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子どもサポート基金助成団体レポート

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特定非営利活動法人放課後こどもクラブBremen

区分②資金調達力強化・職員育成事業 組織運営に関わる事務関係の改善と資金調達力向上のために専任の職員を雇用し育成する。石巻市が将来、放課後児童健全育成事業を民間委託するのに備え(受け皿)となるべく、施設管理者と放課後児童支援員を育成する。
将来、放課後児童健全育成事業の民間委託化(受入児童増加等)に備えるには、施設管理者となる者と放課後児童支援員(有資格者)を育成する必要がある。 組織運営に関わる専任の事務員を雇用し、以下の対応を任せられるようにしたい。 ・予算策定、日々の出納・会計記帳、決算、労務・保険・税関係に対応できる。 ・これまであまり手がつけられていなかった寄附・クラウドファンディング等で資金調達の活動をする。

基本情報

活動期間 2021年4月1日~2022年3月31日(複数年助成1年目)
活動人数 スタッフ18名

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活動の背景/内容

活動の内容

従来は、理事長/副理事長/非常勤事務担当の3人にて最小限の事務対応を行ってきたが、スムーズにいかない場面が多々あったためこれを改善したい。
資金調達については、これまで補助金/助成金への依存度が大きかった。補助金/助成金は減少傾向であり安定的に得にくい資金源のため、寄附等を得られるようになっていきたいと考えている。

活動の内容

4月の活動

・事務の専任者、放課後児童支援者(いずれも常勤)を雇用
・事務担当者には、会計記帳の基礎的な研修を受講し、日々の出納に関する基礎的な知識を修得してもらう予定

5月の活動

・事務担当者のOJTによる実務修得を推進
・補助金の申請、報告関係
・対外折衝関係

6月の活動

・事務担当者のOJTによる実務修得を推進
・放課後子ども教室・野外体験活動などに関わる事務
・補助金/助成金の報告のための記録等整備

7月の活動

・事務担当者のOJTによる実務修得を推進
・補助金/助成金の報告のための記録等整備
・ホームページ作成の基礎知識

8月の活動

・事務担当者のOJTによる実務修得を推進
・補助金/助成金の中間報告のためのまとめ方
・支援者へのお礼対応

9月の活動

・事務担当者のOJTによる実務修得を推進
・クラウドファンディングの実施補助
・ホームページの改修補助

10月の活動

・事務担当者退職による新規雇用、OJTによる実務修得を推進
・補助金/助成金の中間報告対応
・人材育成研修会の開催

11月の活動

・事務担当者のOJTによる実務修得を推進
・ファンドレイジング連続講座受講
・ホームページのメンテナンス

12月の活動

・事務担当者のOJTによる実務修得を推進
・赤い羽根共同募金活動実施
・ファンドレイジング連続講座受講

1月の活動

・事務担当者のOJTによる実務修得を推進
・赤い羽根共同募金活動実施
・ファンドレイジング連続講座受講

2月の活動

・事務担当者のOJTによる実務修得を推進
・赤い羽根共同募金活動実施
・クラウドファンディングの実施補助

3月の活動

・事務担当者のOJTによる実務修得を推進
・補助金/助成金の報告のためのまとめ方
・クラウドファンディングの実施補助

活動の成果

定量的な成果

①(目標)HPを改修し、アクセス数2,000PV/年、寄付/賛助会費/マンスリーサポート会費の合計:80万円/年
➡(結果)HPの全面改修完了。寄付/賛助会費収集のページ等を大幅に改善。アクセス数をモニタした。9月22日にリニューアル後、2022年3月末までのアクセス数は6,851PVとなった。寄附額は約40万円と前年度の2倍近くになった。

②(目標)Bremen活動紹介パンフレットを作成・配布を行い、地域住民・企業からの募金額(寄付・賛助会費合計) 20万円/年
➡(結果)2022年5月の当団体活動開始10周年にあわせて小冊子を作成した。翌年度以降募金が増えていく兆候が見られる。

③(目標)石巻市からの公募(プロポーザル方式)に応じ、2022年度から受託できるよう企画・提案。予算の確保、施設の確保準備(必要な契約等)。受入児童数は現状維持。
➡(結果)石巻市の計画に応じる形で対応していく予定。まず令和4年度役務提供競争入札参加資格の承認を取得した。委託を先行する他団体、今後 委託を受けていく団体との良い関係はできている。

直面している課題など

・資金調達のノウハウがそもそも無く、その方向性での活動経験が無かったところで苦戦している面があるが、外部機関主催の研修会へ職員を参加させるだけでなく、人脈を構築する機会を多く設けることでノウハウ習得を図っていく。

放課後児童支援職員に対しては、多忙のため能力向上の機会や指導等の時間がなかなか持てないが、外部機関実施の研修への参加、職員会議などでの情報共有の他、OJTの工夫やマニュアル化を進める。

ご支援ありがとうございます。さまざまな事情を抱えたお子さんを、放課後まるごとお預かりし日常的に見ることで、ご家庭ごとの個別的な事情にきめ細かく対応することができます。いじめが大きくなったり不登校になってからなんとかするのではなく、日々の生活の様子から予防的に関わることができるのが放課後児童クラブの強みです。皆様のおかげで、キメの細かい運営を継続して、そしてますます充実させて推進できることに感謝です。

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