人TEDICより利用申請書到着
10/19(月)NPO法人TEDICより利用申請書到着
10/25(日)NPO法人アスイクより利用申請書到着
10/28(水)、10/31(土)学生ボランティア定期研修を実施
10/29(木)寺子屋方丈舎より利用申請書(不備戻り)到着

11月の活動

11/6(金)調査内容について検討②
11/11(水)NPO法人アスイクより利用申請書到着
11/18(水)学生ボランティア月次ケース会議を実施
11/24(火)NPO法人アスイクより利用申請書到着
11/25(水)調査打ち合わせを実施

12月の活動

12/8(火)調査打ち合わせを実施
12/9(水)、12/12(土)学生ボランティア定期研修を実施
12/16(水)調査打ち合わせを実施
12/16(水)学生ボランティア月次ケース会議を実施
12/25(金)寺子屋方丈舎より利用申請書到着

1月の活動

1/5(火)ヒアリング調査①を実施
1/6(水)アドバイザー会議を実施
1/7(木)ヒアリング調査②を実施
1/20(水)学生ボランティア月次ケース会議を実施
1/21(木)学生リーダーケース会議を実施
1/28(木)ヒアリング調査③を実施

2月の活動

2/4(木)ヒアリング調査④を実施
2/17(水)学生ボランティア定期研修を実施
2/22(月)ヒアリング調査分析会議を実施
2/24(水)学生ボランティア月次ケース会議を実施

3月の活動

3/3(水)アドバイザー会議を実施
3/17(水)学生ボランティア月次ケース会議を実施

活動の成果

定量的な成果

①(目標)適応指導教室、スクールソーシャルワーカー等との連携を図る(5機関と連携し、20名の支援ができている状態)。
➡(結果)9機関と連携し、24名の支援ができている。

②(目標)不登校をはじめとした特別なニーズ対応が可能な教育事業者が12団体登録している。
➡(結果)16団体登録。

③(目標)政策提言準備が完了している(本モデル事業の成果・課題がまとまっている状態)。
➡(結果)関係機関にヒアリング調査を行い、事業の成果と課題をまとめたが、対象者調査の分析はできなかった。

直面している課題など

①関係機関にヒアリング調査を行ったが、対象者調査の分析はできなかった。
➡今後の制度設計に向けて、次年度以降は対象者調査の分析も行う。また、今後も定期的に関係機関にヒアリング調査を行い、連携強化とともに、調査の質向上を図る。

ご支援いただきありがとうございます。
このような支援があるお陰で新たな課題へのチャレンジができることに感謝しております。
被災地の子どもたちにとってより必要な制度となるよう、成果と課題を踏まえ、今後も改善をはかります。

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