2022年07月26日
仙台市内の集団移転地域及び現地再建地域における子育て・孫育て世代・子どもの居場所づくり
仙台市内の津波被災地区の児童・住民が多く移り住む地区において、被災家庭の子どもの居場所づくり、孫育て世代・子育て世代の横のつながりづくりを目的に屋外のオープンスペースで遊び場活動を行なう。
震災発生後、新たな住まいを得て暮らしは始めていても、復興格差、新たな地域での人間関係、孫を預けられ家に引きこもるようになった祖父母等、大人も様々な問題を抱えている。そのため地域で子ども達、子育て世代を見守り、育てる雰囲気にはなっていない。子どもが地域の中で育っていくためにも大人の問題や地域が抱えている問題を解決する必要がある(居場所のない子、関係の貧困、体験の貧困、また乳幼児の親の安心できる場の不足など)。
・活動展開に向けての準備としてヒアリングの実施
・地域連携団体との打合せ
・活動場所の選定
・広報物作成
・他団体と連携してのあそび場の実施
・地域連携団体との打合せ
・他団体と連携してのあそび場の実施
・他団体と連携してのあそび場
・夏休みの居場所づくりとしての活動
・他団体と連携してのあそび場
・あそび場・居場所づくりに関する相談
・遊び場の実施に向けた準備・現地踏査
・遊び場の実施
・他団体と連携した遊び場
・遊び場実施に向けた準備・現地踏査
・遊び場の実施
・他団体と連携した遊び場
・遊び場実施に向けた準備・現地踏査
・遊び場の実施)
・他団体と連携した遊び場
・遊び場実施に向けた準備・現地踏査
・遊び場の実施
・他団体と連携した遊び場
・遊び場の実施に向けた準備・現地踏査
・ホームページリニューアル作業
・新型コロナウイルス感染症の感染状況の急拡大を受け、あそび場は実施せず
・地域交流拠点「OpenVllgeノキシタ」乳幼児親子との公園利活用に関する意見交換会
・遊び場の実施
・団体と連携しての遊び場
・インターン受け入れ
①(目標)遊び場を3地区計36回開催し、1080人が参加している。
➡(結果)36回、714名。
コロナ禍で中止となった活動も多かったが回数の目標は達成できた。一方人数は、目標の2/3程度となった。
②(目標)3つの地区それぞれに運営にかかわる住民がいる。
➡(結果)3地区中2地区(六郷、田子西)で今後継続的に関わる住民・地域施設関係者の存在がある。
③(目標)3地区全てで3つ以上の団体・機関と連携している。
➡(結果)3つの地区中2地区で5つ以上の地域活動団体と連携している。残り1地区でも3団体と連携している。
④(目標)3つの地区それぞれで、住民が今後の運営についてイメージを持てている。
➡(結果)1つの地区では、地域施設の運営者が今後の継続的な場の展開に関してのイメージを共有している。他の2地区の住民等とも、遊び場実施の可能性について意見交換できている。
遊び場の運営に関心のある人は3地区それぞれにいるものの、2地区では自らが運営するというイメージを持てるまではいっていない。昨年度は、そもそも遊び場をなかなか継続実施できなかったため、イメージづくりをしにくい状況だった。
➡昨年度、「種まき」は進められたので、そこから出た芽が成長するよう、実際の遊び場の実施回数も増やし、その発信も行い、遊び場運営に関心を持つ人を増やしていく。
いつも活動を支えていただきありがとうございます。
震災から11年が経ち、ハード面の整備は十分に進みました。ですが、被災地域に暮らす人の心の面をみると1人ひとり大きく異なり支えの必要な家庭もあります。だからこそ、誰もが遊びに来られて子どもがのびのびと遊べる場、それぞれ自由に過ごす中で支え合うことにつながるような場が地域に必要だと感じています。これからも皆様のお力をお貸しください。よろしくお願いします。
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