活動レポート ~活動実績のご紹介~
子どもサポート基金助成団体レポート
子どもサポート基金の助成先団体の活動レポートをご紹介しています。
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株式会社チャイルド工房
- 訪問型保育事業所(Petit Ange)開設と在宅ワークの保護者が利用できる託児所
- 震災後から変化する様々な働き方に対応するため、個別で預かりが必要な家族のための訪問型保育事業所開設と、保育園の入園優先順位が低い在宅ワークの保護者でも託児所を利用可能にし、テレワークなど隣部屋でも仕事ができるようなスペースの提供も行う
基本情報
活動期間 | 2021年4月1日~2022年3月31日(複数年助成2018年度4年目、複数年助成2021年1年目) |
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活動地域 | 宮城県石巻市、仙台市 |
支援人数 | 4名(未就学児3名、小学生1名) |
活動人数 | スタッフ7名、ボランティアのべ8名 |
連携団体 | 東部保健福祉事務所 石巻市産業推進課 石巻市子ども支援課 |
写真
活動の背景/内容
生活を守るため、共働きの家庭も増加しています。子育ても震災で被災し家族がバラバラに住むケースも見られ、震災前とは違い核家族で孤立、新型コロナウィルスの影響も受けはじめています。
今から必要なのは子どもを通して育児している保護者も含めての支援が必要です。
4月の活動
・4月1日~パート3名雇用開始(保育士2名・保育兼事務1名)
・4月5日 東部保健福祉事務所と相談、打ち合わせ
・4月28日 プレスリリース、同日、石巻かほく取材
5月の活動
・5月1日~チラシ配布・石巻市役所・各支所
・5月13日 石巻ラジオ取材
・5月17日 保育士求人開始
・5月19日 開設届提出
・ツイッター開始(託児所情報も含む)
6月の活動
・6月1日~チラシ配布・カルチャーセンター他
・6月10日 子育て支援課・開設、内容等説明、子育て支援センター等に情報共有・チラシ配送依頼
・6月17日 健康推進課・開設、内容説明、産後ケア事業の保健師さんに情報提供
・6月21日 産業推進課打ち合わせ
・6月28日 産業推進課さんからのご紹介でNPO法人ベビースマイルさま代表と打ち合わせ
7月の活動
・7月5日 福祉事務所打ち合わせ
・7月7日 子育て支援課打ち合わせ
・7月12日 産業推進課打ち合わせ
・7月20日 NPO法人ベビースマイル様訪問
8月の活動
・8月2日 産業推進課へ相談
・8月4日~ 随時チラシ配布
・8月23日 東部保健福祉事務所へ相談
・8月23日 保育士見学
9月の活動
・9月8日 子ども支援課より相談あり
・9月10日 面接
・9月15日 職員1名雇用
・9月20日~ 仙台で活動を始めるための準備
10月の活動
・10月6日 HP作成依頼・打ち合わせ
・10月8日~求人開始
11月の活動
・11月 3日~ チラシ製作(仙台)
・11月12日 広告掲載打ち合わせ
・11月14日 保育士面接
・11月15日・22日・29日 HP操作マニュアル説明
12月の活動
・12月 6日~ 仙台市内チラシ配布開始
・HP公開開始
・HP予約開始
・キャッシュレス決済導入準備
・広告掲載打ち合わせ
・12月29日 保育士面接
1月の活動
・1月 5日~ 仕事初め
のびすく仙台5施設設置
市内遊具施設・美容室など店をまわり設置中
若林区・宮城野の新興住宅地にチラシポスティング中
子育て情報誌:ままぱれ1月号に広告掲載中
・1月13日 保育士1名雇用開始
2月の活動
・2月 1日~ 若林区・青葉区住宅地にチラシポスティング中
石巻市内はチラシが無くなったと1件連絡があったので、再度回って設置中。
子育て情報誌:ままぱれ3月号に広告掲載中
3月の活動
・3月 1日~ 若林区・青葉区住宅地にチラシポスティング中
子育て情報誌 ままぱれ3月号に広告掲載中
・3月18日・23日・25日・28日・30日・31日 訪問型保育実施
定量的な成果
①(目標)在宅ワーク等で個別の預かりが必要な世帯の把握・情報提供
➡(結果)現在までのプチアンジュ利用者や児童施設にチラシ配布、新聞掲載、ラジオ出演、子育て支援NPOや、石巻市役所の各課に情報提供。
②(目標)在宅で子育てしている家庭の育児サポート
➡(結果)保育士またはチャイルドマインダーの雇用。訪問型保育またはそれに関る予約管理・経理等の事務・保育補助に従事。
③(目標)居宅訪問型保育事業の開設・運営
➡(結果)5月に開設。
④(目標)在宅ワークの保護者が利用可能なフリースペースの整備・開設。コロナ禍で中止していたこどもからだあそび塾のイベントを再開し、利用者を増やす
➡(結果)フリースペース開設。緊急事態宣言が出るなど新型コロナウィルスの感染拡大でイベントは始められずにいる。
直面している課題など
子育てセンター・児童館・保育所・幼稚園等子どもが集まる場所に情報提供してきたが、あまり反応が見られなかった。提供先が間違っているのかもしれないので、見直しが必要。
➡基金担当の方ともお話をして、子どもが集まる場所ではなく、働いている親がいる企業側に向けてみるのもいいというアイデアを頂き、実行中。
ご支援いただきありがとうございます。
活動している側も被災者で、家族を亡くし家を流されています。時々思い出すとくじけそうな時もありますが、利用してくれた子ども達の笑顔を見ると活動していてよかったと日々感じています。それもご支援して下さっている方々があってのことです。活動することで被災者としての自分達も救われ、その笑顔は繋がっているんだと感じています。今後も子ども達とご支援して下さっている方々の思いのために活動頑張ります。