活動レポート ~活動実績のご紹介~

子どもサポート基金助成団体レポート

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気仙沼子育てコレクティブインパクトプラットフォーム「コソダテノミカタ」

気仙沼地区の子育てコミュニティ復興及び遊び場づくりのための協働事業
気仙沼市の子育て支援団体と行政が連携し、包括的な子育てコミュニティを創造する。各支援団体が自ら価値を発信し、自立に向け成長し、多種多様な居場所が継続する仕組みを作り、持続可能なまちづくりを目指す。

基本情報

活動期間 2021年4月1日~2022年3月31日(複数年助成2018年度4年目、複数年助成2021年1年目)
支援人数 7,160名(未就学児3,179名、年長~小学生1,058名、その他2,923名)
活動人数 スタッフ12名、ボランティア延べ16名名
連携団体 市内子ども子育て支援団体 他

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活動の背景/内容

活動の内容

気仙沼市は3世代世帯が多く、地域コミュニティも盛んで、助け合いながら子育てができる町であったが、震災により、核家族化が進んだことで、子育てを取り巻く環境は大きく変容した。こうした状況の中、震災後の社会的緊急度の高さから復興予算で、子育て環境を改善しようとする市民活動が活発になったが、震災から10年が経過し、予算が削られ、活動の中止を余儀なくされたことから、現状解決のため連携事業実施に至った。

活動の内容

4月の活動

・個別伴走支援の実施:計10回
・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計1回
・連携プロジェクトに関する活動実施 計1回(3/31 子どもサポート基金についてオンラインミーティング)
・事務局定例ミーティング実施:計4回
・市役所との連携、気仙沼市子ども家庭課ミーティング実施:計1回

5月の活動

・個別伴走支援の実施:計4回
・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計1回
・連携プロジェクトに関する活動実施:計9回
・事務局定例ミーティング実施:計4回

6月の活動

・個別伴走支援の実施:計5回
・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計1回
・連携プロジェクトに関する活動実施:計3回
・事務局定例ミーティング実施:計4回
・気仙沼市子ども家庭課ミーティング実施:計4回

7月の活動

・個別伴走支援の実施:計6回
・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計1回
・連携プロジェクトに関する活動実施:計5回
・事務局定例ミーティング実施:計5回
・気仙沼市子ども家庭課ミーティング実施:計2回

8月の活動

・個別伴走支援の実施:計5回
・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計1回
・連携プロジェクトに関する活動実施 計11回
・事務局定例ミーティング実施:計4回 
・気仙沼市子ども家庭課ミーティング実施:計1回(26日)

9月の活動

・個別伴走支援の実施:計4回
・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計2回
・連携プロジェクトに関する活動実施:計11回
→気仙沼市内の子ども・子育て支援団体及び市内児童館(5箇所)との座談会
 開催 9/29 13:00~15:30
・事務局定例ミーティング実施:計3回
・気仙沼市子ども家庭課ミーティング実施:計2回

10月の活動

・個別伴走支援の実施 計8回
・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計1回
・連携プロジェクトに関する活動実施 計15回
・調査研究事業:計3回
・事務局定例ミーティング実施:計5回 
・下半期予算ミーティング実施:計1回
・東日本復興財団中間監査 26日

11月の活動

・個別伴走支援の実施:計3回
・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計2回
・連携プロジェクトに関する活動実施:計13回
・調査研究事業:計5回
・事務局定例ミーティング実施:計4回

12月の活動

・個別伴走支援の実施:計2回
・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計4回
・連携プロジェクトに関する活動実施 計24回
・調査研究事業:計4回
・事務局定例ミーティング実施:計4回

1月の活動

・個別伴走支援の実施:計2回
・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計1回
・連携プロジェクトに関する活動実施:計14回
・調査研究事業:計3回
・事務局定例ミーティング実施:計4回

2月の活動

・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計2回
・連携プロジェクトに関する活動実施:計13回
・調査研究事業:計3回
・事務局定例ミーティング実施:計4回

3月の活動

・個別伴走支援の実施 計4回
・各支援団体活動:各団体各々に活動実施、子育て団体連携企画実施:計1回
・連携プロジェクトに関する活動実施 計16回
・調査研究事業ミーティング:約16回
・事務局定例ミーティング実施:計4回

活動の成果

定量的な成果(一部)

①(目標)課題解決事業の開始報告書完成
➡(結果)研究会議34回開催。ジャーナル論文投稿。気仙沼市における子育ての課題を研究的なアプローチから深掘りすることができ、次年度の活動に繋げる礎となった。

②(目標)一時預かり事業:900名 屋外活用事業:90組、助産院事業:150名、コミュニティ形成事業:1,500組、カフェ事業:450組、課題解決事業:50名
➡(結果)一時預かり事業:1187名、屋外活用事業:730組、助産院事業:198名、コミュニティ形成事業:1320組、カフェ事業:701組(内 課題解決事業:子ども食堂101人)、出張託児事業:173名。
コロナの影響を受けて臨時休業やイベント等の中止があった。6事業中5事業の目標を達成。
コミュニティ形成事業は目標に届かずではあったが毎月安定した利用があった。転勤者世帯の減少や母親の職場復帰が早まっている等の要因が考えられる。

直面している課題など

(フェス開催について)
コロナウイルスの影響で延期としたミーティングやイベントがあり予定がずれ込んだ。
➡複数回に分け少人数で行う/オフライン開催イベントだけではなく企画段階からオンラインや非接触型イベントの開催を検討する。

(コミュニティ形成事業について)
コロナウイルスの影響と併せて、従来まで利用が多かった転勤等での転入者世帯の減少や母親の職場復帰が早まっている等の理由が考えられる。
➡0歳児を持つ母親や転入してきた母親に確実に施設情報が届くよう母子手帳手続きを行う子育て包括支援センターや転入奥様講座を開催している気仙沼中央公民館とのさらなる連携を視野に入れる。

1年間、各子育て支援団体の継続と連携事業運営に助成頂いたことで官民連携事業のさらなる推進を行うことが出来ました。その結果、市内で赤ちゃんが誕生したすべての世帯を対象に気仙沼市から贈られる「誕生祝金」郵送の際に民間子育て支援団体の情報をまとめたパンフレットを同封出来ることになりました。また民間と行政の職員同士が繋がることで自施設の利用者ママへ他施設の支援活動を紹介し、繋げることが出来るようになりました。

民間子育て支援団体として“子育て世帯へ取りこぼし無く情報を届ける”ことが課題の一つではありましたが官民連携することで今まで情報が届かなかった子育て世帯へ支援を届けられると感じています。今後も地域の子育て世帯へ取りこぼし無く支援活動を届けていきたいと思います。ありがとうございました。

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