2022年09月21日
双葉郡の高校生のための学校支援、放課後居場所・学び場支援活動(双葉みらいラボ)
学校併設型放課後拠点を中心に、①放課後の学習支援・②対話によるキャリア学習支援・③個々に応じた探究学習支援(授業内のコーディネートやメンター)を実施します
双葉郡は震災と原発事故により甚大な被害を受け、いまもなお、多くの子どもたちが避難生活を余儀なくされています。双葉郡にあった5つの高校は休校し、現在は「県立ふたば未来学園高等学校」のみの設置となっています。ここには、故郷で学びたいという想いを持った生徒が通う一方、避難で転校を繰り返し、大きな喪失経験の中、不登校になったり、学習に大幅な遅れがでたり、自信を持てずにいたりする生徒も通っています。本活動ではm震災によって大きな喪失経験を持った子どもたち523人のための放課後の居場所、学び場の確保および震災の影響下で生まれ育っても”未来は創り出せる”とふたば未来学園に通う子どもたちが信じることができる教育環境を整備します。
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:18日
・来館人数:高校生 686人、中学生 235人、地域の方の利用人数: 40人、卒業生ボランティア・インターン人数:1人
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:18日
・来館人数:高校生 920人、中学生 283人、地域の方の利用人数:45人、卒業生ボランティア・
インターン人数:2人
●探究授業への全班へのメンター配置
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:22日
・来館人数:高校生 664人、中学生 244人、地域の方の利用人数:45人、卒業生ボランティア・
インターン人数:6人
●探究授業への全班へのメンター配置
●前期中間考査期間放課後学習支援の実施(令和3年6月1日~6月10日)
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:18日
・来館人数:高校生 857人、中学生 226人、地域の方の利用人数:32人、卒業生ボランティア・
インターン人数:1人
●探究授業への全班へのメンター配置
●前期中間考査における成績不振者学習会の実施
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:15日
・来館人数:高校生 339人、中学生 84人、地域の方の利用人数:19人、卒業生ボランティア・
インターン人数:6人
●探究授業への全班へのメンター配置
●前期中間考査における成績不振者学習会の実施
●前期期末考査期間放課後学習支援の実施(8月24日~9月9日)
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:16日
・来館人数:高校生 418人、中学生 105人、地域の方の利用人数:19人、卒業生ボランティア・インターン人数:1人
●探究授業への全班へのメンター配置
●3学年探究学習の最終発表会の支援
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:20日
・来館人数:高校生 593人、中学生 108人、地域の方の利用人数:26人、卒業生ボランティア・
インターン人数:7人
●探究授業への全班へのメンター配置
●高校2学年の探究プレ発表会の支援
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:20日
・来館人数:高校生 479人、中学生 178人、地域の方の利用人数:17人、卒業生ボランティア・
インターン人数:0人
●探究授業への全班へのメンター配置
●後期中間考査期間放課後学習支援の実施(11月2日~11月11日)
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:20日
・来館人数:高校生 556人、中学生 213人、地域の方の利用人数:22人、卒業生ボランティア・
インターン人数:2人
●探究授業への全班へのメンター配置
●後期中間考査における成績不振者学習会の実施
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:9日
・来館人数:高校生131人、中学生 56人、地域の方の利用人数:12人、卒業生ボランティア・
インターン人数:5人
●探究授業への全班へのメンター配置
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:17日
・来館人数:高校生132人、中学生 25人、地域の方の利用人数:11人、卒業生ボランティア・
インターン人数:10人
●探究授業への全班へのメンター配置
●コラボ・スクール「双葉みらいラボ」の運営(学習支援、キャリア学習支援、探究学習支援)
・開館日数:10日
・来館人数:高校生92人、中学生 42人、地域の方の利用人数:9人、卒業生ボランティア・
インターン人数:5人
●探究授業への全班へのメンター配置
①(目標)年4回全ての考査期間における学習支援を実施し、延べ2,000人の生徒が利用。
➡(結果)3回の考査期間における学習支援を実施し、延べ1,461人の生徒が利用した(新型コロナウイルスの影響により年4回のうち1回は中止)。
②(目標)コラボ・スクール双葉みらいラボを、延べ8,400人の生徒が利用。
➡(結果)コラボ・スクール双葉みらいラボを延べ7,666人(高校生5,864人/中学生1,802人)の生徒が利用した(年度内における2度の休校期間では、対象生徒を絞ったオンラインでの開館により、来館人数が減少)。
③(目標)コラボ・スクール双葉みらいラボを、延べ144人の地域の方が利用。
➡(結果)コラボ・スクール双葉みらいラボを、延べ199人の地域の方が利用。
④(目標)コラボ・スクール双葉みらいラボのボランティアに、延べ18人のふたば未来学園高校卒業生が参加している
➡(結果)コラボ・スクール双葉みらいラボのボランティアに、延べ46人(オフライン:14人、オンライン:32人)のふたば未来学園高校卒業生が参加。
新型コロナウイルス感染症の影響により、予定通りのプログラムが実施できない状況や、地域の人の来館、現地ボランティアの参加にも制限を設けている状況。
オンライン活用の体制が整ってきた中で、日本各地にいる多様な人々がオンラインによって生徒とつながる体制が出来つつあるが、新型コロナウイルス感染症の影響も弱まりつつある今、オンラインとオフラインを組み合わせて新しい支援体制の構築が喫緊の課題となっている。
いつも温かいご支援をありがとうございます。
この1年間は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、2度の臨時休校に見舞われるなど、活動に制限がかかる時期も多くなり、昨年度に引き続き、生徒たちにとってもストレスを抱える期間となったが、オンラインの学習環境も整いつつあり、オンラインを通した新しい取り組みの事例も数多く見られた1年間となった。
前向きに学校生活を送る生徒も増え、みらいラボは生徒たちにとっての挑戦を支える場になっておいます。今後ともご支援よろしくお願いいたします。
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